まほうのさんぽみち まほうのさんぽみち
著: ロビン・ショー 訳: せな あいこ  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ランタナさんの公開ページ

ランタナさんのプロフィール

ママ・40代・埼玉県、男の子17歳 男の子14歳

自己紹介
お猿さんのような息子2人を育てながら、
子どもにかこつけて大好きな絵本の世界に浸っています。
小学校で読み聞かせをしています。

ランタナは花の名前です。
ひとこと
絵本ナビをきっかけに、沢山の絵本との出会いがありました。
感謝です!

私の感想は、好きな絵本ばかりで、ついつい長くなり、
夜中に書いたラブレターのようなこっぱずかしいものもありますが
大目に見てやってください。
感謝を下さった方、ありがとうございます。

ランタナさんの声

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自信を持っておすすめしたい イースターバニーになる夢を叶えた、お母さんうさぎ  投稿日:2012/03/17
ふわふわしっぽと小さな金のくつ
ふわふわしっぽと小さな金のくつ 作: デュ・ボウズ・ヘイワード
絵: マージョリー・フラック
訳: 羽島 葉子

出版社: Parco出版局
サーモンピンクの表紙にずらーっと並んだ、
おめかししたお母さんうさぎと21匹の子ウサギ達。
ちょっとレトロな雰囲気の、擬人化されたうさぎが可愛い!
思わず手にとったら、イースター(4月に行われる、キリストの復活祭)にまつわるお話でした。

イースター・バニーは世界中の子ども達に、幸せをよぶ卵を配るのがお仕事。
卵宮殿に住む長老うさぎが、
世界中から、心が優しくて、足が速くて、賢いうさぎを5ひきだけ選ぶのです。
「ふわふわしっぽ」という名のうさぎの女の子は、小さい頃からイースターバニーになることを夢見ていましたが、
結婚して、21匹の赤ちゃんが生まれて・・・

子うさぎ達を愛情深く育て、能力や個性を生かした家事を教え、自分の夢も叶えるふわふわしっぽ。
こんな出来たお母さんになるなんて、私には無理!と思ったけれど、
イースターバニーの使命を全うしようと雪山で奮闘するふわふわしっぽを見守るうちに、
夢を叶える人の一途さを見せつけられ、応援せずにいられなくなりました。
読み終えたら、ふわふわしっぽに教わった「諦めない気持ち」のおかげで、なんだか少し力が湧いてきたような気さえします。

作者が娘さんのために書かれたという物語に、年長の息子も引き付けられ、長いお話を集中して聞き入っていました。
本の「そで」にイースターの詳しい説明があり、キリスト教の知識がなくても大丈夫。
春を待つこの季節にぴったりな作品で、
小学生位のお子さんやお母さんにおすすめです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ほとばしる子どものエネルギーがいい!  投稿日:2012/03/17
ようちえんいやや
ようちえんいやや 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 童心社
表紙で泣いている男の子から伝わってくる、
ほとばしるようなエネルギーに呼ばれて、
卒園ほやほやの息子と一緒に読みました。

「ようちえんいくのいややー」と豪快に泣いている子ども。
「なんでいやなのかな・・・」
ページをめくると、園児さんならではのなるほど!な理由が次々と。
私の気にいったのは「まなちゃん」。
「いちごがすきやのに ももぐみだからいややー」
こだわりの強い2、3歳の頃が思い出されて、吹き出してしまいました。
あぁ、あの頃こんな風に笑い飛ばせる余裕があったら良かったな。

お兄ちゃんがいたおかげか、泣かずに幼稚園に通った息子ですが
がっつり入り込んで見ていました。
もしかしたら泣かずにいる子だって
いろんな思いを抱えて幼稚園に通っているのでしょうね。
この絵本に登場する子ども達は、集団の場で感じる不安、戸惑い、違和感を
見事に言葉にしてくれていて、なんだか心強い気さえしてきます。
そして「いややー」の一番の理由は・・・。
お母さんにはたまらないオチです。

最後のページがまた印象的。
そうそう、朝泣いていた子は、ずっと泣き続ける訳じゃなくて
しばらくすると、意外と楽しく過ごしているものですよね。

園児さんはもちろん、お母さんにおすすめです!
参考になりました。 3人

なかなかよいと思う リリィはワクワク、ニッキーはドッキドキなお散歩♪  投稿日:2012/03/13
リリィのさんぽ
リリィのさんぽ 作・絵: きたむら さとし
出版社: 平凡社
散歩が大好きで、何時間でも歩く女の子・リリィ。
子犬のリッキーが一緒なら、暗くなっても怖くありません。
でも、笑顔のリリィと一緒に散歩をしているニッキーなのに
目をぎょっと見開いて・・・このギャップはどうして?

絵をよく見ると「おぉっ、なんだこりゃ!」
ニッキーの視線の先におばけの顔が浮かび上がり、息子は大喜び。
ページをめくる度に、ピツ・ピッ・ピッ・・・と効果音付きで視線を指で辿り、
街並みに潜むお茶目なおばけ達を見つけ、ご機嫌でした。
ちょっと沈んだ色合いの夕暮れ時って、確かに何か潜んでいそうな雰囲気がありますよね。

ニッキーが必死で伝えようとしているのに、伝わらないもどかしさがなんともおかしい!
最後のちょっとした仕掛けも、まだまだ続くニッキーの災難を思わせて、気の毒だけど笑っちゃいました。

絵がもう一つのストーリーを伝えてくれる
絵本ならではの楽しさにあふれた作品。
きたむらさとしさんの絵も可愛くて
園児さん〜小学校低学年のお子さんにおすすめです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 星つりにいこうよ、とおばけに誘われて・・・  投稿日:2012/03/13
トリッポンとおばけ
トリッポンとおばけ 作: 萩尾望都
絵: こみねゆら

出版社: 教育画劇
萩尾望都さんの「半神」「イグアナの娘」「霧笛」など、怖い位に美しく、繊細な心理が描かれた漫画の作品が好きで、
どんな童話を創られたのかと、ドキドキしながら手にとりました。

ある秋の夜。
墨色のウサギのような、クマのような姿のおばけが
トリッポンという名前の男の子を池に誘いに来ます。
「星つりにいこうよ」
ボートには子猫のミミィも乗り込んできて・・・

何気ない日常のように始まる、ふたり?と1匹の不思議で小さな冒険。
澄んだ言葉を紡いだ文章は、大人っぽい言い回しもありますが、
こみねゆらさんのファンタジックな絵の力もあり
年長の息子も物語の世界に夢中になりました。
「花で星がつれるなんて知らなかったよ」と呟き、
「よし、キスゲか」など、すぐにでも星つりに行きたそうにソワソワ。
ここ数日、毎晩「これ読んで」とリスエストされています。

私が印象的だったのは、トリッポンが星を触ったとき「ゆびさきがひえびえした」という箇所。
星って雪の結晶みたいな感触かなと思っていたので、やっぱり!と秘かに嬉しくて。
けれどその後おばけに、星が火を通して食べられると教わり、
じゃぁ・・・と、また想像が広がりました。

ラストは、その夜トリッポンが見た、幸せな夢の世界。
酔いしれて本を閉じると、気持ちが瑞々しく潤ったような気さえします。
年長さん位からのお子さんだけでなく、大人の方にもおすすめです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ことわざ好きの弟&猫を連れて、お化け屋敷へ出前にGO!  投稿日:2012/03/11
馬の耳に念仏
馬の耳に念仏 絵: はた こうしろう
編: 齋藤 孝

出版社: ほるぷ出版
小2のお兄ちゃんが、このところ毎日国語の宿題でことわざを調べています。
それが気になる様子の年長の弟に、
分かりやすいことわざの本を、と思い、図書館で借りてきました。

・・・が、
人のいいラーメン屋の店主(お兄ちゃん)が、
まだ小さな弟とペットの黒猫を連れて出前に向かった、お化け屋敷の大騒動が、
お話としてもすごく楽しい!!!

ことわざが使われるのは、
ちょっと生意気な弟のセリフと、
クール状況を分析する黒猫の心のつぶやきの中なのですが、
そのことわざがまた、物語のいいスパイスになっているんです。

はたこうしろうさんの軽妙な絵のおかげで、お化け屋敷もおどろおどろしくなくポップな感じ。
怖がりの息子も興味津々で隅々まで観察、面白いポイントを見つけてはケラケラ。
読み終わって即「もう1回!」とリクエストがありました。

ことわざを気にし出したのは2回目から。
「これってどういう意味?」と聞いてきて、教えると「ふーん」と素直に納得。
宿題で辞書をひくより、ニュアンスが伝わり、ことわざが身近に感じられる気がします。
(宿題を頑張る真面目な兄よ、ごめん。)

年中さん〜小学校低学年位のお子さんにおすすめです。
もちろん、声にだしてお楽しみくださいませ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい はつゆきのつくりかた  投稿日:2012/03/07
はつゆき
はつゆき 作・絵: 西片 拓史
出版社: 岩崎書店
「とりもなかない しずかなよる」
やってきたのは、お揃いの帽子、コート、手袋にブーツの男の子と女の子。
あなた達はだあれ?
どこから来たの?

彼らが、1年かけて集めた美しいもので、大切につくるのは「はつゆき」。
中でも、樽の中に集めた、湖からすくった星屑の煌めきはため息が出るほどきれい。
楽しい元気な絵本が好きな息子も、絵に見入り、静かに耳を澄まして、
彼らの初雪作りを見守っていました。

初雪の朝、気配を察して目を覚ます子ども達。
雪を見上げる子ども達はみんな、懐かしい友達に会えたような嬉しそうな笑顔。
ふたりはそれを見届けて・・・。

北欧の雰囲気が漂う、ファンタジーの世界に
親子で素直に浸ることができました。
ふたりが作った「はつゆき」みたいに
美しい言葉と色を集めて、時間をかけて、大切に作られたからなのだろうなぁと思います。

小さなお子さんから、大人の方まで、冬におすすめの作品です。
参考になりました。 4人

なかなかよいと思う 吹雪の中を突き進むアイリーンから目が離せません  投稿日:2012/03/07
ゆうかんなアイリーン
ゆうかんなアイリーン 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: おがわ えつこ

出版社: らんか社
アイリーンは、しっかり者の女の子。
ある雪の日、病気のお母さんの代わりに、お母さんが縫い上げたドレスの届けに出かけます。
けれど・・・

次々とアイリーンを襲う災難に、途中で読むのがつらいほどでしたが、
逆境に負けじと、吹雪の中を突き進むアイリーンから、もう目が離せませんでした。
ドレスが見つかったときには、息子は心底ホッとした様子で息をつき、
私の方も、アイリーンの言葉を読むとき、うっかり泣いてしまいそうでした。

自分が大好きな人がいて、またその人が自分を大好きでいてくれるという、
絶対的な信頼感みたいなものが、
小さな女の子に、こんな強さを与えてくれるのですね。
また、最後の一文が極上で親子でニコッ。
「ウチだって、そうだよ。」

母としては、つい
「お母さん、こんないい子を吹雪の夜に出しちゃだめでしょ」
と思ってしまうのですが、
それを差し引いても、冬にぴったりの読み応えのある作品で、
小学生位のお子さんやお母さんにおすすめです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う とっておきのカレー、誰が食べる?  投稿日:2012/03/06
とっておきのカレー
とっておきのカレー 作・絵: きたじま ごうき
出版社: 絵本塾出版
表紙の絵の雰囲気から、のんびりしたお話を予想していたら、
あれれ?
意外な展開に息子はページに釘付け。

山小屋のおじさんが、子ども達にカレーをふるまいながら、
楽しいお話をしてくれます。
おじさんのお話はどこまでホントなの?
次々訪れる、山小屋ならではの意外なお客さんにはびっくりです。

お客さんのお返しを材料に、次のカレーを作るおじさん。
ふくろうのお返し入りカレーには「ひぇ〜」っと嫌がっていた息子ですが、
次のお客さんがアノ方達なら美味しいのかも、と納得。
さてさて、最後のカレーは・・・。

とっておきのカレーを独り占めしたくて迷う、ちょっと大人げないおじさんですが、憎めません。
とっておきのカレーは美味しそうと言うより、あんまりきれいで夢のよう。
私ならもったいなくて食べられないかもしれません。

バタバタした日常から、しばし山小屋へワープして、
気持ちがリフレッシュ出来たような気がします。
園児さん位から小学生、大人の方にもおすすめです。
裏表紙までぬかりなくご覧くださいね。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 心のどこかで、ホントは待っていたのかな  投稿日:2012/03/05
おきゃく、おことわり?
おきゃく、おことわり? 文: ボニー・ベッカー
絵: ケイディ ・マクドナルド ・デントン
訳: 横山 和江

出版社: 岩崎書店
物語の始まりはちょっと切ないのです。
長い間誰も家に来てくれず「おきゃくなんてすきじゃない」と思ったクマが、
ドアに「おきゃくおことわり」の張り紙を貼った、というのですから。
ところがある日、ネズミがやってきて、
クマが何度追い返しても、
いつの間に忍び込んでは、部屋のそこここから現れて・・・。

クマとネズミの愉快な応酬に、息子達は大喜び。
怒られたネズミが、素直に謝って帰ったかと思ったら、
またいけしゃあしゃあと現れるのが痛快だったようです。
ページをめくる度に、どちらが先にネズミをみつけるか、競争していました!

私は、後半、クマの表情が次第に柔らかくなっていくのを追うのが嬉しかったです。
ネズミはよく粘ったなぁ!
張り紙を見て、なんとなく放っておけなかったのかしら。
クマも、心のどこかで、ホントは誰かを待っていたのかな。

クマとネズミの豊かな表情や、センスの良いクマのお部屋が優しい色合いで描かれている絵も魅力的。
大き目の絵本で見やすく、お話会でも楽しそうですが
個人的にはおうちでゆったり読むのがおすすめです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい コウモリ達の表情がたまらなくキュート♪  投稿日:2012/03/03
コウモリとしょかんへいく
コウモリとしょかんへいく 作・絵: ブライアン・リーズ
訳: 西郷容子

出版社: 徳間書店
動物園のコウモリは怖くて見に行かない私達親子ですが、
この作品のコウモリ達は、表情がイキイキと描かれ、たまらなくキュート♪
すっかり気に入ってしまいました。

夜のお話なので、色彩も暗めですが、
上下逆さまだったり、上から見下ろすコウモリから見たアングルや、
真夜中の図書館を独占!というシチュエーションに
ワクワクさせられる絵がいっぱいでした。

中でも、本の世界に入り込んで遊ぶ場面が、最高に楽しかったです。
冒頭から登場していた、甘えん坊なコウモリのぼうやが、馬に乗って雄々しく活躍するのをはじめ、
コウモリの子ども達が、次々と児童書の名作の主人公に!
アラジンと魔法のランプ・オズの魔法使い・かもさんおとおり・赤ずきん・不思議な国のアリス・くまのプーさん・ピーターラビット・・・。
息子達は、児童書のあてっこや、ちょっとはみ出したコウモリの羽探しをして、大盛り上がりでした。

年長の息子には、コウモリが図書館の機材で遊ぶ場面で、OHPなどは説明が必要だったり、
私も知らない本のパロディも出てきましたが、
絵を見るだけでもコウモリ達の高揚した気分が伝わり、十分楽しめました。

軽快な訳もリズムよく読め、
年長さん位のお子さんから大人の方まで、特に本が好き!な方におすすめな作品です。
遊び心のある作者紹介の写真もお見逃しなく。
参考になりました。 1人

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