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ひととき

その他の方・30代・千葉県

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ひとこと
絵本選びは複雑です。
私は「絵」を重視。その上、けっこう好き嫌いがあるみたい。
でも子どもの感覚ではないようで、子ども達の選び方には驚かされています。
けれど、納得できない絵本は買いたくないし(絵本はけっして安くない)、だからといって子どもの感性も大事にしたい。
自分も子供の頃があったのに、その感覚を忘れてしまっていて、子どもたちと日々格闘です(笑)

ひとときさんの声

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なかなかよいと思う 好きなことがすごいこと  投稿日:2006/03/17
ライオンのよいいちにち
ライオンのよいいちにち 作・絵: あべ 弘士
出版社: 佼成出版社
この絵本の内容は「日本のお父さん」のようです。
子どもを連れて散歩に出かければ出会う動物達に
「うらやましいわ」「子守かい」「感心ね」と繰り替えされる。
ただただ好きなことをしているだけなのに。

でも、現実にお父さんがお散歩していると、やっぱり公園とかで言われますよねぇ。

後半は、サルの演奏を聞きながら周りを眺めて一句。
この句がなかなかイケています。
ついでに読んでる私も一句(笑)

広いところでのんびりと、とても気持ちがよさそうです。

句のわかる長女は、ちょこっと適当に一句作ったり、
次女はライオンの子ども達を追いかけていました。

そして途中気になるページが。
なぜか一匹子どもが多いところがあるんですねぇ。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う ちょっと怖い?  投稿日:2006/03/17
三びきのコブタのほんとうの話
三びきのコブタのほんとうの話 作: ジョン・シェスカ
絵: レイン・スミス
訳: いくしま さちこ

出版社: 岩波書店
かの有名な「三びきのこぶた」のパロディです。
「ほんとうの話」となっているのに騙されて、長女は「本当に本当なの?」と悩んでいました。

実はおばあちゃん思いの優しいオオカミ。
バースディケーキを作るのに、砂糖がなくなって
近所のコブタの家にもらいにいったら、
大きなくしゃみがでて家が吹き飛んでしまった。
その家の下敷きになったコブタが死んでしまったので、
ごちそうを目の前にいただいてしまったオオカミ。
けっして食べようとしたらからではないのです。
でも警察はちっとも信じてくれない・・・。

現代っぽくリアルでちょっとオシャレな絵なのですが、
コブタが死んでしまったオオカミのセリフが
長女には怖かったようで、一度で読み聞かせは終了でした。
福音館書店の「三びきのこぶた」しか読んでいないので、
食べられてしまったことは知っていても、
ひっくりかえったコブタのシーンは怖かったようです。
最後のブタ(レンガの家)の絵も怖かったですが・・・。

基本の「三びきのこぶた」を読んでからこれを読むと、
高学年にはしゃれていて面白いと思います。
小さい子にはちょっとむかないかな。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい はまります  投稿日:2006/03/14
イソップものがたり
イソップものがたり 作: 杉山 亮
絵: 佐々木 マキ

出版社: フレーベル館
子どもだけでなく、大人もはまって夢中になります。
わざと間違えてみたりすると大爆笑。
1人でも、2人でも、それ以上でも。
親子、きょうだい、友だち同士、
絵本をかこんで、わいわい楽しく声に出して遊べます。

子どもはけっこう正確な話を知らないので、間違ってばかり。
そのたびに戻ってはまた行き止まりの繰り返しです。
ゴールについた時の達成感はたまらない。
けれど間違ったお話も面白くて、もう一度最初から違った道をたどってみたり。

この「イソップものがたり」は一つ一つが短いので、
見開き分でことたります。
だから、初めてやるにはちょうどいいと思います。

面白くなると、もっと長いお話を・・・ということになって、
他のシリーズもより楽しめるのではないかと思います。

長女は最初からはまりまくりで、何度も繰り返し挑戦しています。
お話も覚えて、倍楽しい絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい まずは興味から  投稿日:2006/03/14
せかいのひとびと
せかいのひとびと 作・絵: ピーター・スピア
訳: 松川 真弓

出版社: 評論社
「世界」というものに興味を抱いてから、読むというよりは見るといことでこの絵本を選びました。

世界中の人が、服が、生活が、言葉が、とてもわかりやすく、整頓されて描かれています。

実際にどこにあるのかもわからなくても、「こんなところもあるんだ」「ここにいってみたい」「これ、やってみたい」「食べてみたい」など、色々と感じるところがあります。

国が違っても、やっていることは一緒。
けれど、感じることやできることは違う。
違うからこそ面白い。
違っていることが素敵。
どこから読んでも、どこをとっても楽しめる絵本です。

大人も知らないことがたくさんある。
だからこそ、ぜひ子どもと一緒に旅をしてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい えっ?! と驚く  投稿日:2006/03/14
スーザンはね……
スーザンはね…… 作: ジーン・ウィリス
絵: トニー・ロス
訳: もりかわみわ

出版社: 評論社
障害絵本です。
でも、最後の最後までそんなことわかりません。
スーザンが普段は車椅子に乗って生活しているなんて。

表紙は、スーザンがシーソーにのっています。
笑ったり、歌ったり、泳ぐことも出来るし、馬にも乗る。
いたずらもするし、勉強が間違って泣くこともある。
夜に寂しくなれば、抱っこしてもらってお話をきく。
普段の子どもと変わらない生活です。

スーザンの普段の生活をつづった絵本なんだな・・・
と思っていたら、最後のページで車椅子に乗っている姿が。
そう思ってページを戻ると、確かに足に力がない。
でも、まったく気づきません。

「スーザンはね、どんなときも ずっとスーザン!
「あなたもね、いつだって ずっとあなた!」
そのままの、でもとっても深い文です。

考える絵本ではありません。
でも、きっと何か感じさせてくれる、そんな絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 作って食べたい絵本  投稿日:2006/03/13
チップとチョコのおつかい
チップとチョコのおつかい 作・絵: どい かや
出版社: 文溪堂
子犬のきょうだい、チップとチョコシリーズの第2弾です。
お母さんにおつかいを頼まれて、いちごジャムのサンドイッチの材料を買いにいくお話です。

おつかいという大好きな楽しい題材。
おつかい先の楽しいお店の中。
おつかいした美味しそうな中身。
お母さんと一緒に作って食べるサンドイッチ。

どれをとっても、子どもにとっての楽しみがつまった絵本です。

お店と畑の中は楽しそうで、あれこれ見ちゃうし、
いちごを食べたくなって、思わず食べ始めてしまうきょうだいに、
子どもたちは「ああ〜、なくなっちゃうよ〜」とハラハラ。
お母さんが迎えに来た時は、一緒に涙がこぼれてしまいそうでした。

最後にお母さんと一緒に作る「いちごサンド」と「いちごいりパンプティング」は、それぞれ作り方が書いてあって、
もちろん子どもたちは読み終わった後に作りたがり、
それからしばらくブームでした。

いちご1つぶで、2度も3度もおいしい絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う とにかく愛らしい  投稿日:2006/03/13
みけねこキャラコ
みけねこキャラコ 作・絵: どい かや
出版社: 偕成社
どいかやさんの猫の絵本は大好きです。
どれも皆とても可愛らしいし、愛らしい。
この絵本もそのうちの一冊です。

綺麗な三毛のお母さんとお姉さんに、キャラコはコンプレックスを抱いて悩みます。
色んな方法で三毛を増やすのですが、失敗ばかり。
あるとき、黒猫ばあさんに言われた一言と、友だちにほめられた三毛に自信回復。

そのかわいらしい挨拶に、メロメロです。

文章を読みながらも、漫画のような吹き出しが入っていて、それがまた味のあるセリフになっています。
コロコロかわる表情がとても楽しい。
猫好きにはたまりません。

やはり猫の大好きな長女は、あまりにも小さい頃に読み聞かせたからか、反応はいまいちでしたが、大きくなった今では、
可愛い可愛いと連発です。
自分でも「ニャ!」と腕を上げてみたりして・・・。

キャラコが悲しむとこちらも悲しいし、
キャラコが嬉しいとこちらも嬉しくなる、
そんな様々な気分にさせてくれる絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 食べたいけれど・・・  投稿日:2006/03/10
ゴリラのパンやさん
ゴリラのパンやさん 作: 白井 三香子
絵: 渡辺 あきお

出版社: 金の星社
新装開店ゴリラのおいしいパンやさん。
けれど、店主のゴリラさんが怖くてなかなかパンはうれません。

長女も怖いと言っていました。
「わたしも行けない・・・」と。
どんなにゴリラが笑っても怖いようです。
けれど、ゴリラさんがパンを食べながら売れないことを悩んでいると、ちょっと気持ちが変わってきて・・・。

パンが大好きな長女はうさぎの子ども達と同様に、「これなら大丈夫」と聞いていた表情がやわらぎました。

でもいばりんぼうきつねがやってくると、また困り顔。
その後のゴリラさんは怖くなかったようです。

「人は見かけじゃない」ということを教えてくれるちょっと教訓絵本でしたけれど、ゴリラさんが可愛くて、その教訓も嫌味がなくてさらっとしていたので即購入しました。

数年たった今でも、時々読み返して楽しんでいます。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 似てるようで違う  投稿日:2006/03/10
つんつくせんせいとつんくまえんのくま
つんつくせんせいとつんくまえんのくま 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: フレーベル館
つんつくせんせいシリーズの第3弾です。
でも、この絵本だけでも充分に楽しめます。
「3びきのくま」を知っていれば、楽しさ倍増です。

つんつくえんのみんなは山の家に行くことになりました。
森の中で迷ったあと、ようやく家を見つけて中へ入ると、大きなテーブルとスープが・・・。
この家の中で起こることは、まるで「3びきのくま」のよう。
次女は知らない話なので「?」でしたが、むかーし聞いた長女は「あ、そうそう」とうなずきながら聞いていました。
ベッドのページは、まるで「マドレーヌ」の世界のよう。
マドレーヌが大好きな長女は大喜びでした。

その時、つんくまえんのみんながその家にむかってやってきました。
「あれ? くまさんと一緒?」
いえいえ、つんつくえんのみんなは窓からお散歩にでかけます。

このギリギリのすれ違いがまた楽しいです。
もうドキドキなのです。
「あー、そっちだよ」
子どもたちは指を差して興奮気味でした。

もう一軒の家でも同じくことが繰り返されるのですが、やっぱり笑いながらもハラハラドキドキ。

どっちがどっちだかわからなくなる楽しさもあります。

ただ私は、読むときに「つんくまえん」と「つんつくえん」に舌をかみそうになって大変でした・・・。
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なかなかよいと思う 音探し  投稿日:2006/03/10
ころわんとがががが
ころわんとがががが 作: 間所 ひさこ
絵: 黒井 健

出版社: ひさかたチャイルド
「がががが、がががが・・・」と聞こえてくるのは何の音?
ころわんとちょろわんが探しにでかけます。

とても優しくてかわいい動物の絵を描く黒井健さんの絵と、
子どもの視点でわかりやすく楽しいお話をえがく間所ひさこさんの文がとてもあっているシリーズです。

公園に突然できていた囲い、その中に巨大なショベルカーを見た途端、怖くて逃げ出したころわんたち。
そうですよね、あんなに小さな体で知らない機体があったら怪獣だと思えます。
怖いですよねぇ。
子ども達も初めて近くで見たときには、こういった工事の車は音が怖くてびっくりしていました。

何をしているのか不思議だったけれど、あくる日にいってみると新しい遊び場ができていたのです。
人間の子どもたちは昼間に、ころわんたちは夜中に楽しんでいました。

これを読んでからしばらくは、町の音探しに夢中の次女でした。
お散歩の時の楽しみが一つ増える絵本です。
でも、夜の公園に行きたがったのは大変でしたが(笑)
参考になりました。 0人

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