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おじさんのかさ
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『 おじさんのかさ 』 は
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おじさんのかさ

  • 絵本
作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 1992年05月
ISBN: 9784061318809

厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

おじさんが持っているのは、黒くて細くてりっぱな傘。出かける時は、いつも傘を持って出かけます。少しくらいの雨はぬれたまま、もう少しふると、あまやどり。おじさんはけっして傘をさしません。なぜって? それは傘がぬれるからです!

ある日、おじさんが公園でやすんでいると、雨がぽつり。小さな男の子がおじさんのりっぱな傘を見て、入れてほしいと言うけれど、おじさんは聞こえぬふり。男の子はお友だちのかさに入れてもらって、歌いながら帰っていきました。

「あめが ふったら ポンポロロン
 あめが ふったり ピッチャンチャン。」

その歌をきいているうちに、おじさんは……。

雨の日になると思い出す、佐野洋子さんの名作絵本『おじさんのかさ』。大事な傘を大切にしすぎて、いくら雨がふっても決して開こうとしないおじさんの姿は、滑稽であり、愛らしくもあり。けれど、子どもたちが歌っていた歌を口ずさむうちに、大事なことに気がつくのです。大人になったって、まだまだ知らないことや、わかっていないことなんて、たくさんあるのかもしれませんよね。とっても嬉しそうなおじさんの顔を見ながら、子どもたちも嬉しくなってくるのです。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

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ベストレビュー

使えば使うほど愛着がわく

「わたしのぼうし」と同じくらい好きな作品。ぼうしだったり、かさだったり、誰にでも、心の底から愛着を抱いている大切なものってありますよね。かたちに関係なく、大人でも、子どもでも、「大切」と思う気持ちに変わりはないと思います。

 おじさんにとって、黒い傘がまさにそんな存在。でも、大切に思うあまり、雨の日に傘をさせません。傘が濡れてしまうのがいやだからです。その気持ちもまたわかるなぁ、と思いました。
 子どもだったら、シールを貼らずにしまっておきたい、という感じかな? 私の場合、素敵な子供服をクローゼットに掛けて眺めているうちに、子どもが大きくなってしまった(!)なんてことも。
 でも、使ってこそ、「物」なんですよね。それでこそ特別な愛着もわき、思い出にも残る。

 おじさんにそのことを気づかせてくれたのは、雨の日に楽しそうに傘を差す子どもたちでした。
子どもって、雨が大好きですものね。

 「あめが ふったら ポンポロロン  あめが ふったら ピッチャンチャン」
本当に子どもは純粋に雨の音を楽しんでいるんだろうな、と思います。

 学校帰りに濡れてはかわいそう、と車で迎えに行ったら、「せっかくお友だちと楽しくぴちゃぴちゃやってたのに!」と、言われてしまった日のことを思い出しました。

雨の日が楽しくなる絵本です。
(ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)

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