●本書について “かっきくけっこ”は50音に親しみをもたせることがひとつです。われわれは何となく受け取っているが、ことばの要素をまとめたものであれほどおもしろいものは世界中にもないと思う。文字も発音も美しい。この本では、表面的にはナンセンスでも、いろいろ声に出すことによって、ことばの響きや、音の多様性を身につけ、自己表現の豊かさ、人とのコミュニケーションの通じやすさなどが育ってくれることを願ったのです。 <谷川 俊太郎>
谷川俊太郎×堀内誠一の“あいうえお絵本”! “あいうえお”を絵にしたらどうなるの? 声に出して体で感じるあいうえお絵本。 詩人・谷川俊太郎とデザイナー・堀内誠一が、1972年に “幼児と言葉”の関わりを真摯にとらえて作った絵本です。 シンプルで選びぬかれた文章を、親子で声に出して読んでみてください。 いきいきとした絵とともに、イマジネーションがどんどんふくらみます。
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「ことばのえほん」シリーズ2作目『かっきくけっこ』は、日本語の50音の面白さをそのまま絵本にしてしまった驚きの作品! “かっきくけっこ”、“ささししすせせそ”、“なーに ぬねーの”。理屈はわからないけれど、これ以上ないくらい“か行”“さ行”“な行”らしさを表わしているような谷川俊太郎さんの言葉。色々な声で読んでみれば更にその表現の多様性に気がつかされます。ただ50音を読んでいるだけなのに!「私達日本人はこんなに面白い響きの言葉をつかって表現しているんだ」と感じることができればこんな嬉しいことはないですよね。 何より谷川さんご自身が楽しんで創られたに違いないこの作品なのですが、その感覚を瞬時に感じ取って表現しつくしている堀内誠一さんの絵は必見です。音の持つ響きやイメージを見事に線と色と形に対応させ、読むものの感覚に訴えかけてきます。そうして、この不思議な今まで見た事のない絵本が完成したのです。(1972年に!)小さい頃からこんなハイセンスな絵本を読める子ども達に嫉妬してしまいそうです(笑)。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
谷川さんの言葉絵本も 堀内誠一さんの絵が生きていて
おもしろい 遊び絵本です!
一番面白かったのは 「まみむめ むめめも」
文字の遊びがおもしろいです
「わっ いーうえ おっ」 も 鬼が出てきて おもしろい 構図がいいですね!
「ぱっぴっぷっ ぺっぽっぽっぽ」 花火かな〜
いやいや ちがうかな 絵具遊びとも思えますね〜
なんといっても 表表紙のへのへのもへがおもしろいです
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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