先天性の右手指欠損のさっちゃんのおはなし。
お友達に指が無いことを指摘されて傷つくさっちゃんを
両親は「お腹の中でけがをした」「まほうのて」と優しく支えてくれます。
幼稚園のお友達も素直に謝り、さっちゃんを受け入れます。
何げない光景ですが、一つ一つの言葉に重みがあります。
いつものように図書館から借りてきて本棚に置いておくと、
子ども達もいつの間にか読んでくれています。
感想は難しそうで聞かせてもらえませんでしたが、
しっかりとメッセージは受け取ってくれていそうです。
先天性四肢障害児父母の会とたばたせいいちさんの共同制作、とあります。
文章のそこここに作者の皆さんの想いを感じることができます。