冷蔵庫の中や、部屋の片隅で忘れられてしまった野菜たち。しなびて腐って、悲しかったり腹が立ったり。みんなで「めぐまれないやさいのあつまり」に向います。そこで待っていたのはみみず和尚とダンゴムシ小僧。野菜たちの運命は…?
だめになりかけた野菜たちがリアルです。キュウリをしなびさせたり、油断してカボチャを腐らせてしまったことを思いだし、反省しきり。
野菜たちの生まれ変わる様子が鮮やかで、この本を元に子ども達とコンポストや土についてのお話をするのもいいな、と思いました。「ねもはもある」おまけも、よいです。