すきですゴリラ」 ママの声

すきですゴリラ 作・絵:アンソニー・ブラウン
訳:山下 明生
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1985年12月
ISBN:9784251005120
評価スコア 4.76
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  • お父さんの愛情

    父子家庭に育つゴリラ大好きなハナ。
    お父さんに構ってもらいたいけど、お父さんはいつも忙しそう。
    だけど、お誕生日の日にお父さんはハナを動物園に誘います。
    忙しくてもちゃんと我が子のことを大事に思っていることが読み取れます。
    世の中のお父さん、お母さん、構ってあげれてない自分を責めないで、やってあげれてることに目を向けて親子のコミュニケーションを取って欲しいなと思いました。

    投稿日:2022/02/18

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  • カート・マシュラー賞、ケイト・グリーナウェイ賞。

    国際アンデルセン受賞作家とあって少し気負ってしまいますが、表紙がやはり素敵です。

    表紙は薄茜色の空にうかぶハナとゴリラ、そのなかでハナが履いている朱赤の長靴のあまりの鮮やかさに目を奪われてしまいました。

    ゴリラが好きな女の子というシチュエーションはなかなかなさそうで、共感を抱きにくいかな?と感じましたが

    このゴリラの瞳がとっても愛らしく、とてもよいのです。

    最初はゴリラにはそんなに興味がないと思っていた私が一番ひきこまれていました。

    子供達もこの絵本に出てくるゴリラは大好きなようです。

    投稿日:2017/03/01

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  • 作者のゴリラ好きがとっても伝わってくる。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    アントニー・ブラウンの作品はいくつか読んでいますが、とにかくゴリラとかチンパンジー系のキャラクターを擬人化して使っている絵本が多いです。

    私は個人的に「こうえんで…4つのおはなし」と「森のなかへ」が好きですが、この本はそうした彼の作品の描きたい世界のハシリだったんじゃないかな〜と、思いました。

    この絵本を見ると作者尾のゴリラ好きがそのまま主人公の女子に反映していて、とても面白いです。
    動物園の類人猿コーナーのゴリラやらチンパンジーやら、オラウータンたちの描写が半端なくリアルです。

    文字は少なめで、絵で物語ってくる作品です。
    ゴリラなどが好きな人には特にお薦めですが、お父さんが大好きなお子さんたちにもお薦めしたいです。
    出来たらこの本はお父さんに読み聞かせしてもらいたい1冊です。

    投稿日:2013/12/02

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  • オモチャのゴリラはパパの分身??

    本物のゴリラが好きで、アンソニー・ブラウンさんのゴリラ本が好きな2歳7か月息子に、購入しました。
    私もアンソニー・ブラウンさんの絵本は大好きです。

    最初の方はちょっと寂しくなるような出だしです。
    ハナの寂しい気持ちが絵にうまく表現されていて、こちらまで胸が痛みます。。
    が、この部分がないと、途中から後半にかけての展開が生きてきません。

    途中からは、ユーモアのある、あたたかいファンタジーのストーリー展開となります。
    やはり、ゴリラの表現がとても上手い。
    ハナの描き方がリアリティがあって、かわいいです。
    ストーリーも絵も洗練されていて、やっぱり好き。
    お父さんがくれたゴリラのおもちゃは、きっとお父さんの分身なんだと思います。

    また、いたるところにゴリラの絵などがあり、それを探すのも楽しいです。

    息子もとても喜んで読んでいました。

    投稿日:2013/10/29

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  • お父さん絵本

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    学校の図書整理で見つけました。
    大好きなお父さんは、お仕事ばかりで休日も
    なかなかいろんなところに連れてってもらえません。

    本物のゴリラを見たことがないという主人公のところに
    なんと、等身大以上のゴリラが出現!夢をかなえてくれます。

    ベットの枕元に大きなゴリラが現れるシーンは
    ちょっとだけオカルトチックですが、夢のあるいいお話だと思いました。
    本当は、ゴリラではなくお父さんと一緒に行きたいのでしょうけどね・・。
    もう過ぎてしまいましたが、父の日などにお父さんと読みたい一冊かもしれません。

    投稿日:2013/06/27

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  • いろんな世界を味わってほしい

    • 魔王さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県

    4歳の息子たちに読みました。
    幼稚園からもらってきた冊子に載っていた絵本の一つです。

    息子たちは最近動物園に行ってきたばかりなので興味深く聞いていました。結構ゴリラの絵もリアルで。リアルなんですが少し寂しい感じのする絵本でした。ラストはハッピーエンドなのですがこの絵本はいろんなことを想像させてくれる絵本でした。
    主人公の女の子は父子家庭?お父さんはお仕事が忙しい?主人公の女の子は寂しい?などなど。このような兄弟もいなくてさみしいそうな子供もいるんだなと息子たちは感じたかもしれません。
    絵本でいろんな世界を味わってほしいです。

    投稿日:2013/04/30

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  • もうすぐ2歳の子供と読みました。文章が多い絵本は、うちの子は飽きやすいので、きっと読めないかなと、期待半分で読みましたが、長いお話にもかかわらず最後まで聞き入っていました。

    ぬいぐるみのゴリラが本物となって大きなゴリラで登場します。ベッドの前に夜中現れたらドキドキします。

    動物園に一緒にでかけます。そこで見たオラウータン、チンパンジーもリアルな絵なので子供が気に入りました。

    絵が本物みたいで、且つ怖い感じではないので、お気に入りになりました。

    投稿日:2013/03/27

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  • ビジュアルが好きな絵本

    「ビジュアルが好きな絵本」に選ばれた本だと知って、興味を持ちました。見ると、リアルな描写の中にも温かみやユーモアがあって、不思議な魅力を感じます。壁紙の模様や、パッチワークのベッドカバーなどが素敵でした。そしてすべてのページに何気なく描かれているゴリラを見つけるのも、楽しかったです。
    忙しいお父さんと住むハナちゃんは、なかなか一緒に遊びに行けなくて寂しい日々を過ごしています。でも誕生日に大好きなゴリラのおもちゃが真夜中に変身して大きくなり、動物園に連れて行ってくれることに。そして翌朝には、もっとスゴいプレゼントがあって・・・女の子を持つお父さん、そしてすべての忙しいお父さんお母さんにおすすめの1冊です。

    投稿日:2012/02/14

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  • 親の心を気遣いながら

     いつも仕事、仕事で忙しいお父さん。そんなお父さんを陰から見つめるハナの寂しげな後姿。こういう思いをしている子が、きっとたくさんいるんだろうな、と思うと、胸が痛みます。
     幸い、我が家では、娘の誕生を機に、娘との時間を何よりも大切にしようと話し合い、パパは自宅勤務の道を選択しました。お陰で、娘が歩き始める前から、公園やプールにも毎日パパに連れて行ってもらっていましたが、「いそがしいから、いまは、だめ。」は、私のセリフ・・・耳が痛いです。

     娘が好きなのは、「まよなかって、ふしぎなことが おきるでしょう」のページ。ぐぐーんと大きくなったぬいぐるみのゴリラに、人形の髪も逆立ってしまいます。
    みんなが寝静まった後、♪おもちゃのチャチャチャ♪の世界が、毎晩繰り広げられていると信じている娘ですが、こんなに大きくなってしまったら、ハナでなくてもびっくりですよね。

     翌朝、「これから どうぶつえんに いくなんて、どうかな?」と誘ってくれたたお父さん。
    娘は、「なんで(昨夜の出来事を)お父さんに話さなかったの?」と聞いた後、「きっとお父さんが悲しむと思ったからだよ。お父さんがせっかく行こうって言ってくれたのに、もうゴリラさんといっしょに行ってきちゃった、って言ったら、お父さんがかわいそうでしょ。」と、お父さんのことを思いやりながら、ハナの気持ちになって話していました。

     娘自身、日常の中でも、そんなふうに気遣いながら、いろんなことを我慢したり、親を喜ばせてあげようと、楽しいことを考え出したりしているんだろうなと、娘の成長を実感しました。

    投稿日:2010/09/21

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  • 切なさのなかに

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    お父さんと二人暮らし。
    忙しい忙しいお父さんの背中をみてさみしい気持ちが
    にじみでて読んでいるほうも切なさで包まれてしまう感じです

    誕生日のお話なのに
    安心感がなく、心配で心配で最後までヒヤヒヤしながら読みました

    最後、おとうさんと動物園に手をつないで出かける姿に
    心底ホッとしました。
    いかにも!という幸せ像でない、現実的な日常的な幸せ感に何とも考えさせられました

    投稿日:2010/06/23

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