もりのなかを とおるのはだあれ？

ちいさな子どもたちには少し文が長めかと思いますが、リズミカルな文なので、楽しく読み進められます。微笑ましいラストにもほのぼのしました。そして、なんといっても、ロジャー・デュボアザンの絵が素敵！　森で生きる色々な動物たちがいきいきと描かれていて、見入ってしまいました。...続きを読む

もりのなかを とおるのはだあれ？

『UNDER THE TREES AND THROUGH THE GRASS』が原題。 石津ちひろさんの意訳が軽快です。 中表紙で、森の中を通る動物たちが描かれていますが、 その様子を石の陰から覗いている男の子。 そう、どうやら男の子が目撃した動物たち（小川もあるのがびっくり！）の様子が 描かれているようですね。 「だあれ？」...続きを読む

うみとねこ

ネコのスニーカーが家族に連れられて、初めて海にやってきた日の体験を語ります。 単独行動できるところが不思議に思えましたが、何にでも興味を示す好奇心、なんでも試してみる行動力に、羨ましく感じました。 絵の美しさとスニーカーの存在感が素敵でした。...続きを読む

フレデリック（ビッグブック）

「フレデリック」はレオ・レオニを好きな人ならば喜ばれる絵本ですが、大型本になったことによって、その説得力もとてもパワーアップしたようです。 読み聞かせをした時に、見ている目が見開かれていました。 大型本の魅力を感じた１冊です。...続きを読む

スイミー (ビッグブック)

大人相手のイベントで読みました。 「スイミー」を知っている人も食い入るように見てくれました。 海の風景や魚たちが生き生きしてきただけではなく、小さなスイミーの存在感が強くなったように思えます。 知っていたスイミーが大人の心に刺さったようです。 ...続きを読む