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かえるをのんだととさん
プラチナブックメダル

『 かえるをのんだととさん 』 は
「絵本ナビ プラチナブック」です。

絵本ナビ人気ランキング上位の絵本として選ばれています。

かえるをのんだととさん

  • 絵本
作: 日野 十成
絵: 斉藤 隆夫
出版社: 福音館書店

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税込価格: ¥1,100

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作品情報

発行日: 2008年01月
ISBN: 9784834023053

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
ページ数: 32 サイズ: 20X27cm

【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

みどころ

ある日、ととさんが腹が痛くなったと訴えると、かかさんに「お寺の和尚さまに聞いてみるといい」と言われ、お寺に出かけていった。

「そりゃあ、腹の中に虫がいるせいだ。
 かえるを飲むといいぞ」

和尚さんに言われた通り、ととさんがかえるをぺろっと飲み込むと、かえるが腹の虫を食ったので、腹痛が治って調子いい。ところが今度は、かえるがぺたらくたら歩いて気持ち悪い。

「へびを飲むといい」

言われるがまま、へびをぐーいと飲み込んで……!? 驚きの展開を見せ始めるこのお話。あっけにとられている間にも、ととさんは、次から次へと色々なものを飲み込んでいくのです。さて、いったい最後にはどうなってしまうのでしょう?

とんとん進んでいきながらも、気がつけば子どもたちの笑いが止まらなくなって。大人も一つ一つの出来事に考え込んでいる場合じゃありません。カラッとテンポよく読んであげて、大きな声で笑っちゃうのが昔話の醍醐味ですよね。ああ、面白い。

新潟県の「まわりもちの運命」という昔話が元になっているというこの絵本、最後はきれいに節分のお話に結びついていくのですが、どの時期に読んでも楽しめますよ。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

かえるをのんだととさん

出版社からの紹介

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ベストレビュー

あっぱれ!日本の滑稽!

楽しくって、気分爽快!文句なしのお気に入り!
おいしそうにお団子をほおばる姿から、一転して恐怖の腹痛地獄!しかも、その先に待ち受けていたものは、さらなる壮絶な苦行〜!
腹の虫を、退治すべく、おしょうさまのすすめでいろいろなものを飲まされるととさん。 律儀に従うととさんであったが、飲まされるものはどんどんエスカレートし、ついには あんな物まで!
つぎは、何を飲まされるのかと、大人も子供もドキドキ ワクワク!
最後には あんな物まで飲まされてしまい、もうお先真っ暗〜、と思
いきや、さすが おしょうさま、ただ者ではない! 全部お見通し。
予想外のチビスケの大活躍に、子供も大爆笑!  一件落着、めでたしめでたし。その結末には、だれもが大満足。 何事もなかったように、仲良くゆうげをとる二人の姿には、晴れ晴れとしたやすらぎすら感じる。
絵は豪快ながらも あたたかく、ユーモラスで、日本特有の滑稽さを
余すところ無く表現している。あっけらかんとした文章に ベストマッチ。 ひょうひょうとしたかかさん、芝居がかったおしょうさまも いい味出している。
はっきりした絵と、展開のよいストーリー、おかしげでやわらかい言葉遣いと、三拍子そろっているので、読み聞かせに最適。 小さい方からおとなまで楽しめる。節分のころのおすすめ。この本を読んだ後の豆まきは、盛り上がること間違いなし!
(もにいのさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子3歳)

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