おおきなおむつをはいたネズミくん、彼はとっても知りたがり。
穴があればつっついてみるし、ビンがあればのぞいちゃう。
そんな彼が気になって仕様がないのは…なんとお友だちのおむつの中!?
「いったいどうなってるの?」
そうなってしまうと、あとは行動あるのみ。
ネズミくんはさっそく聞いてみます。
「おむつの なかを みても いい?」
「いいよ。さあみてみて!」
最初に見せてくれたのは、うさぎくん。
おむつをめくる形の仕掛けになって、そこを開くと出てきたのは…ころころうんち!!
次のやぎちゃんのおむつの中は、つぶつぶうんち。こいぬくんは、うずまきうんち。
じゃあ、うしちゃんは?うまくんは?こぶたくんは…?
なるほど、みんなのおむつの中にあるのは、みんなそれぞれ形の違ううんち。
これはネズミくんじゃなくなって、興味深々です。
次々に登場する個性的なうんちに、子どもたちも大笑い。
何回だって、おむつをめくっちゃいます。
じゃあ、ネズミくんのおむつの中にも…?
さて、どうなっているんでしょうね。それは読んでのお楽しみ。
とっても明快、愛らしくユーモラスなこの絵本。描いているのは、ヨーロッパで大人気の絵本作家ヒド・ファン・ヘネヒテンさん。こんなに沢山のうんちが出てくるのに、こんなにも可愛いなんて、さすがですよね。この絵本、世界20ヵ国以上で読まれているんですって。しかけ絵本ならではの楽しみ方だけど、きっとトイレトレーニングのスタートも手助けしてくれるはずですよ!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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