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ほら、ここにいるよ このちきゅうで くらすためのメモ」 みんなの声

ほら、ここにいるよ このちきゅうで くらすためのメモ 作:オリヴァー・ジェファーズ
訳:tupera tupera
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2019年09月30日
ISBN:9784593100231
評価スコア 4.54
評価ランキング 7,045
みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • 息子へのメッセージ

    『HERE WE ARE :Notes for Living on Planet Earth』が原題。
    なんと、tupera tuperaさんが訳出しています。
    このちきゅうで くらすためのメモ、と副題にあるように、
    生まれてきた息子へ、この世界がどんなものかを語るメッセージです。
    星に関心のある作者らしく、いきなり天体のことから解説です。
    地球のこと、生き物のこと、人間のこと。
    親として、息子に教えたいことがいっぱいある印象です。
    生まれてきた赤ちゃんの無限の可能性も感じます。
    小学生くらいから、この包み込まれるような世界観、感じ取ってほしいです。

    投稿日:2020/03/23

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  • 科学の絵本かと思って読みましたが、科学というより、生まれてきた息子のために、この地球がどんなところなのか、父として語っている物語でした。
    訳が「tupera tupera」なのにちょっとびっくりしました。
    見返しの部分が前と後ろでちょっと違う絵になっっていて、
    表紙のすぐ裏の見返しは北で
    「きみが まいごに なったときの みちの みつけかた」
    になっていて、
    裏表紙の見返しは南で
    「きみが まいごに なったときの みちの みつけかた」
    になっています。
    お父さんの愛が詰まった作品です。
    こんな素敵な絵本を送ってもらった作者の息子さんは幸せ者ですね。

    投稿日:2020/01/15

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  • 親もまたひとりではないと思える作品

    おぎゃあと生まれたその日から、こんなメモをお父さんが書いていたと知ったら、「パパったら気が早いよ!」と息子くんは笑ってしまうかもしれません。この本を読んだ7歳の息子も「おもしろいなぁ。赤ちゃんが生まれたのがよほど嬉しかったんだね」と笑うので、「あなたのお父さんもそうだったわよ」と彼の生まれた日のことを話して聞かせると、とても幸せそうにニコニコしていました。

    私自身、初めての出産の時は、人間の形をした子がお腹から出てきたことが不思議で、「やだ私ホントに人間を産んでしまったのかしら!」と半信半疑でした。というわけで、奥さんのお腹から出てきた赤ちゃんと遭遇する作者オリバーさん(お父さん)の立場を想像すると、確かに「宇宙のここです」から説明したくなる気持ちはとてもよくわかります(笑)

    この愛おしい命を、大切に育てよう。一緒にあんなこともこんなことも楽しもう。いろいろと思い描くことが溢れてきますが、やはり一番考えるのは「自分がいなくなっても生きて幸せになれる子に育てたい」ということです。

    オリバーさんが「ぼくがそばにいなくても」と書いているシーンは、うっかり涙ぐんでしまいましたが、この本を何度か読んでいるうちに、「そうだよ、いろんな人を頼ったらいいし、自分が助けられる人を助けたらいい」という視点にも気付けました。親もまた、この地球のみんなと長い長い時間をつむぐ一部なのだと思えてきて、「ああ、私はひとりではないのだなぁ」と何だか守られているようなホッとするような、いつの間にかそんな気持ちに浸っていました。

    とても素敵な一冊です。

    投稿日:2019/11/29

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  • 地球を近くに感じる

    地球ってどんな感じ?
    そこに生きる生き物は・・・?

    詳しく書かれている訳ではありませんが、地球の成長、そして現在の地球のあり方や、そこに生きる、人間を含めた全ての生き物達のつながりを感じるお話でした。

    優しく語りかけてくる文章が、とても読みやすいと思いました。

    投稿日:2019/11/22

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  • ほら、ここにいるよ というタイトルに惹かれて読んでみました。色々な感情が読んでいて溢れてきたのでどう感想を表せばいいのか分かりませんが、読んで良かったと思う本です。単に差別はいけないよ!地球とはこんなものだよ!と、押し付けがましくなく、タイトルの様な優しい語りだと思いました。生きていくには必ず人と関わっていかなければなりませんが、疲れた時にこの絵本を読んでみるのもいいなぁと思いました。ここにいるよ。と誰かにいってもらえたら強くなれそうな気がします。

    投稿日:2019/11/19

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  • とってもきれいな純粋な絵本です。
    生まれたばかりの赤ちゃんに捧げる絵本。
    何にもないところに、本当のことのだけを語ってくれる絵本。
    作者さんは、赤ちゃんが生まれてとっても嬉しかったのでしょうね。この世できれいな、きらきらしたのもだけを集めた絵本を作ろうとしたみたい。
    そしてそれを見事に絵にした約者さんがいます。

    赤ちゃんが宇宙のまたその遠くの宇宙からやってきました。はじめて見る地球、宇宙。期待するものもなく、臆するところもなく、ただ無からの出発。
    宇宙を俯瞰するところから始まり、地球、陸、海、空、人間、動物と徐々にその視点は小さくなっていきます。そして時間、歴史、経験と見えない世界を旅するうちに再び世界は広がっていき、また宇宙に到達します。
    最後に、赤ちゃんおめでとう、きみはひとりじゃない、とこころで結びます。こころは宇宙よりも広い、さあぼくのもとへおいで!と。

    文字の読めない赤ちゃんでも目はぼんやりと見えています。母親が授乳する距離が一番焦点があっています。ご両親が赤ちゃんと一緒にこの絵本を読んでみる。すると赤ちゃんはこのきらきらした絵をきっと目で追うでしょう。よくわからなくても、そばにいるご両親のことばで、気持ちで、ぬくもりで伝わるでしょう。
    ご両親は育児で忙しく、仕事、家事で追われています。日曜日夕方のポッと空いた時間、鳥のさえずりや風の音が何となく耳に入ってくるようなその時、何事も忘れてまっさらな気持ちで赤ちゃんと一緒にこの絵本に向き合うと、生きているってすごいんだな、美しい愛しいものがいっぱいあるんだな、みんながいるんだな、と『いい』気持ちを分かち合うことができるような気がします。

    投稿日:2019/11/16

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  • みらいへつなぐ、きみたちへ。

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     おーきなはなし。ひろーいはなし。
    いーっぱいのはなし。
     きみが生まれた、地球のおはなし、人間のおはなし。
    陸や空や海、動物や人間、昼や夜、大都会や大自然のこと。
    いいこと、こまったこと、あまりにいーっぱいありすぎて、
    時間はあーっという間になくなるぞ。

     それでもきみができること、まだまだいーっぱいある。
    きみの生まれた星、地球はたった一つ。
    はだの色も話すことばも、いーっぱいいろんな人いるけれど、みーんな人間。みーんな同じ地球のなかま。

     HERE WE AREって、いいね。ひとりじゃ、ないね。

     アーティスト・オリヴァーに、感謝。
    すてきなメッセージを、ありがとう。

    投稿日:2019/11/14

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  • 全ページ試し読みで読みました。

    科学絵本のような絵本かと思いましたが、息子のハーランドが生

    まれて、喜びの中、2か月の間にオリヴアーのおとうさんが、息子

    の為に書いた慈愛に満ちた絵本でした。

    ハーランドに、お父さんが”尊敬・思いやり・寛容”の3つの言葉に

    息子を愛する気持ちがひしひしと伝わってきました。

    とても素敵な絵本を息子の為に書かれたおとうさんに感動しまし

    た。

    投稿日:2019/11/10

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  • メモを残そう

    • サニーふうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子5歳

    作者のオリヴァー・ジェファーズが息子へ贈った、地球の物語。新米パパの愛情がぎゅっとつまっていて、とても共感できます。
    果てしなくまだまだ未知なことが多い宇宙の中の、「地球」というかけがえのない星に暮らす、わたしたち人間。自分の力で未来を切り開いていってほしいという親の願いがひしひしと伝わってきます。そして、迷ったときや悩んだときは、数多くいる地球人という名の仲間に相談しなさいと訴えかけます。
    決してひとりではないんだよと、やさしく語りかけてくれます。
    そして、ときには立ち止まり、広大な宇宙に思いを馳せ、寛容さや思いやりを忘れず、リスタートすればよいのです。
    これから先、新しい発見をしたら、だれかのためにメモを残して、シェアして、素敵な世界を築いていきたいです。

    投稿日:2019/11/09

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  • この広い世界で君のそばに

    「ほら、ここにいるよ。」は今の時代、携帯電話を駆使すれば割と容易いことなのかもしれないが、わたしは以前もっとアナログな「ここにいるよ。」という愛情のこもったメッセージを受け取ったことがあり、感動的な体験だった。その多くは言葉にならないものだったかもしれない。
    でもまた最近は、やはり人の声の温もりに嬉しさが増すのを実感している。より身近に感じられる「ここにいるよ。」に対してさらに前進したいのだけど、どうしたらいいのだろうと思う。
    困った時は世界の多くの人たちに問いかけていくことの大切さをこの絵本は示唆している。そして、見つけたことはちゃんとメモに残すようにと子供たちにやさしい語り口で伝えている。
    素直な目で世界を見たら解決の糸口も見つけられるのだろうか?答えてくれる優しい人たちと顔をつき合わせてしゃべれる日を楽しみに待ちたい。そんな希望を灯す一冊だ。

    投稿日:2019/11/14

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