雪ねこ

ママ・30代・東京都、女7歳 男5歳

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雪ねこさんの声

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なかなかよいと思う ライル、ジョシュアくんをねたむ。   投稿日:2009/04/21
ワニのライルとたんじょうパーティ
ワニのライルとたんじょうパーティ 作・絵: バーナード・ウェーバー
訳: 小杉 佐恵子

出版社: 大日本図書
ワニのライルシリーズ3冊目です。

ワニのライルがこの本ではお誕生日パーティーをしてもらった飼い主の息子のジョシュア君をねたんで、ふきげんになってしまうのです。
そして翌朝からはそんな自分の恥ずかしさでふさぎこんでしまいます。

今までの2冊からは想像出来なかった、ライルの「いつも陽気でおりこうさん」ではない一面に、親近感がわきました。
ライルがお話の中で生き生きしてきた気がします。


物語の途中、ふさぎこんだライルを見かねた飼い主のプリムさんは心配してライルをワニに詳しいお医者さんにみてもらうことにするのですが、手違いがあって人間を見るお医者さんに連絡を取ってしまいます。
そのお医者さんは人間の患者だとばかり思ってライルの今の顔色を聞きますが、プリムさんの奥さんは「ライルはみどりいろ」というのでびっくり。
その後、救急車に乗る時も、病院でも(どう見てもワニにしかみえないのに)ライルは人間だと思って扱われ、「奇病だ」とか「なんて大きな歯でしょう!」なんて驚かれます。

…そのくだりが子供達はおもしろかったようで大笑いしていました。
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なかなかよいと思う お約束   投稿日:2009/04/21
まじょのすいぞくかん
まじょのすいぞくかん 作・絵: 佐々木 マキ
出版社: 福音館書店
以前読んだ『まじょのかんづめ』と展開が全く同じということが最初の方を読んですぐわかります。
次はこうなって、次はこうで、最後はきっと…とわかるのですが、その「わかる」ところが「お約束」になっていて面白いです。

登場人物と展開が全く同じなのに、登場人物がまるで初めて出会った場面のように驚き、がんばる姿も「なんで〜!?」という感じで面白いです。

絵はマンガっぽくて、わかりやすく、子供は大好きです。
この本、息子が図書館で4回くらい借りました。
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なかなかよいと思う 繊細で素敵な絵です   投稿日:2009/04/21
ぞうのエルマー
ぞうのエルマー 作・絵: デビッド・マッキー
訳: きたむら さとし

出版社: BL出版
『ぞうのエルマー』シリーズは前々から知っていたのですが、そのグラフィックな色使いばかりが目立って、お話的には面白くないんだろうな…という先入観から今まで読んだことがありませんでした。

が、先日ためしに図書館で借りてみました。

中の絵を見ると、その絵の中で特異なのはパッチワークのぞうだけで、他の動物や森などの背景は、全体的に繊細でとてもきれいでした。
内容もきちんとしていました。

でも、目で見て、目から何かを吸収する本としてはよいですが、やはり「絵ありき」の本で、子供的にも話しはあまりおもしろくなかったようで、何度も繰り返して読むということはありませんでした。
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自信を持っておすすめしたい 大人になった今、読み返してみて!   投稿日:2009/02/05
モチモチの木
モチモチの木 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
子供の頃読んだ方、多いのではないでしょうか。
大人になってから読みましたか?
私は子供の頃読みましたが、表紙の絵と、「なんとなく良かったな〜」という記憶だけで、内容は覚えていませんでした。

最近、子供に読んであげようと思って図書館で借りました。
読んでいるうちに、じさまの優しさがじんわり胸に広がってきました。
おくびょうな豆太に「がんばれ」って言ってあげたくなりました。

多分、子供のころもそう思ってこの本を読んでいたのだと思いますが、大人になった今、読み返すとまた違った感覚でじんわり心に染みると思います。
大人の方、是非読んでみてください。

滝平二郎さんの切り絵も表情豊かですばらしいです。
私はこの本、必ず購入します。
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なかなかよいと思う くまさんアイス、おいしそう!   投稿日:2009/02/05
くまさんアイス
くまさんアイス 作・絵: とりごえ まり
出版社: アリス館
雑貨屋さんにちょこんと置いておくとかわいらしい表紙です。

息子はタイトルに惹かれてこの本を選びました。
こぶたのプリンくんは、おやつのアイスを買った後、近所のいろいろなおみせやさんに声をかけられて、寄り道をするのです。
「アイスが溶けちゃう!」
読んでいるほうは気が気ではありません。4歳の息子もドキドキしているようでした。
案の定、アイスは溶けてしまうのですが、お母さんの機転で、すばらしいアイスに生まれ変わります。

大人の私としては、絵はかわいいけれどそれと言ってすばらしい絵本だとは思わなかったのですが、息子はこの本を読んだ後、思い出しては「くまさんアイス、おいしそうだったね。おいしそうだったね。」と言うので、子供には面白い本だったようなので、星4つにしました。
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自信を持っておすすめしたい きっと何かが芽生えます。   投稿日:2009/02/05
ブラッキンダー
ブラッキンダー 作・絵: スズキ コージ
出版社: イースト・プレス
スズキコージさんの絵、お嫌いですか?
独特ですよね。アクが強いですよね。
でも、見かけたら本を開いてみてください。
きっとあなたの頭の中では想像も出来ない世界があることを発見できますよ。

この本は、夜中にインクビンから出てきたブラッキンと、はちうえサボテンのキンダーちゃんの一夜の冒険のお話。
奇想天外で「ちょっとわからないかも…」と思うかもしれませんが、そうやって「見たこともないもの」を頭の中で転がすのもいいと思います。
きっときっと、あなたの中に新しい何かが芽生えますよブラッキンダー。
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なかなかよいと思う 何かを思い出させてもらいました   投稿日:2009/02/05
おじさんのかさ
おじさんのかさ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
私自身は正直、一度この本を読んだ時、この本の面白さがわかりませんでした。
きっと『百万回生きたねこ』の佐野洋子さんの本だからこういう面白くない本でも出版されるんだなあ…なんて思っていました。

でも、子供達に読んであげると「おじさん、おかしいね。傘、大事だからささないんだね。」「傘、おもしろいね。あめがふったら ポンポロロン、あめがふったら ピッチャンチャン だって。」と子供達は大喜び。

そうだよね。
おじさん、おかしいよね。面白いよね。
雨の音っておもしろいよね。
この本と子供達に、私が忘れていた何かを思い出させてもらいました。
何が見つかったのかわからないのですが、子供達に読んでからこの本て面白いなあ…と思うようになり、何度も読み返しました。
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自信を持っておすすめしたい 子供の目をひく絵に軽快な文章!   投稿日:2009/01/19
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ 作: 田島 征彦
出版社: 童心社
まず、カラフルで大胆な構図の絵が子供も大人も惹きつけます。

でもこれはそうべいが死んで地獄へ行く話、子供は「ちょっと怖そうだなあ…」という顔になります。
でも、文章がすべて軽快な大阪弁(なのかな?)なので心がほぐれます。
たとえばそうべいが死んだところは
「ここ、どこやろか。死んでしもたんや。えらいことに、なってしもたわ。この道、どこへいくんやろか。」

子供も大人も絵と文章でぐんぐん話しに引き込まれます。
これは上方落語の話だそうで、その面白さは太鼓判です。
一度読んでみてください。大人の方は「どこかで聞いた話だ…」と思うと思いますよ。
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なかなかよいと思う 6歳の子供にはわからなかったみたいです   投稿日:2009/01/19
せかい1おいしいスープ あるむかしばなし
せかい1おいしいスープ あるむかしばなし 作: マーシャ・ブラウン
絵: わたなべ しげお

出版社: ペンギン社
3人の兵隊が国へ帰る途中、お腹をすかせてとある村に立ち寄りました。

しかしその村は貧乏で、自分達の食料を隠し、みんな「寝る場所も食事も用意できない」と兵隊達を拒みました。

すると兵隊達は「石のスープをご馳走します」と言います。
村の人々は石だけで出来るというそのスープに興味津々。ぞろぞろ集まってきます。

兵隊達は大なべにまず水と石を入れ、その後は「にんじんがあればもっと美味しくなるのに…きゃべつがあれば…肉があれば…でも、無いから仕方ないか。」とつぎつぎに更にスープがおいしくなるという材料を口にします。

あと少しの材料でもっとおいしくなると聞いた村人達は「少しだけなら…」と、かくしておいた食材をどっさり持ち寄りスープに入れます。そして最後にはいろいろな食材が入ったおいしい「石のスープ」になるのです。


6歳の娘に読み聞かせました。
読み終わったら「面白〜い。スープ、美味しそうだね。」と好反応でした。
が、この話の本当の意味がわかっているのかな?と思って
「石のスープ、話わかった?」
と聞いたら
「うん。わかった。わかった。あの石も溶けておいしくなったの?」
…わかっていなかったようです。

大人の私としてはとても面白いお話でした。
これはフランスの昔話だそうです。
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自信を持っておすすめしたい 7冊一気に読めてよかったあ。   投稿日:2009/01/19
まんげつのよるに
まんげつのよるに 作: 木村 裕一
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
『あらしのよるに』シリーズは前から知っていたのですが、今まで読んだことがありませんでした。

うちの子供はとても怖がりなので、オオカミの本はまだ…と思っていましたが、6さいになり、そろそろいいかなと思い、一日1冊づつ寝る前に読み聞かせはじめました。

1冊目から本当に私も子供もハラハラドキドキで、娘は毎晩涙目で「でもメイは最後ガブに食べられちゃうよ〜」と私に訴えていました。

そして衝撃の6冊目!ガブが雪崩に巻き込まれ、ひとりたたずむメイ。
そんなところで終わるなんて!!!
娘は号泣。一緒に聞いていた4歳の息子も涙目。私もしんみり。
こんなところで終われない!

もう寝る時間だったのですが、急遽この7冊目『まんげつのよるに』を読みました。

ああよかった。


後になって一度6冊で完結して、7冊目はそれから2年以上の月日を経て出版されたことを知り、今、一度に7冊目まで読めてしみじによかったなあ〜と思いました。
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