ひとりの少年を通して描く、3月11日のこと。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。津波の恐怖、ひとりぼっちで迎える不安な夜、そして家族との再会――と、
ある少年が体験した「あのひのこと」を軸に、家族の絆に支えられ、希望の光を見出すまでを繊細なタッチで描きます。
想像をはるかに超える恐怖と不安を経験した少年が見つけた“希望”とは……?
家族の愛、絆の深さ、尊さに改めて気づかせてくれる作品です。英訳付き。
●ここがポイント
・東日本大震災の絵本
・家族の絆の大切さ
・いのちの尊さ
●編集者から
2011年3月11日は、私たちにとって生涯忘れられない日となりました。
大地も人も動物も、そして社会も生活も、深く傷つきました。
「この苦しみをいかにして乗り越え、生き続けるか――」。
このことについて、著者の葉祥明さんと何度も話し合い、ひとりの少年にメッセージを運んでもらうことにしました。
少年が見たこと、感じたこと、そして最後に見い出す希望とは……?
美しいパステルカラーの印象が強い葉祥明さんですが、
今作品では、今までのイメージとは異なる画風も披露しています。
今作品を通して、ひとりでも多くの人が希望の光を見い出してくだされば幸いです。
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