こんなしりとり絵本、みたことない!?
風が強いから待っていてね、と言って出かけていったお母さん。のこされた姉弟は、家の中でしりとりをして待っていることにしますが、なぜか窓の外では、ふたりがしりとりで口にしたものが、つぎつぎに風で飛ばされていきます。そのことに、ぜんぜん気づかないふたり。しりとりはしだいにおかしな方向へエスカレートし、ついには「うち」まで風に飛ばされ、はるか宇宙へ。窓の外では「ちきゅう」が風に飛ばされ、宇宙空間には、買い物に行ったはずの、お母さんが!?
ことば遊びから心がざわつくような空想世界を広げていく、独特の童話や絵本で評価が高まる昼田弥子さんの発想を、シゲリカツヒコさんが圧倒的な画力で描ききります。誰も見たことのないナンセンスしりとり絵本、ここに誕生!
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