テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
お国言葉の豊かさ・面白さを知ってほしい。土地の言葉で語られるロングセラーの民話の他にも、方言で語られる新しい作品がたくさん生まれています。土地土地の言葉の独特の響きやリズム、語りかけるような言葉は 耳になじみやすく、その温かさが読み聞かせやお話会にも人気です。おじいちゃんおばあちゃんから話しかけられているような、懐かしく安心した気持ちになるのもいいですね。
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【秋田】昔、秋田に八郎という山ほども大きい山男が住んでいました。ある日、大波に田畑を流されて泣く百姓を見て、八郎は荒れ狂う海にむかいます。秋田弁で描かれた、八郎潟の由来を伝える物語です。
【津軽(青森)】昔、津軽では、おじいさんやおばあさんは子どもたちにお話をせがまれると、「からすがガア くりの実がポタン」などの繰りかえしが延々と続く「果てなし話」を語ったそうです。愉快な昔話を、北彰介さんの生き生きとした津軽弁と、太田大八氏さんの味わい深い絵で楽しめる絵本です。
【土佐(高知)】不思議な一文銭をめぐる、ねずみとねことさるの物語。全編土佐弁で、読み聞かせがこじゃんと(とても)楽しい昔話です。
【関西】のんびり、おっとりのかば君がいろんなお仕事に挑戦します。消防士、船乗り、そして飛行機のパイロット・・・。結果はいつもずっこけて失敗ばかりですが、かばくんはへこたれません。一休みして考えて「ぼちぼちいこか」。関西弁の邦訳の絶妙な味わいが、じんわり心に伝わります。
【長崎】だいちゃんは夏休みを海辺の村で過ごします。川えびすくい、釣り、浜辺の食事、水遊び。暗くなるまで遊んでいると、お母さんの声がします。「晩ごはんのでけたよう。はよ、おいで」。作者太田大八さんが幼少の頃過ごした長崎の大村湾が舞台の、夏の絵本です。
【大阪】「ちょっとドキっとするお話をほんわかと・・・訳してん。」長谷川義史
お話の緊迫感と、ゆるーい大阪弁とのギャップが面白い!訳を手がけたのは、人気絵本作家の長谷川義史さん。長谷川さんならではの軽妙な大阪弁の言い回しを楽しめる絵本です。
【沖縄】「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね〜?」「それは……お父さんとお母さん?」「そうだねえ。いのちをくれた人をご先祖さまと言うんだよ」やさしい沖縄の方言と、あっと驚くような絵本の仕掛けが「いのち」の大切さを伝えます。
【関西】「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?関西弁で描かれたぼくの気持ちがストレートに心に届きます。
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