
西省のあたりに、5人の“りょうしゅ”がいました。そのうちのひとつ「王家(ワンけ)」のりょうしゅは評判の高いりょうしゅでしたが、となりのりょうしゅに攻められて亡くなり、子どもの白光(はくこう)と紅華(こうか)の兄妹は川下のりょうどへ逃れ、そして、その妻は死んで天の川の星になりました。その後兄妹はどれいになり、同じりょうどにいながらはなればなれになりましたが…。

え、これ、フィクション?
それとも、中国の昔話の再話?
最後まで気になりながら読みました。
絵本なのに、まるで小説を読んだような
読後感がありました。
日本の有名なお話とは違い、
滅びた王家の兄弟や母親の愛情にあふれ、
とても面白かったです。
(まことあつさん 40代・ママ 男の子12歳、男の子10歳)
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