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誰もが一度は姿を見たことのある、身近な爬虫類“かなへび”。トカゲの仲間で、じっとこちらを伺う表情やつぶらな目は意外に愛嬌があります。朝一番に朝露を飲むことから、かなへびの生活は始まります。昼間エサを探し、夜は寝るという暮らしは一見淡々としていますが、敵に襲われれば尻尾を自ら切り離し、相手の気をそらして逃げる技ももっています。小さなかなへびが自然の中でたくましく生き抜く姿に心動かされることでしょう。
トカゲのなかまだそうです
特に驚いたのは卵のシーン、卵が土の水分を吸って大きくなることを初めて知りました。
生態について詳しく、そして愛らしく・可愛く描かれた絵本で、かなへび(トカゲ)を知るファーストステップの絵本としてピッタリな一冊だと思います。 (すきっぱーさん 30代・ママ ?3歳)
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