ふわふわつるつる たべものたっち (さわってあそぶ知育絵本)
- 作:
- *すまいるママ*
- 出版社:
- 東京書店
絵本紹介
2021.09.27
「赤ちゃんに、大好きな人と一緒に絵本を楽しんで欲しい!」そんな想いを込めて、毎月たくさんの絵本が発売されています。
赤ちゃんが見やすいように絵や色を工夫したものや、音や手触りで楽しむもの。歌を歌って楽しんだり、手遊びができたり。赤ちゃんに喜んでもらいたい一心なのは、お世話をしている大人も、絵本づくりに関わっているたくさんの人たちも同じなんですね。
そんな作り手の想いが伝わってくる9月に発売された赤ちゃん絵本を、15冊ピックアップして紹介します。
この書籍を作った人
ステッチスト。 布やフェルト、色とりどりのビーズをつかって、やわらかくあたたかい作品づくりをしています。 創作シリーズに 『ながれぼしきらり』 『はなになりたい』 『ぼくのきろいおうち』、 名作シリーズに 『ブレーメンのおんがくたい』 『てぶくろ』 『アリとキリギリス』 (全てヴィレッジブックス)がある。
みどころ
いいにおいがして来たよ。
あれ!何かな?おなべだね。
開けてもいいの?
「なべなべ なあに?ふたを…ぱかっ」
ええーふたが開けられるの?!
そうです。この絵本はしかけ絵本なので、ふたをぱかって開けられちゃう。
1ページ目でびっくりしたお子さんは、きっと2ページ目にはもうワクワクドキドキ、ニッコニコのはず。
ぱかっ!って一緒に言ってくれるかも。
バンバーグに餃子まで。大好きなものが出てくる楽しみもありますね。
途中に出てくる魔女なべは…ちょっとあやしい。でもこれもいいアクセントになりそう。
おなべに入れちゃダメなものばかり入ってるから、おっかしいねえって一緒に思いっきり笑えそう!
いないいないばあと同じで、隠れているものがパッと出て来たり、予想通りのものが出て来たり、
それが楽しくてたまらない時期があります。わかっていても何度も何度も繰り返す、そんな時期です。
大人は「またぁ?」って思うかもしれません。でもそういう時期は永遠に続くわけではありません。
本の内容が面白くて繰り返すだけじゃなくて、楽しい時間を共有したい気持ちがあるんですよね。
だから「これよんで〜」って持ってきている間は、できるだけ向き合って読んであげてほしいな、と思います。
子育てが終わって振り返ってみると、永遠に思えた時期は意外とあっという間に終わってしまいます。
しかけ絵本は壊れやすいけれど、この絵本は心配ご無用。厚めの紙で頑丈でコンパクト。
お出かけの時にはバッグにポイッと入れて、お出かけのお供にぴったりです。
1歳前後から3歳くらいまでにおすすめです。
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
この書籍を作った人
1928年東京生まれ。詩人、児童文学作家。『詩集ねこぜんまい』(かど創房)で産経児童出版文化賞、『星』(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞受賞。主な絵本作品に、「くすのきだんち」シリーズ( 絵:末崎 茂樹 ひかりのくに)、『どんぐりとんぽろりん』( 絵:柿本 幸造 ひさかたチャイルド)、『おかあさんのいのり』(岩崎書店)などがある。童謡「きらきらぼし」の作詞家としても知られる。
この書籍を作った人
東京生まれ。出版社退社後、絵本を描き始める。主な作品に「たなかさんのおひっこし」「ケンケンとびのけんちゃん」(以上あかね書房)、「タマミちゃんハーイ!」「ぼくんちどうぶつえん」(以上童心社)、「ちきゅうのうえのピクニック」(PHP研究所)などがある。
この書籍を作った人
及川賢治と竹内繭子の二人組。1996年頃から活動を開始する。ポスターなどのイラストレーションのほか、絵本、漫画など、幅広く活動中。主な絵本に「C’est la Fete!ふたつのバースデーケーキ」(トリコロールブックス)、「ぶぅさんのブー」(福音館書店)「Doughnuts マイボー ゾウにのる」(PARCO出版)などがある。
この書籍を作った人
愛知県豊橋市生まれ。絵本に『パパとぼく』『夏平くん』(ともに絵本館)、『ハルコネコ』(教育画劇)、『からあげ』(アリス館)、『シバ犬のチャイ』(BL出版)など多数。絵本のほか、装丁、挿画、広告など幅広く活躍。大川亭ひろ絵の高座名で出前寄席の活動も。
この書籍を作った人
東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。
みどころ
あかちゃんへの語りかけは大切ってきくけれど、どうしたいいかわからない……。
そんなママやパパのための、「語りかけ絵本」シリーズ!
なんと、文をそのまま読めば、しぜんと語りかける形になるように工夫されているんです。
ちっちゃくて、ピカピカで、コロコロまるくて、かわいくて——
テーマはみんな大好き、どんぐり!
こどもって、ほんとうにどんぐりが好きですよね。
どんぐりの落ちてる公園にいけば、夢中でどんぐり拾い。
帽子かぶってるのを見つけたといっては、大喜び。
家でもタンスのわきやらおもちゃ箱のなかやら、思わぬところから彼らのコレクションが発掘されたりして——
子どもを夢中にさせる、なにかしらの魔法がかかっているとしか思えない……
そんなどんぐりの、かわいらしい魅力が存分に発揮された一冊です!
やわらかなタッチで描かれるのは、まだ淡く葉の色を残したどんぐりや、すっかり秋色に染まったどんぐり。
ああ、質感までリアルないろんなどんぐりをみていると、なんだか指の腹に、あのツヤツヤとした感触までよみがえってくるようです。
ラストに現れる山盛りどんぐりのページは、どんぐりの魔法でおとなまでワクワク!?
お子さんといっしょに、おきにいりにのどんぐりを探してみてください!
コロン、や、ポン!といった、ゆかいで元気なオノマトペ(擬音語)もいっぱいで、声に出して読んでいると、読んであげる側もたのしくなってきてしまいます。
巻末には、読み聞かせやスキンシップのポイントものっていて、はじめての絵本にぴったりの一冊!
さあ、親子でなかよくスキンシップ、しちゃいましょう!
この書籍を作った人
作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。
出版社からの内容紹介
「にんじんの かあさん ぐーぐーぐー。とけいが なったよ りりりりり」
「おめめ ぱっちり。あさだ おはよう」
ぴぴぴぴぴ、じじじじじ……いろんな時計が鳴ると、やさいたちがとびおきて元気に朝をむかえます。
ところが、えだまめの4きょうだいの時計は、いっしょにねちゃっているみたい。
みんなを起こしにやってきたのは……。
ページをめくると、やさいの葉っぱの柄の布団が、ページの真ん中から勢いよくめくれて見えます。
あかちゃんとの暮らしを楽しむ「あかちゃん ととととと」シリーズ。
今回は、さわやかな朝がテーマです。
「ぐーぐーぐー」と寝ているやさいたちの布団の柄を見ると、実はそのやさいの葉っぱの柄になっています。
なるほど、だから気持ちよく眠れるのかもしれません。
枕元にある時計も、それぞれ違った形をしていて個性的。
その時計が鳴ると、やさいたちは元気にとびおきて、おめめぱっちり!
朝がちょっぴり苦手な子も、ふとんをばっとはねのけて、まねしたくなるかも!
出版社からの内容紹介
プチトマトの赤ちゃんが母さんとさんぽしていたら、「わわわわわ パプリカのかあさん ピーマンのあかちゃん やってきた」
ていねいにおじぎをして、「こんにちは」。
ブロッコリーの兄さんや、りんごのばあさんと孫のミニりんごちゃんにも会って……。
最後はながーい長ねぎの姉さんがやってきて、おじぎをしたらびっくり!
シリーズの1冊め、『ぼうしかぶって』からお話がつながっています。だれかに会うのが楽しみになる絵本。
あかちゃんとの暮らしを楽しむ「あかちゃん ととととと」シリーズの1作め、
『ぼうしかぶって』でおさんぽにでかけたトマトの母さんとプチトマトのあかちゃん。
この絵本では、いろいろなやさいやくだものに出会って、「わわわわわ」「おおおおお」と声をあげます。
連続する5音は、このシリーズの特徴。今回は、出会った喜びを楽しく表現しています。
「こんにちは」とあいさつしたら、もっとうれしい気持ちに! さて、長いやさいがおじぎをしたら、どうなるかな?
この書籍を作った人
1968年愛知県生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業後、イラストレーターとして活動。ボローニャ国際絵本原画展で入選を重ね、スイス、イタリア、スペインなど海外でも絵本を出版。絵本作品に、『くっついた』『ゴリラのおとうちゃん』(こぐま社)、『ちいさなおうさま』『おおきなおひめさま』(偕成社)、『バスがきました』(童心社)、『おしり』『よしよし』『りんごがコロコロコロリンコ』(講談社)など多数。
出版社からの内容紹介
シリーズ累計100万部を突破!
「Sassyのあかちゃんえほん」シリーズから、大人気『にこにこ』のポケット版が登場!
あかちゃんを釘づけにする内容はそのまま、通常版の約3分の1の軽さのボードブックになりました。
11cm×11cmの手のひらサイズで、あかちゃんが自分でめくれます!
お出かけ用の2冊目や、寝かしつけ時の読み聞かせにも最適です。
『Sassyぽけっと がおー!』も同時発売。
【シリーズについて】
「Sassyのえほん」は愛されてシリーズ累計100万部を突破!(※2021年8月6日現在)
いつもにこにこ、左右対称のはっきりした顔、白と黒や赤などのコントラストの強い規則的な模様。
発達心理学を研究し、デザインされたトイブランドSassyのキャラクターとグラフィックは、赤ちゃんの目を通して、心と脳を育みます。
さらに、赤ちゃんが大好きな言葉もいっぱい!
声に出してやりとりを楽しむことで、発語をうながします。
0歳の誕生日から楽しめる、赤ちゃん絵本の新定番!
出産祝いやベビーギフトにもおすすめ。
この書籍を作った人
絵本を中心とした、企画・編集・デザインチーム。「あそびのおうさまBOOK」シリーズ(学研プラス)でボローニャ国際児童図書ノンフィクション賞を受賞。手掛ける絵本に、「てあそびおうたえほん」シリーズ(学研)、『みて みて おてて』(作:北川チハル 写真:三原 由宇/アリス館)「Sassyのあかちゃんえほん」シリーズ(監修:Sassy/DADWAY/KADOKAWA)などがある。
最後に、点字つき絵本を紹介します。
「見える人も見えない人も、一緒に絵本を楽しみたい!」そんな思いを叶えるため、複数の出版社が参加している「点字つき絵本の出版と普及を考える会」があります。2002年の発足以来、年2回のペースで情報交換会を開き、少しでも良い形で点字つきの出版物が増えていくように、取り組みを行っているそうです。
本書は一般販売を行っていない絵本になりますが、その取り組みをたくさんの方に知っていただくために、ご紹介します。
出版社からの内容紹介
著者、広瀬浩二郎さんは、大阪の国立民族学博物館に勤務。全盲。視覚以外の感覚を総動員して、自分を鍛える修行に励み、琵琶で人の心をうつ「音」を創造した琵琶法師「耳なし芳一」の話からインスピレーションを得た、オリジナルの点字つきさわる絵本。春夏秋冬を視覚以外の感覚で感じてみよう、そしてそれを表現してみよう、ということをテーマにした、著者初めての、子どもを対象にした作品です。
新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、そもそもさわるとはどんな意味をもっているのかという、基本的な問いに立ち返ることになったという広瀬さんは、「非接触社会から触発は生まれない」と発信を続けています。コロナ禍においては「さわる」ことがタブーのようなイメージとなってしまったが、目が見えない人だけでなく、誰にとっても本来生きていく上では必要なこと、意味のあること。そんな思いも込めて、いろいろな感触の隆起印刷を用いて、子どもたちがさわることから想像を膨らませることを忘れないように、ということを望んで作られました。イラストも明るくかわいく、とても明解です。見える子も、見えない子も一緒に楽しめる絵本。点字つき。