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ある朝、ぼくたちはパパのどなり声でおこされた。「サーカスがやってくるぞうー!」。パパははりきって、みんなをサーカスへつれていった。パパはひとりでもりあがって、大興奮。サーカスのショーがおわっても、パパはもどってこなかった。サーカスといっしょに、行っちゃったんだ!
私は、まぁまぁかなー、って思ったんですが、上の子が「すごく面白い」と、押すので、評価は『自信を持って』にしました。
この、「パパが」は、ちょっと斬新な絵柄に、ちょっと変わって展開をするんです。で、どういう人が書いたのかな?って、作者紹介を読んだら、なんと!イスラエルの有名な作家だったんです。(なるほど、納得しました)
サーカスが大好きなパパは、どうやら専業主夫。仕事で疲れているママと、習い事のある子供たちを連れて、街にやってきたサーカスを見に行きます。
そして、あげくの果てに、パパはそのサーカス団と団員として、旅に出て行っちゃうんです。すごい展開。
最後にはあっさりサーカスをやめて、家族の元に戻ってくるんですが、サーカス団で身に付いて芸は、現在も生かされているようです。
なかなかコミカルで飛んでるお話でした。
やはりイスラエルのルートゥ・モエダンさんのイラストも個性的で、刺激的な絵でした。
ところで、この作者とエラストレーターさんの名前は本名でしょうか?イスラエルって、こんな(日本語で書くと)ふざけた駄洒落みたいな名前なんでしょうか?ちょっと疑問です。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳)
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