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だっこらっこ

せんせい・40代・愛知県、女の子10歳

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だっこらっこさんの声

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なかなかよいと思う どうして、いしをペットに?   投稿日:2024/12/10
わたしの ペットは まんまるいし
わたしの ペットは まんまるいし 作: スティーブン W. マーティン
絵: サマンサ・コッテリル
訳: 久保 陽子

出版社: ポプラ社
低学年に読み聞かせしている間中、こどもたちの顔には「?」の文字が浮かんでいました。
これはいったい何の話なんだ?と。
「変わったこども」の話なのか?と。

オチを知って「あ〜〜、なーんだそういうことか!」と合点がいく空気がぱっと伝わって来て、面白かったです。
大声で「そういうことか!」と叫んでいる男子もいました。

最初は自分の望んだものと違う状態が生じても、とりあえずいったん受け入れてみるというのは、一つの才能や技術といえるかもしれません。
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なかなかよいと思う スピード感が大事。   投稿日:2024/12/10
ねずみくんとゆきだるま
ねずみくんとゆきだるま 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
メインの読み聞かせにするにはあまりに簡単で短すぎる作品です。そして、ただ、文字を追うだけでは全然面白さが伝わらない内容だな〜と思いました。
全体に、ちょっと早口気味にしつつ、「わー!」「ごろごろごろ!」と擬音を適宜織り交ぜつつ、スピード感重視で緩急つけて読みました。
ねずみくんがどんどん滑ったり転がっていくシーンで、子供たちも盛り上がっていました。

冬の本として、楽しい作品です。



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ふつうだと思う どちらかというと、大人の願望?   投稿日:2024/12/10
くすのきだんちの ねむりいす
くすのきだんちの ねむりいす 作: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
子どもたちの反応は思ったよりなかったです。
多分、それは子供たち自身が「今、ねむりたい」と思っていないからで、魅力に感じにくいからでしょう。
むしろ、大人の方が「自分がねむりたい」とか「元気すぎるあの子供をいったん落ち着かせるために座らせたい」とか思うのでは?

眠気より食い気に勝つ、というのは子供らしいと言えば子供らしいですが。
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なかなかよいと思う 子供の感性にドンピシャ。   投稿日:2024/12/10
ふゆめがっしょうだん
ふゆめがっしょうだん 文: 長 新太
写真: 冨成 忠夫 茂木 透

出版社: 福音館書店
読み聞かせる側として、正直、どう読んだらいいか分からない本でした。
確かに、色々な木の芽が色々な表情に見えて、それは面白いのだけど、まあそれだけじゃん?という感じ。
文章らしい文章もなく、淡々と写真を見せていく、という作業になります。
でも、いざ読み聞かせしてみたら、予想外に子供たちの食いつきが良かったです。
木の芽なのに、人の顔に見えるということが自然の面白さとして彼らの感性にがっつり届いたのでしょう。
一ページごとに「うわ!」とか「きも!」とか、感想が飛んできました。

私が、子供たちに面白さを教えてもらった本です。
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自信を持っておすすめしたい 「ともだち」になる瞬間。   投稿日:2024/12/02
あいつもともだち
あいつもともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
ともだちになるって、頭で考えるよりも難しい。
でも、勇気を出して行動したり、どうしても相手が気になってしまう気持ちを持ち続けたりという、「一山超える」経験はだれしもあるもの。そういう感覚を子供も大人も共有できる素敵なお話。
なんやかんやありまして、「あの子と、と、ともだちになれた?!」という瞬間のドキドキ感はいつになっても嬉しいもの。

割と長めのお話でしたが、低学年の子供たちも真剣に聞いてくれました。
ヘビから見たおともだちの顔のドアップシーンには、笑いが起きていました。一気に関係性の距離が縮まった、という良いシーンだと思います。

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なかなかよいと思う 青春期における共依存   投稿日:2024/12/02
チューリップ・タッチ
チューリップ・タッチ 作: アン・ファイン
訳: 灰島 かり

出版社: 評論社
多かれ少なかれ、思春期は人間関係の中でこういうたぐいの共依存を経験することにはなると思います。
だからこそ、10代にこの本を勧めるかというと微妙な所です。文章の難易度としては中学生から読めますが、これを読み切るためには、ある程度の経験に基づく俯瞰力が必要だからです。
「巻き込まれる側」のナタリーも、「巻き込む側」のチューリップも共通するのは結局、背景にある保護者からの愛情の欠損。「こんな子、どうなったっていいわ」と思われている子どもの歪んだ心理をよくぞここまで細かく描いたものだと思いました。
強すぎる共依存心理を生み出すのは、親の教育姿勢や家庭環境そのものだ、と断罪しているように読めます。
子ども、というより保護者が読むべきでは。
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なかなかよいと思う 危険外来生物、とは?   投稿日:2024/12/02
加藤英明、カミツキガメを追う!
加藤英明、カミツキガメを追う! 著: 加藤 英明
出版社: Gakken
写真多めで、文字もそれほど小さくないので、読書は苦手だけど生き物は大好き、という高学年から中学生に良い。
カミツキガメの駆除をメインとしていますが、そもそも外来生物とは何ぞや、外来生物は入ってきてしまったら必ず駆除しなければならないのか、その地域におけるベストな自然環境とはどういうことか、なども広く解説されています。

カミツキガメの生体観察も含まれているので、爬虫類がダメなタイプにはかなりきつい内容ですが、著者の生物愛がびしばし伝わる一冊でもあります。

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自信を持っておすすめしたい 表現の幅って、こんなに広い。   投稿日:2024/12/02
きもちのことばじてん 絵で見てわかる!
きもちのことばじてん 絵で見てわかる! 絵: どい まき 田中 六大 北村 人 ドーリー
監修: 青木伸生

出版社: チャイルド本社
「今日の私の気持ちは、晴れ、曇り、雨、雷でいったら今は雷なんだ」と教えてくれた1年生の言葉をきっかけにこの本を手に取りました。その「雷」の子と一緒に、じっくりながめました。同じ「雷」な気持でも怒りだったり悲しみだったりすると、こんなに言葉が違うんだね〜と言いあいました。

語彙力が少ない低学年には、どの言葉をしっている?と事例から指し示してもらうのにも良い構成になっています。
イラストで状況を示していて、次ページで言葉の正しい意味を知ることができます。

絵本を読んでいる時に「それって、どういう意味?」と聞かれることもあるので、そんな時にも役立ちそうです。
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ふつうだと思う サンタの身バレ。   投稿日:2024/12/02
クリスマスにくつしたをさげるわけ
クリスマスにくつしたをさげるわけ 作: 間所 ひさこ
絵: ふりやかよこ

出版社: 教育画劇
正しいクリスマスの由来を知りたい、知っても良いと思っている子どもには良いとは思います。
でも、サンタクロースの存在が実在する聖職者だった、というのを小学生全般に向けて話してしまっていいのか?と思い、子供たちへの読み聞かせの機会は見送っている。

それに何度も「かみさま」という単語が出てきます。
信仰が前提になっているので、キリスト教自体を身近に感じる状況でないと「なんだかお金を家に投げ入れてくれる親切な人がいたらしい」という感覚で終わってしまうのでは。

イラストや文章は、とても丁寧に美しく描かれていて、良いと思います。
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なかなかよいと思う 世界は意外に、良い   投稿日:2024/11/11
くじらのだいすけ
くじらのだいすけ 作: 天野祐吉
絵: 梶山 俊夫

出版社: 福音館書店
お祭りを台無しにしてしまった、と思っても。
みんなが自分のことを怒っているだろう、と思っても。
「うみ」というものが、正体不明でなんだか不安であっても。
みんなとお別れしなくてはならなくても。

世界は意外と、良いものだよ。
自分が思うより、毎日はネガティブなものではないよ。

というメッセージを感じられて、良い作品だと思います。

「くじらは、最初は陸にいました」というスタートが、「それってどういうこと?」と聞き手の子供たちを引き込んでいました。
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