ぶたぶたくんのおかいもの」 みんなの声

ぶたぶたくんのおかいもの 作・絵:土方 久功
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1985年02月
ISBN:9784834001402
評価スコア 4.61
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みんなの声 総数 165
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165件見つかりました

  • 最後のページで2度楽しめる!

    私自身が幼稚園の頃に大好きだった1冊で、娘が2歳ころに購入しましたが、楽しめるようになったのは3、4歳からです。

    絵は可愛らしいというよりは、古めかしい絵ですが、とても惹きつけられてしまいます。

    主人公ぶたぶたくんは、おかあさんにおつかいを頼まれます。「ぱんやさんに、やおやさん、そしておかしやさんですきなものをかってきてもいいわ」と。

    ぱんやのおじさんの言葉づかいも印象的で、「かんしん」「じょうとう」は、大人になった今でも不思議と耳に残っています。
    そして変わった「かおつきぱん」も不気味で印象深いのです。

    やおやのおねえさんは、はやくちおねえさん。娘はここが大好きです。早口で一気に読むとゲラゲラ笑い「もう一回読んで!」と必ず2回読まされます。
    おかしやさんのゆっくりおばあさんも、ゆっくり読んであげます。

    一番のクライマックスは最後、来た道を戻ろうとするぶたぶたくんに「ここまできたら、このままさきへいくほうがずっとちかみちだよ」といわれ、ともだちが途中まで一緒にいってくれるのです。

    ともだちと別れたあと、きゅうにしんぱいになってしまうなか、ぼくのうちとおかあさんがみえてくるところで、娘は心底ホッとした顔をします。

    ひとりでおかいもの、という幼児期にはとても興味のあることが題材で、娘も一緒になって「やおやさんではじゃがいもとトマトだよ!」などと声をあげたり、一緒に不安になったりしながら、最後には達成感を感じられる絵本です。

    そしてお楽しみは最後のページ。ぶたぶたくんが歩いてきた道のりが、地図になって描かれています。
    とってもわかりやすい地図なので、4歳でも十分楽しめます。

    このページにくると必ず「貸して!」と絵本を取り上げて、「ここから出発して、ぱんやさんでかおつきぱんを買って・・・」とひととおり説明してくれます。

    私自身も、子どもの頃はこの地図のページが大好きで、なんだかわくわくしたのを覚えています。

    私が生まれる前に出版された絵本のようですが、今も読み継がれるのには、やはりそれだけの魅力がある絵本だと思います。

    投稿日:2012/08/26

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  • 地図を見ながら楽しみました。

    • 海猿さん
    • 30代
    • その他の方
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳

    ぶたぶた君が、お母さんに頼まれて買い物に行くお話です。
    行くお店でお友達に会い、無事に買い物をしていく姿が可愛らしいです。最後にお母さんが待っていって家に帰れた時は、息子も嬉しそうに聞いてました。

    裏表紙の所に、ぶたぶた君達が買い物した地図が描いてあり、息子はそれを見ながら楽しんでました。

    投稿日:2012/05/26

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  • パンがきになる〜!!!

    はじめてのおかいものに行くお話です。息子はかおつきパンが気になってしかたないらしく、何度もページを戻してはパンを見てました(#^.^#)
    おうちにつくのか心配しているところ、私も読んでてハラハラしました。最後にあった地図を見て納得。絵もかわいくお話もおもしろいです。

    投稿日:2012/03/17

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  • 親子2代で楽しみました

    3歳の息子と読みました。
    児童館で見つけて、私が大興奮。「これ、ママが大好きだった本だよー!」

    ちょっと不思議なパン屋のおじさん、早口の八百屋のおねえさん、ゆっくりしゃべるお菓子やのおばあさん。
    主人公のぶたぶた君に負けず劣らず、脇役の人たちも相当おもしろい。
    息子は、中でも、お菓子屋のおばあさんがツボにはまったようです。

    「ぶ、た、ぶ、た、く、ん、は、な、に、か、う、の」
    って書いてあったら、読む方も、自然とゆっくりになって、本当におばあさんのしゃべり方みたいになります。
    それは、私自身が子供の時には気づかなかった新しい発見でした。

    親子2代で楽しめる絵本、とても嬉しいです。

    投稿日:2012/01/02

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  • ロングセラー絵本

    • だかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、女の子4歳

    ロングセラーの絵本なので、以前から知っていたのですが、絵が何となく昔風で、親の私はあまりかわいいとは思えないのです。
    でも、子どもたちにとってはそんなことは気にならない様子。
    おつかいに行くっていうのも子どもたちにとっては魅力的なんでしょうか。

    最後に地図があるので、地図が大好きな6歳の長男はそこが一番食いついていました。

    投稿日:2011/11/24

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  • これは冒険です。

    • うまどしさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    豚の絵の表紙がなんともかわいくて、図書館で借りました。

    一度、娘に読み聞かせたところ大好評!
    6歳の兄も気がついたら夢中になり大笑いしてました。

    パン屋さんのパンがまず不気味。
    八百屋さんの早口ねえさんも、お菓子屋さんののんびりおばあさんも、
    キャラが濃すぎておもしろいポイントです。
    登場するキャラクターになりきって読むと、本当に楽しくて。
    わくわくどきどき、お買い物のお話ですが、ぶたぶたくんの大冒険。
    心から、良い本に出会えたと嬉しく思います。

    1970年代に出版された様ですが、古臭さを全く感じません。

    結局、図書館に返すのが惜しくなった娘は、1ヶ月続けてこの本を借り続けました。
    ここまで気に入ってくれたならばと購入したところ、自分だけの
    ぶたぶたくんをそれまで以上に何度も何度も読み続けては、
    『おもしろいねー』を連発しています。

    投稿日:2011/11/22

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  • 地図を見る楽しさ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    誰にも負けない方向音痴とみんなから言われるのですが、地図を見るのは好きなんです。
    ぶたぶたくんのたどった道を、最後の地図で「ここに鳥がいた」とか「池に魚がいた」とか思い出すのが面白いです。

    小学校の授業で自分たちの町の地図を、グループで協力して描いたことを思い出しました。

    絵が味があって好きです。
    ぶたぶたくんとかあこちゃんのかごの中までちゃんと書いてあります。
    ぶたぶたくんがもらった、かおつきぱんの表情がいいのです。出てくる度に違っていますよ。

    投稿日:2011/10/27

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  • 2度お話を楽しみます

    表紙の絵のぶたぶたくんのお買い物かごの中には、じゃがいもと、キャラメルと、「え、かお?」「ん、何?」と物語が始まりました。なんともおかしみたっぷりな絵本です。

    ぶたぶたくんが、家→ぱんやさん→やおやさん→おかしやさん→家、とお買い物をしますが、途中で出会ったこぐまくんがぶたぶたくんのおうちへの近道を教えてくれます。物語を読むだけではその近道のからくりが分からないのですが、最後のページにお買い物をした経路が描かれた地図があって、「あ〜そういうことだったのか!」と納得できる仕組みになっています。

    4歳の娘はこの地図を指でなぞりながらぶたぶたくんのお買い物をもう一度ふりかえるのが大好きで、物語で1度、地図上でもう1度お話を楽しんでいます!

    こういうちょっと理系なところがある物語、かっこいいなぁ、と思いました。おすすめです!!

    投稿日:2011/09/16

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  • 楽しい♪

    好きですね〜♪

     読み聞かせする側からすれば
     読みごたえのある絵本です^^

     あと1人でおかいものに行くっていうシチュエーションが
     子どものドキドキ感をあげてくれますね。

    投稿日:2011/02/25

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  • 最後のページがお楽しみ

    • 夜の樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子3歳

    3歳の子どもに読みました。

    最初のページを開くと結構字が多かったので「最後まで聞けるかな?」
    と心配になりました。
    が、そんな心配は無用。

    まずは「一人でお買いもの」という設定にくい付く我が子。
    そして次々現れる個性的なお友達とお店屋さん。
    ちょっと古めかしいタッチの絵ですが、突っ込みどころ満載で、読んでいるうちにその独特の世界に引き込まれます。

    最後のページにぶたぶたくんのたどった道のりが地図になっています。
    親子でお話を思い出しながら指で道をたどっていくのが毎回のお楽しみです。

    投稿日:2011/02/03

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