なんだか見たことあるようなパーツ。
「さあ、くみたてはじめよう」
作業員たちがせっせと組み立てていくと、出来上がったのはやっぱり毎日使うあの日用品! ……のはずが、ちょっと様子が違うみたい。登場するのは巨大なせんたくばさみや歯ブラシ、メガネやセロテープまで。出来上がってみると、思いもよらない使われ方をしている。ブランコに街頭にプール!? だけど、不思議にしっくりきているし、住人たちも楽しそう。
「くみたて」と「みたて」で繰り広げられるミニチュアの世界。海外でも大人気のミニチュア写真家・見立て作家田中達也さんによる初めての絵本です。もちろん、小さいのは作業員たちの方。彼らの手にかかれば、見慣れた日用品の質感や形や感触が、新鮮でワクワクするものに見えてくる。この驚きが「見立て」のおもしろさ。さらに分解大好き、組み立て大好きな人たちもまとめて。びっくりしたり、真似してみたり、さらにアイデアを広げながら楽しんでみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
分解された状態の日用品。それをミニチュアの作業員たちが、せっせと組み立てます。パーツの状態だと何か分からなかったけれど、完成するにつれて、それが何なのか分かってきます。完成した日用品は、ミニチュア世界の住人たちにどんなふうに使われるのでしょうか。「組み立て」と「見立て」で繰り広げられる、身近なものが別のものに見えてくる驚きと面白さにあふれた写真絵本です。海外でも大人気のミニチュア写真家・見立て作家 田中達也による初めての絵本。
タイトルと表紙をみて
おもしろそうだなと思い読みました。
読み進めていくうちに気づいたんですが、
朝ドラのひよっこのタイトルバックが
まさにこれでした。
ミニチュア写真はとってもおもしろくて
じっくりと見てしまいました。
おすすめです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子15歳)
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