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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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おおきな きが ほしい」 アダム&デヴさんの声

おおきな きが ほしい 作:佐藤 さとる
絵:村上 勉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1971年01月
ISBN:9784033301501
評価スコア 4.82
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  • 子どもの夢に共感そして受容

     かおるくんの家の庭は狭く、ちっぽけな木が三本。
     庭をながめつつ、かおるくん、おおきな木が欲しくなります。
     かおるくんの想像する木は、自然との共生を実現する素晴らしいもの。
     想像の設計図を描き上げ、おとうさんに話したら、おとうさんも共感してくれて木を植えることになります。
     かおるくんの大きな木への憧れと夢が、どこまでも限りなく具体的で、読者を引き込みます。
     春夏秋冬、そこで暮らす生活を思い描くページも美しい。
     右横開きで始まり、想像の木を描くページは縦開きで工夫されています。
     とてもステキだと思ったのは、かおるくんの話を両親が聞いてその憧れ(夢)を一蹴せず、受け入れ理解している姿勢です。
    こんな、受けとめ方ができる両親だから、かおるくんのイマジネーションの世界は、深く広がっていけるのでしょう。
     扉絵の、星空の下、大きな木の上のかおるくんの家が美しく、あの植えた木で、かおるくんが作ったものかしらと読み返し思いました。
     見返しを息子は見直して、大きな木で作ったったかおるくんワールドの設計図を楽しんでいました。特に、ほらあな(木の中の空洞部分)の中のはしごが気に入っていました。

    投稿日:2009/09/23

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