十二支の動物たちの新しい見方、お正月に向けての新しい役割を知ることができます。
お正月は、新年を祝い、お節料理をみんなで食べて、年神さまから、一年の力を授かろうとする行事であることが、しっかりと書かれてあります。
一年中、24時間どこかのお店があいている今日、お正月休みなんて関係ない部分もありますが、節目節目を大切にする日本古来の考え方を子どもたちにきちんと伝えていかないといけないと、改めて思いました。
十二支の動物たちが、お正月を迎える準備を、それぞれ分担してやっています。忙しいなかでも、みんな明るい表情で、楽しんでやっているところ、新しい年を迎える喜びが、たくさん感じられるすばらしい一冊だと思います。