なっちゃんの「ちょっとだけ」って、何だろう?
なっちゃんのおうちに、あかちゃんがやってきたのです。
ママのスカートを「ちょっとだけ」つまんで、
牛乳をコップにひとりで「ちょっとだけ」入れられて、
ひとりで遊んだブランコだって「ちょっとだけ」ゆれて・・・。
なっちゃんは、ちょっとずつちょっとずつ頑張って「おねえちゃん」になっている様です。
でも・・・ね。
愛情たっぷりの最後のシーン。
ママ達は、涙なしでは見られないんじゃないかしら。
健気ななっちゃん。
大きな優しさで包み込むママ。
そして可愛いあかちゃん。
作者が3人の子どもを持つママ、というだけあって、子どもへの愛情でいっぱいのストーリーです。背景がほとんどない、シンプルな絵も、子どもを温かく見守る視線で、子どもって、本当にかわいい!子育てって、本当に素敵なことなんだ!まっすぐに訴えかけてきます。どんな立場の人だって幸せな気分になる絵本です。
これからママになる方へ、是非プレゼントしたくなる1冊ですね。
(絵本ナビ編集部)
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