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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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いるのいないの」 大人が読んだ みんなの声

いるのいないの 作:京極 夏彦
絵:町田尚子
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年02月
ISBN:9784265079537
評価スコア 4.04
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みんなの声 総数 47
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24件見つかりました

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  • 絵本として存在していいのか?

    怪談絵本シリーズは「悪い本」を読みましたが、個人的には最低評価でした。なぜわざわざ絵本であのような世界を描く必要があるのか理解できないからです。
    その意味ではこちらの作品はまだ絵本としてはマシだと思います。古い日本家屋に漂うあの独特の怖さって、最近薄れつつあるので、これも日本の伝統だとも思います。ただ、ひたすら恐怖感を与えるのみの目的で描かれているような気がして、絵本としてどうなのかな?っと思います。

    投稿日:2012/03/26

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    3
  • 大人向きでしょ

    • ハナぺさん
    • 30代
    • ママ
    • 大分県
    • 女の子8歳、男の子5歳、男の子2歳

    大人向け。

    子どもは怪談話が好きですよね。
    でも、ヒヤッとするくらいならいいけれど、このシリーズは恐怖や不安一色、心の闇に引きずり込まれるような嫌な感じがします。

    この「怪談えほん」シリーズを読んで、京極さんの言う「豊かな想像力や強い心、命の尊さが育まれる」か…はとても疑問に思いました。

    でも日本家屋の薄暗さ、なんとなく恐い…なんかはよく表されてると思います。

    子供向けではないです。

    投稿日:2013/05/09

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    2
  • ストレートな怖さ

    • タマゴさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    これぞ怪談!という怖さの絵本です。
    私は「怪談えほん」のシリーズの中でこの絵本がいちばん怖かったです。読めば「いるの いないの」の答えがわかります。
    この絵本には猫がたくさん描かれているのですが、ぜひ数えてみてほしいですね。数えきったとき大人はちょっとゾクっとします。

    私は最後のページ、もう開けません(笑)

    投稿日:2012/03/21

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    2
  • 生々しい田舎の家の描写

    【内容】
    田舎のおばあちゃんの家で暮らす事になった少年。おばあちゃんの家は、昔ながらの木と紙でできた一戸建て。古い家だ。天上が高い。少年は天上が気になって見上げていると、怒った顔の男の人がいた。ばあちゃんにその事を言うと…
    古い家にまつわる何とも言えないおばけの話。

    【感想】
    田舎の古い家を知っているので、実に生々しい恐ろしさを感じた。絵が実にうまく、生き生きとした描写が、少年の不安や家の不気味さを余すところなく伝えてくれる。
    ところで、この少年が一体何の理由でおばあちゃんの家で暮らすことになったのか、いつまでいるのか、年齢や家族構成などの細かいことは全く描かれていない。出てくるのはおばあちゃんと、少年、そして多すぎる猫。あらゆるところに猫がいて、どうやらこの家はおばあちゃんが一人暮らしをしている猫屋敷のようだ。いたるところに居る猫も、怖い。何でこんなにたくさんいるのだろう。この絵本は謎が多すぎる。話も断片的で、それまでの少年やおばあちゃん、梁の上に居る男の情報は語られず、またその後の少年の状況も判らない。突然始まり、プッツリと終わる。まさに怪談。読了した後、しばらくしてふと気になってしまうところも怪談。特に暗くなってから思い出したり、古民家や猫を見たら思い出したりする。本がない時間もたっぷり怖さを楽しめる。さすが、ベテランの作る絵本は凄まじい。

    この絵本は、年齢問わず誰でも楽しめる。
    特に、古い日本式の家で暮らしたことがある人、古い民家に泊まったことがある人は実にリアルに雰囲気を味わい楽しむ事ができるのでおススメ。また、田舎で恐怖を味わった人、猫が怖い人も楽しめます。この何とも正体不明の、つかみどころのない茫洋とした恐怖感、不安感は、ぜひ一度体験していただきたい。

    投稿日:2018/04/11

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    1
  • 最後のページの顔がおっかなくて、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    一人できゃーっ!ってなってました。とてもじゃないが2歳の我が子には読んであげられません。笑 田舎にある古い大きいお家の雰囲気がとてもよく伝わって来て、これを読んであげた日にゃ、じじとばばのうちに行きたがらなくなるかも。

    投稿日:2014/10/21

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    1
  • 評価しにくい・・・作品

    あれ?
    これはいつリクエストしたんだっけ???
    かなり前のような・・・
    それだけ借りている人が多いのでしょうか

    宮部みゆきさんの「悪い本」もでしたが
    これも
    ちょっと絵本=ファンタジーと
    思い込んでいる大人の集団には読めないかな(^^ゞ

    いやぁ〜
    怖かった!!
    皆さんのレビュー見ていたのに
    すっかり忘れてて
    ものすごくドキドキ・・・

    最後にひぇ〜\(◎o◎)/!
    って、声だしちゃったもの
    怖い
    絵が凄い、凄すぎる・・・

    でも、昔
    子どもの頃の父の実家も
    茅葺き屋根で
    広くって
    高くって
    う〜んと、この雰囲気がわかるんです
    梁だったかな・・・?
    和室の
    天井の木目が目に見えたりとか・・・

    おばあちゃんの表情が見えないのが
    尚更守ってくれそうにないから
    怖いのかも

    猫がたくさんいるのが
    救いでした

    怖いもの好きな子どもにはいいけど
    一般向けには
    ちょっと注意が必要かも
    感受性の強い子は
    ちょっと大変かもしれませんね

    大人用としてベストかな

    投稿日:2014/01/29

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    1
  • こ、怖い……

    絵本は子どもの為にばかりあるのではない。
    と言うのを全力で示しているかのような絵本です。

    私はこの本を、とりあえず今のところ娘に見せたいとは決して思わないのですが、自分自身はもう一度見てみたいと思います。
    そんな「魅力」、と言うのか、古来から人が怪談噺に憑りつかれてきたのがよく分かる不思議な力が、この絵本にはあります。

    それにしても……、いるの?いないの?などと生易しい問答じゃ済まないくらいはっきりと「いる」のは、日本の怖い話としては少し珍しい気がします(笑)

    投稿日:2014/01/14

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    1
  • マジで怖い

    レビューで「怖い絵本」と書かれていて、気になっていたので読んでみました。

    古い家に住むおばあさんと一緒に暮らすことになった、ぼく。
    高い天井のはりの上の暗がりが、とても気になるんです。

    古い家の中がメインなだけあって、全体的に暗いトーンで
    まとめてあります。それがまた怖さを増強している感じ。
    そして貧弱そうなぼくの、その表情。

    「みないから いるか いないか わからないよ」
    「みなければ いないのと おんなじだ」

    とは、おばあさんの見解。けれど、気になるぼくは、ついつい・・・

    絵本を読んで、寒気がしたのはこれが初めての経験でした。
    なんですか、これ。マジで怖いんですけど。

    おばあさんとぼくとの少ない会話と、ぼくの心の声が文になっています。
    そして、それ以上に語りかけてくるのが独特なタッチの絵。
    最後のページ、怖すぎです。
    怖がりな子には読ませないように、要注意。

    こういうジャンルの絵本もありなんだ!と思った異色の作品でした。
    インパクト大です。

    投稿日:2013/04/13

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    1
  • とにかく怖い!

    • 蒼良さん
    • 30代
    • せんせい
    • 兵庫県

    たまたま本屋さんで見かけたので読んでみました。
    京極夏彦さん作ということと、絵のタッチから
    怖い系の絵本かなぁとは想像できたのですが…。

    そこはかとなく醸し出される田舎の家特有の
    何とも言えない不気味感が上手く表現されています。

    文と絵が絶妙なバランスで
    怖さを互いに助長しあっているというか。

    途中から、意味がわからなくなって
    何を意味しているんだろう…
    なんて思っていましたが…

    最後のページを見て思わず声をあげてしまいました。

    いやぁ、これは怖い。
    気持ち悪い。
    意味がわからない。

    おそらく、これは子どもに読むのは
    とても難しいと思います。
    小学高学年とかでも怖がる子もいるかも。
    大人でも怖かったですし。

    自然学校とかに行った時とか夜に
    子どもたちを集めて
    これを読み聞かせると
    大人は楽しいだろうなぁなんて思ったり。
    でも、これのせいで
    夜なかなか眠れない子もでてきそう…。

    読む相手を選ぶ本だとは思いますが
    今まで読んだ絵本の中では
    かなり怖い絵本だと思います。
    そういう意味では自信を持って怖かったと言えるけれど
    読み聞かせとなると、難しいのかなぁとも思います。

    投稿日:2013/03/05

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    1
  • 大人でも

    大人が読んでも、絵本の話の間が怖さを引き立て、
    引き込まれていきます。
    私は、純粋に怖くて面白かったです。
    こういうジャンルの絵本もあるんだ〜と新たな発見でした。

    小さな子の読み聞かせには向いていないですが、
    小学生以上で、皆で集まって怪談話をするような夏のイベントなどでの
    怪談絵本のチョイスとしてはいいと思います。

    怖いもの見たさで、子供たちは夢中になる気がします。
    怖いものが見たい!怖い話が聞きたい!という気持ちで、
    いどんでいれば、盛り上がること間違いなし!

    気持ちの準備ができていない、普段の穏やかな読み聞かせには
    お勧めしませんけど・・・。

    もちろん、まだ息子(3歳)には読みません(笑)

    投稿日:2013/02/22

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