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ひでちゃんとよばないで」 みんなの声

ひでちゃんとよばないで 作・絵:おぼ まこと
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2003年
ISBN:9784338180085
評価スコア 4.67
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  • 心を引き裂いたのは国でしょうか

    あの太平洋戦争の中で、日本が台湾を占領していたことを意識しいなかった自分です。
    この絵本はその事実と、日系二世の少女が育ちを同じにした作者と別れなければならなかった背景を痛切に訴えています。
    同じ台湾で生まれたのに、日本人の子どもとして生まれた作者は日本人なのですが、父が台湾人父が日本人の家庭に生まれたひでちゃんは、戦争が日本の敗戦に終わると日本人から台湾人に、名前も「ひでこ」から「ホアン ショウラン」に変わらなければならなかったのです。
    どうして一緒に遊んではいけないのだろう。どうして、自分は日本人ではないのだろう。
    ひでちゃんの心の叫びが伝わってきます。
    50年後に、作者が台湾を訪れた時ひでちゃんの行方はわからなかったそうです。
    これが平和であったら、その前に日本が台湾を占領していなかったら生まれなかった哀しみです。

    最近日系アメリカ人の戦時中の不遇をテレビで見て心打たれたのですが、このお話もそれに値するお話です。
    ただ、台湾は敵国として攻撃された国。
    そして、絵本を見る限り日本人居住区を中心に攻撃されたので、それに巻き込まれた台湾人の悲劇、日本人の居住していない場所が平和であるアンバランスを描いています。
    実体験した人でなければ書けない絵本だと思います。

    平和であることの大切さ、二世三世が安心して暮らせる社会の大切さを痛感させる絵本です。

    掲載日:2010/11/14

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  • 作者自身の体験

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    戦争という負の産物は、子供の世界にまで暗雲を立ち込めてしまう許しがたい出来事です
    今まで仲良く遊んでいた友達が、翌日から知らんふりしなければならない理由なんて子供には通用しないはず
    それを身勝手な大人の都合で、子供の心は不信感でつぶれてしまいます
    作者は自身の体験をこの絵本に託した思いを、再びひでちゃんに会える日が来ることを願ってと後書きに書いています
    昨今の戦争になりかねない火種が起きたりしても、我関せずの日本人の平和ボケが時々情けなくなってしまいます
    平和がどんなに尊いものなのか、この絵本を通して少しでも広がってほしいと願います

    掲載日:2010/12/05

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  • ひでちゃんの気持ち

    絵に惹かれて2才の孫の為に図書館から借りてきたのですが、実話で文字も多く、読んでいてもまだ理解できない孫でした。
    自分の為に夢中で読んだ絵本でした。大人の都合で、ひでちゃんは、仲良しのすすむちゃんと話もできなくなってしまう悲しい切ない実話でした。戦争はなにがあってもしてはいけないとおもいました。
    台湾の街並みに惹かれました。機会を作って台湾に行ってみたくなりました。我慢していたひでちゃんが最後にすすむちゃんをお見送りできたことがなによりよかったと思いました。この絵本でひでちゃんが気がつき再会できることを祈りたいと思います。

    掲載日:2009/10/14

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  • ひでちゃんの涙が印象的でした。

     戦争によって多くの人が死に怪我をすることも痛ましいことですが、やはり体のきずだけでなく心の面でもやはり幼い子どもたちが犠牲になるんだということを強く感じた作品です。憎しみや悲しみが、戦争を知らない子どもたちにまで受け継がれ、両国の摩擦になるのではなく、お互いを理解しあって平和の掛け橋になることを望みます。
     
     読んだ後に、内容としては小学校ぐらいからだと思ったのですが、病院の待合室にあったのを上の子が読んでと持ってきまた。戦争のことは、「おこりじぞう」が大好きな子で原爆のこと、戦争のことなど折にふれて説明しています。今回は、台湾でくらす日本人の子が戦争中や敗戦後どういった扱いを受けたかなど、今までとちがった戦争のお話でした。

     息子は、あれほど仲のよかった男の子と女の子が、ある日を堺に一方的に仲が悪くなってきった事。会うことさえこばんでいた女の子が、男の子が日本に帰る最後の場面で泣きながら「ごめんね」と言っていた女の子の涙が印象に残ったらしく、なんで泣いているのと不思議そうでした。もう少し大きくなってまた見返していきたい絵本です。

    掲載日:2007/05/27

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  • 大人のケンカ(戦争)で、離れる友情。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    時は、1945年から1946年。場所は台湾の和美と呼ばれている地域。小学校一年生だった日本人の男の子、すすむ君と、台湾人の父と日本人の母を持つひでちゃんとの悲しい友情物語です。

    読み終わった時、下の子は「なんで、2人はケンカしちゃったの?」
    「なんで、仲直りしないの?」と文句をいい、揚句「このお話は面白くない」とまで言い切りました。
    (私はすごくいいお話だと思いました。)
    まだ園児の子供には、何故、この2人がケンカもしていないのに、無視しあわなければならなかったのかなんて、全く理解できなかったようです。
    この絵本には、血なまぐさい事はいっさい出てきません。ただ、戦争終結によって、せっかく育まれた小さな友情が、壊れてしまった(壊れたように見せなければならなかった)子供たちの事情が描かれています。
    こういうつまらない大人のケンカ(戦争で)、子供たちが悲しい想いをしたり、苦しい思いをしたりしない世界に、早くなって欲しいと、心から願っています。

    掲載日:2005/07/02

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