猫好きの私。
タイトルと、レトロな絵に惹かれて、読み始めたのですが
100まんびきどころではない、1兆びきの猫が集まる丘の絵が
猫ちゃんで埋め尽くされていて、まさに圧巻でした。
ところが、1匹だけ連れて帰る予定が、どの猫も可愛くて、結局
全部の猫を連れて帰ってしまうおじいさん。
でも、とてもではないけど
そんなに沢山の猫を家で飼うことは出来なくて
家で、二人悩む、おじいさんとおばあさんですが
ある時シーンとなり
不思議に思って、外に出てみると猫が居なくなってしまって
そんな時に言った、ほのぼのとした、おじいさんの
「たべっこしちゃったのかねえ」の一言に
かなりの衝撃が走りました。
え〜〜〜!!!
最終的には、謙虚な猫ちゃんを引き取るのですが・・・
どうしても、1兆匹の猫が、たべっこしているシーンが
(絵本の中には出てきません)
頭をグルグルよぎって
色んな意味で印象的な一冊になりました。
子供達は、そんなに怖がらずに聞いていたようです。