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注目の新刊&オススメ絵本情報2021/02/26 【連載】2月の注目の新刊&オススメ絵本紹介 〜大人も楽しむ児童書&子ども向け実用書編〜
大人だってファンタジー世界を楽しみたい! 良質なミステリーに出会いたい! そんな方にオススメの新刊児童書を集めました。
●大人も楽しむ児童書
★新刊★”この”たまご、読めば必ず虜になることでしょう。
たまごに手足が生えて、自由に歩き話し出す……そう聞くと、マザー・グースの「ハンプティ・ダンプティ」を思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれません。でも、この絵童話に出てくる「たまご」はもっと自由気ままでおおらか。そしてどこか偏屈なキャラクターです。
作者のしおたにまみこさんは、繊細な鉛筆画で描き出す独特の世界が魅力の今注目の絵本作家さん。この作品で描かれる小さなものひとつひとつに、鉛筆画の美しさが感じられます。一編読むごとに、たまごの紡ぎだす独特な世界観に引き込まれ、三編読み終わった後には、もうたまごの虜になってしまう。どこかなつかしくクラシカルな感じと、新しい感覚が同居する作品です。
注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。 ![]()
★新刊★シドニー・スミス初の作絵を担当した作品。
『うみべのまちで』や『おはなをあげる』の絵を担当し、カナダ総督文学賞(児童書部門)、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞など、さまざまな賞を受賞するシドニー・スミス。彼が初めて作絵を手がけた『この まちの どこかに』が日本でも出版されました。シドニー・スミスの代名詞ともいえる「物語る絵」を隅から隅まで堪能できる一冊です。
大都会に、小さな子どもがひとり。行方不明の飼い猫を探して凍てついた街をゆきます。雪が吹雪になるころ、たどり着いた家で、「きみは きっと だいじょうぶ」そう祈る願いごと家族に抱きとめられるとき、冬の街さえも、あたたかいものとしてわたしたちの心にせまります。
●エドガー・アラン・ポー賞を受賞した上質なミステリーはいかが?
ミステリー小説好きな方には、1月に出版されたこちらの海外ミステリーはいかがでしょう?
作者は『時の扉をあけて』や『手ごわいカモ』など、ヤングアダルトから大人の小説まで幅広いジャンルの作品を生み出すピート・ハウトマン。本作で、アメリカで最も権威のあるミステリージャンルの賞「エドガー・アラン・ポー賞(児童書部門)を受賞しました。多くの海外児童文学の翻訳を手掛ける、こだまともこさんの訳も魅力的な長編読み物です。
祖父と母と三人で暮らしていたスチューイ。嵐の日、祖父を失い、元気をなくしていたが、引っ越してきたエリー・ローズという少女と仲良くなって、毎日のように森の秘密の場所で遊ぶようになる。ところがある日、エリー・ローズの姿がぼやけて……消えてしまったのだ。スチューイの世界ではエリーが行方不明、エリーの世界ではスチューイがいなくなっている、というパラレルワールドを描くミステリー。二人の家族の過去には、思わぬ因縁があった。謎を解く鍵は、祖父がつづっていた「秘密の書」。二人の世界はまたひとつに結ばれるだろうか? 一気に読ませる巧みな展開で、2019年のエドガー・アラン・ポー賞を受賞した作品。
★新刊★骨太なファンタジーシリーズ刊行です!
ファンタジー世界が好きな方にピッタリな、新たな大型ファンタジーシリーズが刊行されました。登場人物は不思議な笛を持つ少年・パッチ。彼とネズミに姿を変えられた少女レン、ドラゴンとグリフィンのハーフ、バルヴァーと共に旅をする中で描かれる友情と謎解きは、読み進めるごとにどんどん深くなっていきます。3部作の中の第1作目です。
ドラゴンの棲む土地があり、魔法使いがおとぎ話ではない世界。そこでは笛ふきたちが曲をかなで、世界の平和を守っていた――。
★新刊★本を巡る長編ファンタジー作品、刊行!
こちらは、『かわうそモグ』や『時知らずの庭』などの絵本の文章を手がける小森香折さんの最新児童文学です。貧しい少年がある1冊の本を手にしたことで物語が大きく展開していく、長編ファンタジー。本好きな方はもちろん、かわいい動物好きにもオススメです。
王都の貧民街で暮らす少年ノアは、ある日、奇妙な依頼をうける。
★新刊★名作絵本で英語を身近に感じてみませんか?
50年以上の歴史を持つ、英語教室「ラボ・パーティ」。「CD付き英語絵本」は、ラボ・パーティが「こどもたちに伝えたいメッセージを持つ絵本」を選び、翻訳や音声化を経て出版されているシリーズです。今までにも『ちいさいおうち』や『どろんこハリー』などの名作が「CD付き英語絵本」として発売されています。その中の最新作が、ガース・ウィリアムズ作の名作絵本です。
広い森の中なかよく暮らす2ひきのうさぎ。たのしく遊んでいるときでも、ときおりとても悲しそうな顔をして何か考え込むくろいうさぎ。くろいうさぎにはある想いがあったのです。愛する人とずっと一緒にいたいと願う、うさぎたちのやさしい愛のおはなし。
●子ども向け実用書
★新刊★新学期前に親子で読みたい、今の子どもの本心。
春になると、進級・進学を迎えるお子さんも多くいることでしょう。今の子どもたちが抱える学校への悩みや不安。私たち大人はなかなか身近に感じることは難しいかもしれません。しかし、今の子どもたちの身の回りの環境について、知るきっかけとなる作品がこの『明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ』です。
漫画、体験談、そして専門家からの解説がバランスよくまとまっていて、気になるところから読み進めることができます。小学校高学年くらいのお子さんの一人読みにもオススメの一冊です。
「学校に行きたくない」「朝、起きるのがつらい」「いじめにあっているけれど、誰にも相談できない」、
★新刊★和食の定番「おすし」を丁寧に紹介した写真絵本。
大人も子どもももちろん、海外の人にも人気の「お寿司」。ご家族で回転寿司に行くことも増えてきているといいます。でも、お寿司のネタがどうやって運ばれ、お寿司となって私たちの口に入るのか、大人でも説明することは難しいのではないでしょうか?
この絵本は、生きている魚が寿司ネタになるまでを、今までにない連続性を感じさせる写真を使って紹介した、いのちと食を考える作品です。
キンメダイ、アナゴ、イカなど、釣り上げた魚をさばき、
★新刊★うんちから知る、動物の新たな一面。
子どもが大好きな「うんち」。実は動物のうんちを観察すると、今まで知らなかった魅力がどんどん明らかになるんです。そんなうんちにまつわるうんちくがギュギュっとつまった、世にも珍しいうんちの図鑑です。
うんちを知れば動物がもっと好きになる!
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★新刊★「小学生実用BOOKS」シリーズ最新刊!
今どきの小学生のお悩みを解決する、実用書シリーズ「小学生実用BOOKS」が学研より出版されました。「5分で分かる」というタイトルにもあるように、冒頭に結論を置いてから詳細な解説、さらに最後にまた結論としてまとめを置くなど、わかりやすい構成と説明が特長です。また、冒頭や解説部分がカラーのイラスト、マンガで解説されているので、長い文章を読むのが苦手なお子さんも、楽しく内容を理解することができます。2月に出版された『友だち術』と『片づけ術』以降、続刊が期待されるシリーズです。
読めば5分で、一生使えるスキル・友だち関係の悩み解決の法則がわかる小学生の実用書。小学生の悩みを、等身大小学生の擬人化にゃんころたちのマンガで描き、お笑い芸猫(おわらいげいにゃん)に扮した先生たちがアドバイス。
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一生使える片づけのコツが、たった5分読めばわかる。どんな人でも片づけられるようになる、シンプルで明快なセオリーを、猫(にゃんころ)に扮したプロが、マンガで、図解で、楽しく、教えてくれる。笑顔で過ごす快適な毎日のための子どもの実用書シリーズ。
★新刊★古典が苦手だった人にもオススメです!
大人の中でも学生時代、苦手だという人も多い「古典文学」。そんな苦手意識を早い段階から解消するために、マンガで楽しく、古典に触れてみませんか? 実際に苦手だったのは言い回しや古文の読解の方で、おはなしとして読んでみたら、意外と引き込まれることに気づくのでは?
はじめて古典文学に触れるお子さんから、大人の方の学び直しまで、幅広い読者にオススメのシリーズです。
日本の古典文学『太平記』を、マンガで先どりしてみよう!
●2月の新刊&オススメ動画公開中。
※掲載されている情報は公開当時のものです。
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