「いくつのえほん」2026年版の公式ページ ママ・パパが選んだ親子で読みたい年齢別中心の今読みたい絵本135冊

「種類がたくさんありすぎてわからない」「どの年齢でどんな絵本を選べばいいのかわからない」と頭を悩ませたことはありませんか?

そんな悩みに応えるべく2015年に生まれたのが、おすすめ絵本を年齢別に紹介する「いくつのえほん」です。

0歳から5歳までの年齢別に加えて、絵本ナビが注目する新作絵本を「NEXTプラチナブック」としてご紹介。
全部で135冊のおすすめ絵本を掲載しています。

【NEW】
「今月のPICKUP絵本」は2カ月ごとに更新しております。ただいまご紹介している作品は2026年8月〜9月分となります。

全国約950の書店で絵本ガイド冊子「いくつのえほん2026」を無料で配布しています。

100万人のメンバーがいる絵本ナビに投稿されたレビューをもとに、本当に読んでほしい絵本を年齢別に紹介しています。

長く読み継がれているロングセラーから、ここ数年で出版された話題の絵本まで、幅広い選書になっていますので、 お気に入りの一冊を見つけてくださいね!

プレスリリース


いくつのえほん 年齢別絵本一覧 【2026/8/1更新】

いくつのえほん 0歳

赤ちゃんは、形がはっきりした鮮やかな色合いの絵本や写実的な絵に興味を惹かれます。ぜひ赤ちゃんを膝の上にだっこして読んであげてください。赤ちゃんは、絵本の中身はもちろんのこと、読む人の声やふれあいに安らぎ、楽しい気持ちになります。

今月のPICKUP絵本

0さい(〜6ヵ月)

いないいないばああそび

いないいないばああそび

作・絵: きむら ゆういち 出版社: 偕成社

ISBN:9784031310208
税込価格:¥748

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みどころ

絵本を縦に開いて。
登場するのはこいぬコロ。
あれれ、おててで顔を隠してるよ。

「いない いない」

おててを下に開くと、コロが笑顔で……、

「ばあ〜」

ああ、これは楽しいしかけ。
お次はピイちゃん。ピイちゃんもおめめを隠して。
ねこのミケもおててで隠して。

「いない いない……ばあ!」

今度はかいじゅうさんも、ゆうちゃんも。
最後はママも!

赤ちゃんから小さな子どもたちまで、みんなが大好き“いないいないばあ”遊び。しかけをめくると次々に登場する明るい笑顔に、みんなが喜んでいる姿が目に浮かびます。ママのページは、目の部分に穴が開いているので、本当の目をあてて、お面の様にして遊んでくださいね。お子さんの名前を呼んであげれば、もっと嬉しいはず。親子の遊びの時間を楽しく演出してくれる、持っていれば頼もしい「あかちゃんのあそびえほん」シリーズなのです。

0歳(〜6ヵ月)の絵本一覧

0さい(6ヵ月〜)

おでかけ版ボードブック ごあいさつあそび

おでかけ版ボードブック ごあいさつあそび

作・絵: きむら ゆういち 出版社: 偕成社

ISBN:9784031241502
税込価格:¥858

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出版社からの内容紹介

おまたせしました! 大人気『ごあいさつあそび』がボードブックになりました。おでかけに便利な小型版。やぶけずじょうぶです。

0さい(6ヵ月〜)

だるまさんが

だるまさんが

作: かがくい ひろし 出版社: ブロンズ新社

  • ためしよみ

ISBN:9784893094315
税込価格:¥935

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みどころ

赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょう?

「だ る ま さ ん が」

ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して……

「どてっ」

あ、ころんじゃった!!

「だ る ま さ ん が」

今度は……

「ぷしゅーっ」

あれ!? なんかぺっちゃんこになってる!!


0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。柔らかそうな丸くて赤いかたまりが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。だるまさんっていう名前なんて知らない小さな子でも惹きつけられてしまっているのが、その反応を見ているだけでわかります。呼びかけるような言葉のリズムも声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読んだって笑っちゃうのです。

作者のかがくいひろしさんが絵本を作る時にこだわっていたのが「もの」「音」「うごき」「見立て」なのだそう。理屈がわからなくたって、見て、聞いているだけで楽しくなってくる。それがこの絵本の人気の秘密になっているのだということは、多くの読者からの感想を読んでいてもよくわかりますよね。

さらに、ユーモラスだけれど、どこまでも優しさを感じる表情。動きの愛らしさ。だるまさんが転ぶだけじゃない、という意外性。自然とスキンシップを取りながら読んでしまうこと。読んであげる大人の方が先に笑ってしまうこと。

…それらが全部、この絵本が愛される要素になっていることは言うまでもないですよね。
だるまさんの

だるまさんの

作: かがくい ひろし 出版社: ブロンズ新社

  • ためしよみ

ISBN:9784893094476
税込価格:¥935

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みどころ

「だるまさんが」で大笑いして喜んでいたら、何と第二弾が出るという!
その名も「だるまさんの」。
一体どんな内容なんでしょう。
だるまさんの「なに」を見せてくれるのでしょう。
期待に胸が膨らみます。

またまた登場、まんまる可愛いだるまさん。
今回は更にシンプルかもしれない。一つの絵に言葉がひとこと、のページ。
でも、ここがスゴイ!これだけで、何十回も子ども達が笑い転げちゃうんだから。
かがくいさんの、ストーリーのある絵本と同じ位、大人も子どもも喜ばせちゃうのも驚き。
根底に流れる温かいものを感じて、幸せな気分になっちゃいます。
だるまさんと

だるまさんと

作: かがくい ひろし 出版社: ブロンズ新社

  • ためしよみ

ISBN:9784893094520
税込価格:¥935

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みどころ

みんな大好き、だるまさん!
今度は何をしてくれるのかな。

ワクワクして待っていると、現れたのは……
だるまさん、じゃなくて、いちごさん!?

「い・ち・ご・さ・ん・と」

いちごさんと、なにをするの?
あらあら、今度は……

ばななさんに、めろんさんも。
だるまさん「と」一緒に、あんなことやこんなこと。
すごい、すごい!

赤ちゃんから大人まで大人気「だるまさん」シリーズの第3弾は、だるまさん一人じゃなくてお友だちと一緒。だけど、思いもよらない変な動き、そして体中の力が抜けるような言葉の響き。ページをめくればみんなが「ぷっ」と笑っちゃう。そんな作りはおんなじなのです。読んでいる人も、読んでもらう人も、どちらもほわんと幸せな気持ちになっちゃう「だるまさん」シリーズ。「3冊まとめて」おすすめしちゃいます。
ぴょーん

ぴょーん

作: まつおか たつひで 出版社: ポプラ社

  • ためしよみ

ISBN:9784591064764
税込価格:¥858

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みどころ

自然科学のイラストを数多く描く、松岡達英さんの絵本シリーズ「はじめてのぼうけん」最初の作品です。
正確な生き物のフォルムと、デフォルメされた模様やしぐさにぐっと心をつかまれ、画面中央に目が吸い寄せられます。
次へページをめくった瞬間、中央の生き物が「ぴょーん」ととびあがる絵がユーモラスに描かれているのです。

手足をがばっと広げてとびあがる、バッタやニワトリの姿に思わず「かっこいい!」「へんなの!」と声が出ちゃう。
子どもたちはいっしょに「ぴょーん」ととびあがって大笑い。
あかちゃんから大人までみんなで楽しめそう。

飽きのこないおもしろさって、きっとこんな絵本のことを言うのでしょう。
小さな本なのに、縦に開いたときの「ぴょーん」の絵にはふしぎなダイナミックさがあります。
読めばきっとこの本が愛されている理由がわかります。
さあ、あなたも「ぴょーん」ととんでみたくなったでしょう?

体で感じたくなる「はじめてのぼうけん」シリーズ。
『うんちだよ』『ごろんごろん』など他作品もあわせてどうぞ。

0歳(6ヵ月〜)の絵本一覧

いくつのえほん 1歳

1歳を過ぎると、少しずつ身の回りのことに関心を持ち始めます。
身近なものが描かれていてわかりやすい文章の絵本を選びましょう。
また、徐々に言葉がでてくる頃ですので、リズムのある絵本もおすすめです。

今月のPICKUP絵本

わくわく でんしゃ しゅっぱつ

わくわく でんしゃ しゅっぱつ

作: 視覚デザイン研究所 絵: くにすえ たくし 出版社: 視覚デザイン研究所

  • ためしよみ

ISBN:9784881082164
税込価格:¥1,540

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出版社からの内容紹介

けんたとお母さんは電車に乗って山のおじさんのうちへ遊びに行きます。
踏切を越え、ターミナル駅でおやつを買って、連結したディーゼル機関車でトンネルを抜けると・・・
わくわくとページをめくる電車の旅の出発です。
はなび ドーン プラチナブック

はなび ドーン

作: カズコ・G・ストーン 出版社: 童心社

  • ためしよみ

ISBN:9784494001774
税込価格:¥1,045

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みどころ

あかちゃんと花火。この組み合わせの絵本と聞くと、
「まだ本物の花火だって見た事ないかもしれないのに?」
なんて、ちょっと意外な気もします。
でもそんな心配はご無用。
暗い夜空に「シューッ」と何かが飛んでいって
次のページを開くと「ドーン」「パパパーン」「キラキラキラ」
きれい!
「シューッ、シューッ」ときて
「ポン、ドドドーン」大きな大きな花火が打ち上がって。
また、きれい!
この繰り返しは、理屈抜きで楽しいのです。
まるで万華鏡のように次々に色と表情を変えていく花火の美しさ、
変化のある音と反復するリズム、
そして金平糖みたいに今にもつかめそうな、キラキラな光の粒。
小さな子どもたちがワクワクせずにはいられないはずですよね。
大人になっても花火を見るのがちっとも飽きない、その秘密までわかちゃったような・・・。

カズコG・ストーンさんのあかちゃん絵本シリーズの第4弾になるこの作品。
動物も食べ物もママも登場しないけど、やっぱり赤ちゃんの目を釘付けにしてしまいそう!
読んであげる方が楽しくなるのも、このシリーズの人気の秘密ですね。
ぽんちんぱん プラチナブック

ぽんちんぱん

作: 柿木原 政広 出版社: 福音館書店

  • ためしよみ

ISBN:9784834080926
税込価格:¥990

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出版社からの内容紹介

「ぱんぱん しょくぱん ぽんちんぱん」と、歌のようなリズミカルな言葉にあわせて、食パン、あんパンなど子どもたちが大好きなパンが登場! ユニークで楽しい写真絵本。
きんぎょが にげた

きんぎょが にげた

作: 五味 太郎 出版社: 福音館書店

  • ためしよみ

ISBN:9784834008999
税込価格:¥1,100

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みどころ

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。

…あ、きんぎょがにげた!

いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。

今度は、植木鉢?キャンディーの瓶?盛り付けたイチゴの上?

きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?

そして、最後には…!?

小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

0歳の頃から、何年も繰り返し読み続けている子が多いというこの作品『きんぎょがにげた』は、なんと発売から40年も経つ、五味太郎さんの代表作の一つ。大人になったって、ページを開く度にため息が出るような、決して飽きることのない美しい絵本なのです。

1歳の絵本一覧

いくつのえほん 2歳

2歳になる頃には、食べ物・のりもの・虫や生き物の絵本などを楽しめるようになります。
言葉や絵のひとつひとつが心に届くよう、じっくりと絵を見せながら読んであげましょう。

今月のPICKUP絵本

くだものさん プラチナブック

くだものさん

作: tupera tupera 出版社: Gakken

ISBN:9784052032974
税込価格:¥1,210

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出版社からの内容紹介

りんごやみかんなど、子どもの大好きなくだものがユーモアたっぷりにグラフィカルなイラストで暖かく描かれる。ダイナミックな楽しいしかけで次のページをめくるのが楽しみな、くだものが次々に現れるファーストブック。
おむつのなか、みせてみせて! プラチナブック

おむつのなか、みせてみせて!

文・絵: ヒド・ファン・ヘネヒテン 訳: 松永 りえ 出版社: パイ インターナショナル

  • ためしよみ
  • 全ページ

ISBN:9784756251060
税込価格:¥1,595

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みどころ

おおきなおむつをはいたネズミくん、彼はとっても知りたがり。
穴があればつっついてみるし、ビンがあればのぞいちゃう。

そんな彼が気になって仕様がないのは…なんとお友だちのおむつの中!?
「いったいどうなってるの?」
そうなってしまうと、あとは行動あるのみ。
ネズミくんはさっそく聞いてみます。

「おむつの なかを みても いい?」
「いいよ。さあみてみて!」

最初に見せてくれたのは、うさぎくん。
おむつをめくる形の仕掛けになって、そこを開くと出てきたのは…ころころうんち!!
次のやぎちゃんのおむつの中は、つぶつぶうんち。こいぬくんは、うずまきうんち。
じゃあ、うしちゃんは?うまくんは?こぶたくんは…?

なるほど、みんなのおむつの中にあるのは、みんなそれぞれ形の違ううんち。
これはネズミくんじゃなくなって、興味深々です。
次々に登場する個性的なうんちに、子どもたちも大笑い。
何回だって、おむつをめくっちゃいます。

じゃあ、ネズミくんのおむつの中にも…?
さて、どうなっているんでしょうね。それは読んでのお楽しみ。

とっても明快、愛らしくユーモラスなこの絵本。描いているのは、ヨーロッパで大人気の絵本作家ヒド・ファン・ヘネヒテンさん。こんなに沢山のうんちが出てくるのに、こんなにも可愛いなんて、さすがですよね。この絵本、世界20ヵ国以上で読まれているんですって。しかけ絵本ならではの楽しみ方だけど、きっとトイレトレーニングのスタートも手助けしてくれるはずですよ!
おにぎり ぱく!

おにぎり ぱく!

作: はらぺこめがね 出版社: 白泉社

ISBN:9784592763703
税込価格:¥990

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出版社からの内容紹介

とってもおいしそうな三角おにぎり。
「ぱく!」とかじってページをめくると、中の具は「しゃけ!」。
次のおにぎりの中身はなにかな?
「ツナマヨ」、「こんぶ」に「たらこ」に「いくら」……人気のおにぎりがたくさん登場。
そして、最後の巨大おにぎりには、見たことがない、びっくりな具が待っています。
絵本でお気に入りのおにぎりを見つけたら、実際におにぎりをにぎってみてください!
2025年5月刊

2歳の絵本一覧

いくつのえほん 3歳

3 歳になると、短めのお話を理解し主人公の気持ちに共感できるようになります。
子どもがすんなりと絵本の世界に入れるよう、ゆっくりと語るように読み聞かせましょう。

今月のPICKUP絵本

100かいだてのいえ プラチナブック

100かいだてのいえ

作: いわい としお 出版社: 偕成社

  • ためしよみ

ISBN:9784033315409
税込価格:¥1,320

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みどころ

縦にひらくながい絵本「100かいだてのいえ」は、トチくんが手紙をもらうところから始まります。
「ぼくは 100かいだてのいえの てっぺんにすんでいます。
 あそびにきてください。」
100かいだてのいえ? おもしろそう! トチくんと一緒に行ってみることにしましょう。

そのいえは、見上げても上の方はかすんでいてよく見えません。
「ごめんくださーい!」
おそるおそる中に入ってみると・・・ここはネズミさんのおうちでしょうか。子どもたちが食事をしていたり、読書をしていたり。おかあさんはせんたくをしているようですよ。そこをお邪魔しながら1階、2階、3階と登ってようやく10階まで着くと、今度はリスさんに出会います。どうやら10階ごとにちがう動物が住んでいるようです。カエルさんにテントウムシさん、ヘビさんにミツバチさん。次々に登場する動物たちは家族みんなで暮らしていて、その部屋の中は本当に素敵! だって、それぞれにぴったりな形の部屋、家具、それに遊び部屋やお風呂まで。みんな見た事がないくらいユニークで独創的なのです。
トチくんは、途中でごちそうになったり、一緒に遊んだり、お手伝いをしたり。60階、70階、80階と不思議な部屋をのぼっていくうちに、どんどんてっぺんに近づいていきます。さて、てっぺんに住んでいたのは・・・!?

10階ごとにページをめくっていき、それが10見開きで100階になります。つまり大きな数を理解できる内容にもなっているこの絵本ですが、子どもたちを夢中にさせているのは、なんといっても作者のいわいとしおさんの遊びごころがつまった100個の部屋です。細かく見ていると、なかなか上に登れなくて、1冊読むのに時間がかかっちゃう!という声にも納得です。

さあ、このドキドキの大冒険。読み終わってからも、さらに想像をふくらませて、自分なりの部屋を考えてみてくださいね。
わたしのワンピース プラチナブック

わたしのワンピース

絵・文: にしまき かやこ 出版社: こぐま社

  • ためしよみ

ISBN:9784772100182
税込価格:¥1,210

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みどころ

「まっしろなきれ
ふわふわって
そらから おちてきた」
野原で白いきれをひろったうさぎは、黒い足踏みミシンでワンピースを縫います。
「ミシン カタカタ
わたしの ワンピースを つくろうっと
ミシン カタカタ ミシン カタカタ」

目がさめるような色づかいと、ふんわりしてリズミカルな言葉が、あっというまに子どもの心をとらえます。
「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」
お花畑をとおればまっしろなワンピースが花もようへ、雨がふってくればみずたまもようへ。
それだけではありません。草の実もようになった実を小鳥が食べにきて、小鳥もようのワンピースは空を飛んだりするんです! まるで夢のような「わたしのワンピース」!

最後はどんなもようのワンピースになったのでしょう。家族で「ラララン ロロロン」と楽しんでくださいね。
1969年の刊行当初から幼い子たちに圧倒的に支持され、今なお、輝きを放つロングセラーです。
もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち

もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち

作・絵: 長崎 真悟 出版社: 童心社

ISBN:9784494015887
税込価格:¥1,540

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みどころ

安全第一、町一番の工事の会社「もぐらけんせつ」の信条は、お客さまの心に寄りそうこと。今日は、りすさん一家が相談にやってきました。

「おうちが傾いてしまったので、直してもらいたいのです」

それは大変。早速もぐらの作業員たちは大きなのりものに乗って、現場に向かいます。まず登場したのは、ショベルカー。ガガガガガガガと、木の片側の土を掘っていきます。次はクレーン車が傾いた木のおうちをひっぱり、今度は傾かないようにダンプカーで土を流しこみ、ドドドドドドドーっとブルドーザーが岩や土をどかします。

作業員たちの素晴らしい手際と、重機たちの大活躍で、あっという間に地面は平らに、傾いていた木のおうちも元通りに。りすさん一家も嬉しそう。今度は、足場を組んで、さらに新しいお部屋をつくっていきます……。

多彩なきょうりゅうが登場する絵本『ぼくのきょうりゅうかんさつ日記』(徳間書店)の作者・長崎真悟さんが、本作では大迫力の「はたらくのりもの」を手がけます。見開きいっぱいに描かれたショベルカーは、キャタピラもアーム部分も運転席も細かく正確に描かれているのに、なぜだか魅力的な生き物のようにも見えてくるから不思議です。そして、のりものを操る小さなもぐらの作業員たちも個性的。よく見ると、親方風、職人気質風、ベテラン風、女性の作業員もいたりして、それぞれの持ち場で動きまわります。見返しには名前や工事の報告書も記されているので、それぞれの物語を追ってみても楽しめそうですよね。

目的を達成しながら、お客様の希望や困りごとまで解決していくその様子は、大人が見ていてもワクワクするもの。この絵本を読めば、工事現場やはたらくのりものが子ども達の心を捉えて離さない理由も、わかるような気がするのです。
もう ぬげない

もう ぬげない

作: ヨシタケシンスケ 出版社: ブロンズ新社

ISBN:9784893096098
税込価格:¥1,078

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みどころ

衝撃は絵本を開いた1ページ目から始まります。そこにいるのは、思いっきりお腹を出したまま立っている男の子。顔は何かで覆われていて見えません。

「ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、
 もう どのくらい たったのかしら。」

……なんと。
その瞬間に全てを悟った読者は、もう感情が爆発したまま止められません。だって、だって。こんなの可愛い、かわいそう、でも可笑しい!

この男の子の言い分も聞いてみましょう。きっかけはおかあさんのせい。自分でぬごうとしてたのに、おかあさんが途中で手を出すから。その結果、こうなってしまったのだ! 彼は途方に暮れて思うのです。

「ぼくは このまま おとなに なるのかな。」

うんうんわかる、この絶望感。ああ、なんとかしてあげたい……全ての大人がそう思った次の瞬間、また新たな衝撃が走ります。彼はいったん今の状況の全てを受け入れて、このまま生きていこうと決意をするのです。

えっ!それって、どういうこと!?

さあ、ここからがヨシタケシンスケ作品の醍醐味です。転んでもただでは起きません。思わぬ方向に走り出し、終わりそうで終わらない、さらに笑いの追い打ちをかけられて。(ここまでハードルを上げてしまっても、やっぱり笑ってしまうのでご安心を)要するに、子どもの「愛らしさ」と「たくましさ」と「ユニークさ」を改めて見せつけてくれるのです。

それにしても、子どもって本当に忙しい。改めて応援してあげたくなっちゃいますね。

3歳の絵本一覧

いくつのえほん 4・5歳〜

4・5 歳になる頃には、絵本からさまざまなことを学んだり、長めのお話を楽しんだりできるようになります。
一気に読み聞かせるのが難しい場合は、数日にかけて読んであげましょう。
ユーモアたっぷりの絵本や、少しこわい絵本もおすすめです。

今月のPICKUP絵本

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし プラチナブック

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

作: レオ・レオニ 訳: 谷川 俊太郎 出版社: 好学社

ISBN:9784769020028
税込価格:¥1,650

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みどころ

小さな野ねずみたちが、とうもろこしや木の実、小麦やわらをせっせと集めて運んでいる。みんな昼も夜もはたらいている。

彼らの住んでいる家は牧場に沿った石垣の中。豊かだったその場所は、お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋はかたむき、サイロはからっぽ。おまけに冬が近い。食べ物を蓄えなくてはならないのです。

ところが、フレデリックだけは別。
ひとりでじっとしています。

「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」

じっとして陽に当たり、牧場を見つめ、ほとんど半分寝ているみたい。だけど、彼のこたえはこう。

「こう見えたって、はたらいてるよ。」

寒くて暗い冬のために光をあつめ、色をあつめ、言葉をあつめているのだと言う。一体どういうことなのでしょう。

やがて冬がやってきて、楽しく過ごしていたのもつかの間、食べるものが尽き、からだは凍え、おしゃべりをする気にもならなくなった。その時、立ち上がったのはフレデリック。彼はみんなの前に立ち、口をひらき、話しだしたのは……。

レオ・レオ二の描く絵本の世界の住人たち、その多くは小さく愛らしいものたち。この名作『フレデリック』もそう。愛嬌だって抜群です。だけど立ち向かっている問題はいつも骨太、なかなか考えさせられるのです。

仲間たちで生きていこうとする時、目の前に立ちはだかった問題をどう解決していくのか。答えは一つのようで、一つではなく。思いもよらない方法があることを否定することなく。そこにこそ、芸術の可能性が秘められているのかもしれなくて……。

もちろん、そんな堅苦しいことを言わなくても。

「これは まほうかな?」

日本では谷川俊太郎さんの翻訳により、子どもたちが存分にその素晴らしい世界を味わえるようになっています。
おしいれのぼうけん プラチナブック

おしいれのぼうけん

作: ふるた たるひ たばた せいいち 出版社: 童心社

  • ためしよみ

ISBN:9784494006069
税込価格:¥1,540

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みどころ

さくら保育園にはこわいものが2つあります。ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。
先生たちがやる人形劇に出てくるねずみばあさんは、とてもこわくて、子どもたちは「きゃーっ」といったり、耳をふさいだりします。でも子どもたちは人形劇が大好きです。
おしいれは、給食のときやお昼寝のときにさわいで言うことをきかない子が入れられるところです。まっくらでこわくて子どもたちは泣いてしまいます。「ごめんなさい」と言っておしいれから出てくるとき、出てきた子も、おしいれに入れた先生も、ほっとします。

ある日の昼寝の時間、着替えようとしたあきらのポケットから赤いミニカーが落ちました。さとしが「かして」と言い「だめだよ」と言うあきらととりあいになって、ふたりは昼寝している子どもたちの上を走り回りました。先生が「やめなさい」と言ってもやめません。ふんづけられた子どもたちが「いたい!」と悲鳴をあげ、怒った先生はあきらをおしいれの下の段に、さとしを上の段に入れてぴしゃっと戸をしめてしまいました。
最初は泣きべそをかき腹をたてたふたりですが、なかなか「ごめんなさい」を言いません。そろっておしいれの中から戸をけとばし、汗ぐっしょりで戸を押さえる先生たちも困ってしまいます。
とうとうあきらが「ぼく、もうだめだよ」とあきらめそうになりました。さとしとあきらは上の段と下の段で、汗でべとべとの手をにぎりあい、おしいれの冒険がはじまります・・・。

1974年に発売されて以来、子どもたちの圧倒的な支持を誇り、読み継がれる本になった『おしいれのぼうけん』。
作者の古田足日さんと田畑精一さんはじっさいに保育園で取材をし、話し合いを重ねて物語を作り上げたそうです。
ほぼ鉛筆一本で描かれた世界のなかに、ねずみばあさんの存在感と子どもたちの躍動感があふれ、物語にぐぐっとひきこまれていきます。発売から何十年たってもねずみばあさんがすぐそばにいるような、子どもたちの汗がにじんだ手のひらの熱さが伝わってくるような気がする読み物絵本です。
めっきらもっきらどおんどん プラチナブック

めっきらもっきらどおんどん

作: 長谷川 摂子 絵: ふりや なな 出版社: 福音館書店

  • ためしよみ

ISBN:9784834010176
税込価格:¥1,320

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みどころ

おかしいな、遊ぶともだちが誰もいない。
みんなどこへ行ったのかな。

歩いて来たのは、お宮の前。
かんたは、しゃくだからと大きな声で歌います。

「ちんぷく まんぷく……
 ……めっきら もっきら どおんどん」

めちゃくちゃの歌です。すると、どこかからか声がして、かんたがのぞきこんだ途端吸い込まれ、知らない世界の夜の山にたどり着いた! 向こうの方からやってくるのは、見た目も名前もへんてこりんな3人組。“もんもんびゃっこ”に“しっかかもっかか”に“おたからまんちん”。おっかない顔をしているクセに、なんだかひどく子どもっぽい。

ところが……この3人の遊びの素敵な事と言ったら。ふろしきを首に巻けば、どこへでも飛び回ることができ、たくさんの宝の玉の中から不思議な水晶玉をもらい、なわとびをすれば、山をけとばし月までひっかける!かんたは時間を忘れ、夢中で遊び回ります。そのうち疲れ果て3人が寝てしまうと、かんたは心細くなり……。

ちょっと不気味な表紙の雰囲気に「もしかしたら、うちの子には怖い絵本かな」と遠ざけてしまっていたらもったいない! なぜなら、子どもたちが夢中になる世界には、いつだってスリルが隣り合わせにいるのですから。テンポの良い文章と展開であっという間に惹き込まれ、画面を縦に横に自由自在に扱った躍動感あふれる絵の世界に、心が躍りっぱなし。絵本を読み終わり、大人だって、なんだかもうちょっとここに残っていたくなるほど。

でも大丈夫。子どもたちならきっとあの「歌」を覚えてくれるはず。そうすればいつだって、ね。ファンタジーの傑作絵本を体感する喜びを、ぜひ親子で味わってください。
バムとケロのおかいもの

バムとケロのおかいもの

作: 島田 ゆか 出版社: 文溪堂

ISBN:9784894232105
税込価格:¥1,650

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みどころ

一週間の真ん中水曜日。おやおや、いつも朝寝坊のケロちゃんが早起きして張りきってますよ。なぜかって……今日は月に一度のお買い物の日だから! 友達のかいちゃんも一緒に、バムが運転する車に乗って市場へお出かけです。

市場はたくさんのお店が出ていて、今日もとってもにぎやか。最初に寄るのは生地屋さん。ケロちゃんの新しいチョッキをつくるのです。ケロちゃんが選んだ生地は……。さらに八百屋さんにドーナツ屋さん、ちょっとおかしなハムスターのお店にも寄って。お腹がすいたら、みんなでお昼ごはん。あれ、ケロちゃんがいない? 気が付くと、ケロちゃんは扉がいっぱいある不思議なお店に入っていくところで……。

ああ、おかいものって、なんて楽しいのでしょう! それぞれのお店には所狭しと可愛いものから珍しいものまで並んでいて、おいしそうな食べ物もたくさんあって、なかには使い道のわからないものまで。ケロちゃんの選んだその古いフライパン、底がぼこぼこね。

島田ゆかさんの大人気シリーズ「バムとケロ」の第4作目はおかいものに行くお話。もうこれはファンにはたまらない場面の目白押し、なにしろ島田さんの描く小物たちにはどれ一つもれることなく愛情がこもっていますから。絵本の隅の隅まで、いくら眺めていても飽きることはないのです。おまけにシリーズを通して密かに活躍し続ける「あの子」たちを探し出すのもたまらない時間です。

さて、おかいものから帰ってきて買ってきたもの全部を広げてしまうのも大きな楽しみの一つです。だけどさすがにみんなお疲れで、そのままスヤスヤ……。最後の最後は、ケロちゃんからのサプライズでしめくくり! だからケロちゃんって好き。今回も可愛いお話です。

4・5歳〜の絵本一覧

いくつのえほん NEXTプラチナブック

絵本ナビ独自のロジックで選んだ人気上位作品に贈る称号「プラチナブック」。

ここでは新作絵本の中から、次なる「プラチナブック」として編集長が自信を持ってオススメする作品を「NEXTプラチナブック」としてご紹介します。

今月のPICKUP絵本

クジラがしんだら

クジラがしんだら

作: 江口 絵理 絵: かわさき しゅんいち 監修: 藤原義弘 出版社: 童心社

ISBN:9784494015993
税込価格:¥1,980

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みどころ

ここはふかーくくらい、海の中。まっくら闇がどこまでも続き、なかなかエサにありつくこともできない深海。そんな場所でも生きものたちが日々を過ごしています。

「もう なんかげつも、なにも たべてないよ」

と、その時。

頭上に降ってきたのは、何十年もの長い一生を終えた、大きなマッコウクジラ! 命を終えたクジラの体は、長ければ100年にもわたりさまざまな生き物の命を支え続ける大ご馳走となるのです。

ただよってくる美味しそうな肉のにおいをかぎつけ、真っ先に駆け付けたのは鋭い歯を持つユメザメ。緑の目をゆっくりと見開き、クジラの厚い皮膚を食いちぎります。次に大量にやってきたのは、コンゴウアナゴたち。さらに、タカアシガニやウニ、グソクムシなどの小さな生き物たちが続き、半年もたつとあっという間に食べつくされていきます。やがて骨だけになると、そこにやってくるのは……?

深海という厳しい世界に生きるユニークな生きものたちの、いっときの大宴会を描いたこの絵本。クジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集(げいこつせいぶつぐんしゅう)」と呼ばれるのだそう。

全てを食べ終わってしまった後。50〜100年もの途方にくれるような長い時間、この生き物たちはどんな気持ちで時間を過ごしていくのでしょう。そこには、想像もしたことのなかった驚きの物語が存在していたのです。

数多くの動物・自然に関する本の執筆を手がけられてきた江口絵里さんが紡ぐ物語を、更にイメージを大きく広げてくれているのは、かわさきしゅんいちさんの描く絵。美しく精緻でいながら、とてもドラマチック。いつまでも印象に残るような場面が続きます。監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。知れば知るほど、もっと知りたくなる……不思議な魅力にあふれた絵本です。

NEXTプラチナブック 一覧

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©︎Disney ©Disney/Pixar Based on the "Winnie the Pooh" works, by A. A. Milne and E.H. Shepard.

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