話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
話題
やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

三びきのコブタのほんとうの話」 みんなの声

三びきのコブタのほんとうの話 作:ジョン・シェスカ
絵:レイン・スミス
訳:いくしま さちこ
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1991年11月13日
ISBN:9784001106121
評価スコア 4.23
評価ランキング 23,900
みんなの声 総数 46
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

46件見つかりました

  • ホントなの!?

    この絵本は有名な三匹の子ブタのお話の裏話みたいなお話でした。オオカミ目線で描かれていたので、ダメな事もオオカミ理論で良いことみたいになっていたのが面白かったです。うちの子は、どっちの話が本当なのかちょっと困惑していたのがかわいかったです。

    投稿日:2013/02/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 見方を変えると

    『3匹のこぶた』のおはなしのパロディでは、『3びきのかわいいオオカミ』もかわいくて楽しくて好きなのですが、こちらはもっとシュールです。でも絵もおしゃれで楽しいし、作者のメッセージもきちんと伝わる優れた絵本だなと思いました。
    3匹のこぶたのお話で、1匹目と2匹目の子豚を食べたとされているA・ウルフ氏が、真実は違うのだ!と訴える形でおはなしが進みます。「まともなあたまがあったら、わらのいえなんてたてるわけないじゃないか」のセリフには思わず声を出して笑ってしまいました。
    同じ事実でも、見方を変えるとこんなにも違う。物事は一方から見るだけではダメかもということを、ユーモラスに説教臭くなく教えてくれます。
    子どもたちは、1匹目と2匹目の子豚が3匹目の子豚がつくったレンガの家に逃げるというお話の絵本を読んでいたので、2匹の子豚が死んでしまったところで「?」になってしまい、そこは説明が必要でした。はじめの2匹がオオカミに食べられてしまう「3びきのこぶた」のお話をしてからこの絵本を読んだら、もっと盛り上がったかもしれません。

    投稿日:2012/07/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • ニヤニヤ

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    6年生の読み語りに持参しました。

    さすがに、反応は「にやにや」
    うっ!その「にやにや」 どんな「にやにや」なの?って感じです。

    3匹のこぶたのパロディ的にとらえて、おおかみの言い分が言い訳に聞こえて「にやにや」なのかな?
    それとも、真実は??と考えての「にやにや」なのかな?
    事件は、両方の言い分を聴いて初めて・・・なのかもしれませんね。

    私個人的には、単純に、最後の一言で、「あ、このオオカミやっぱワルかも!」って思いました。

    投稿日:2012/01/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • う〜ん

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子8歳、男の子4歳

    三匹のこぶたの悪いオオカミって、
    ホントに悪いやつなの?っていう視点の話で
    オオカミのウルフ氏が言い分を話して聞かせてくれます。

    なぜ、こぶたの家に行ったか。

    なぜ、家を吹き飛ばしたのか。

    う〜ん、どうでしょう。

    わかるよ、物事は片方だけから見ないで
    お互いの言い分をそれぞれに聞いてみなくちゃいけないよってのは。

    オオカミ側からの主張は、確かに「へぇ〜」です。
    悪く言われてるけど、それなりの理由ってもんがありました。

    しかしね、ちょっとコブタさんたち。
    口が悪すぎなんですよね。

    こんなに怖い顔で口の悪いコブタさんたちは・・・。

    次男は「あ、オオカミさんじいちゃんになってる!」と
    全然違うところに気がつく始末。

    あんまり、楽しいとか面白い!という話ではなくて
    ブラックジョーク的なお話でした。

    投稿日:2011/06/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • これっていいの?

    『三匹のこぶた』にはいろいろなバージョン、パロディがあるのですが、この本については唸ってしまいました。
    捕まったオオカミの詭弁を真に受ける子どもはいないと思いますが、このオオカミのような言い訳をする子って、微笑ましいくらいに多いのです。
    (言い訳を考えながら、考える力を身につけていくのでしょうか)
    おばあちゃんのためにケーキを作ろうとしたら砂糖が足りない。
    くしゃみをしたらブタは死んでいた。
    なんとまあ身勝手なお話でしょうか。
    身勝手さがくっきりしているから、この絵本はブラックユーモアとして許せるのだと思いました。
    それは別として、レイン・スミスさんの絵のグレードはかなりのものです。
    オオカミの下心、打算、そして結局はオオカミは悪者だということを見事に描きながら、見る人間を楽しませてくれます。
    絵そのものは中学生向きかも。

    投稿日:2011/06/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 真実をどう見極めるか!?

    お話は「三びきのコブタ」を、オオカミ側から語られています。
    オオカミが家を壊しコブタを2匹も食べた(食べたなんて初耳ですが…)のは、本意ではなく砂糖とクシャミが原因であり、マスコミはその事実をネジ曲げて伝えていると言うのです。
    長年コブタを信じてきた者にとっては、単なる悪アガキにしか聞こえませんが…
    食を含めた習慣や文化の違い、日常疑問を感じることの多い報道のあり方等を考えると、オオカミの言い分もあながちウソとはいえないかも?と思えてきちゃいます。
    真実をどう見極めるか!?単なるパロディという枠にとどまらない、大人にはちょっと考えさせられる内容の本でした。
    絵の中にもいろんな真実(?)が隠されていていますよ。
    読み聞かせは、小学生以上がいいかもしれませんね。

    投稿日:2009/06/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 真実を探しだせ!

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    イギリスの昔話『三びきのこぶた』が、ぶたの視点から語られていたのに対し、『三びきのコブタのほんとうの話』は、オオカミの視点から語られている。

    オオカミに言わせれば、大好きなおばあちゃんの誕生日のバースデイケーキにつかう砂糖を借りに行っただけだという。わらのいえに住んでいるコブタと木の枝で作った家に住むコブタは、オオカミがくしゃみをして彼らの家を吹き飛ばしてしまったときに、死んで発見されたのだという。三びき目のコブタは危うく難を逃れている。
    さて、ここで悩んでしまうのが、これまで語られてきた『三びきのこぶた』はどういう話であったかということである。こぶたは食べられなかったという説もあれば、こぶたたちがおおかみを食べたという説もある。これは読者の勢力をあげて真実を探さなければいけないだろう。

    緻密な絵の中にちょっとした毒がまぜられている。チーズバーガーからはみ出しているものは何か?バースデイケーキを作っているボールからはみ出しているものはなにか?怖がりだけど興味がある読者はよく観察して欲しい。他にもこの絵本は、いろいろなところで工夫がされているので細部まで楽しんで欲しい。
    裏表紙の犯罪の行われた現場の絵がなんともかわいらしい、いや、せつない。

    投稿日:2009/06/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • いろいろな側面はあるが

    • のえこさん
    • 20代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子0歳

    題名にひかれて手にとりました。

    こぶたが主人公の「3匹のこぶた」。
    これをオオカミ側の視点から書いたお話。
    オオカミの気持ち、言い訳が素直におもしろく
    書かれていて、
    物事を一方的にではなく、多面的に捉える必要があるということが
    伝わる本だと思います。

    しかし、表現が
    「そこに(死んだ豚が)あったから、くさってももったいないし食べた」
    といったような内容は冗談がキツイなと感じました。

    将来
    「物がそこに置いてあったから盗んだ。」
    「相手が悪いから殴った。俺は悪くない。」
    飛躍しすぎだとは思いますが、そんな言い訳に発展しかねないな
    と感じてしまいました。


    ある程度、善悪がつくようになってからであれば
    興味深く読めて楽しめる本だと思います。

    投稿日:2009/06/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 理解できる年ごろにならないと…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    「三びきのコブタ」をこんな風に構成しなおした作者の想像力は素晴らしいと思います。
    読み語りなどにはまだ使っていませんが、学校で使うのなら中学年以上がいいかな?低学年だと、本当の昔話の方がストーリー性が分かりやすくていい気がします。
    というのも、やっぱり語り継がれてきた物語の楽しさと比べると、この絵本は「面白く解釈してみました」「ウケを狙ってみました」感があって、そういう面白さに惹かれるまたは、そういう構成の違いを面白いと感じることのできる年齢は、高くないと無理なような気がします。

    投稿日:2009/04/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもも大人も

    パロディと言えるかもしれませんが、
    それだけでは終わらない斬新な絵本だと思います。

    子どもが小さなうちは控えた方がよい本かもしれません。
    ですが、ある程度成長した子どもだと、
    動物が生きていくことの自然の摂理や、
    物事を一面的にしか見ない怖さ、などにも気付くのでは。
    大人も読んで考えさせられると思います。
    子どもも3年後・5年後などに再読すると、
    小さい時にはわからなかった新しい発見をするのではないでしょうか。

    少し毛色の変わった本ではありますが、
    一度手に取られることをお勧めします。

    投稿日:2009/04/21

    参考になりました
    感謝
    0

46件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / おいしいぼうし / あっ、ひっかかった

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット