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ピンクとスノーじいさん」 みんなの声

ピンクとスノーじいさん 作:村上 康成
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2000年09月
ISBN:9784198612450
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,096
みんなの声 総数 17
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  • まちわびた春の訪れ

    ピンクペッコンがお気に入りの息子のために借りてきた絵本。
    春に生まれたピンクは、いろんな経験をしながら、はじめての冬をむかえます。
    冬は動物にとってはとても厳しい季節。それはヤマメのピンクにとっても同じです。
    スノーじいさんは長く生きているだけあって風格もあり、とても存在感があります。まだまだ若いピンクにはないものをいっぱい持っていて...やっぱり年の功というけれど、長く生きているということは、それだけですごいことなんだと思います。
    そして、つらいつらい冬の後だからこそ、訪れる春の喜びがあふれている。小さな魚がいっぱい生まれ、ピンクにも妹、弟がたくさん。こうやって季節がかわるごとに少しずつ成長していくんですね。
    短い文章の中にも、喜びや悲しみ、つらい気持ちが感じ取れる、とてもいい絵本だと思いました。そして、やっぱり村上さんの絵が大好きです。ピンクのシリーズは他にもあるとのことなので、ぜひ他の絵本も読んでみたい。

    投稿日:2010/05/25

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  • 自然で生きていくことの厳しさ

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「ピンク ぺっこん」の続きが気になって手に取りました。

    前作の主人公ヤマメのピンクは、初めての冬を迎えます。
    冬を迎えるに当たって、みなえさを蓄えないといけなくてお腹がすいてます。のろのろしてると、えさにありつけないし敵に食べられてしまいます
    川魚の冬越えの厳しさが良く伝わってきました。

    ピンチをスノー爺さんに助けられて、冬を越して春を迎えるピンクは
    また一回り成長したことだと思います。

    自然界の厳しさをこんなにリアルに伝えてる絵本は、なかなかないと思います。
    村上さんの描く魚もとても特徴を捉えているのに、絵本らしく可愛いいのが
    このお話で救いですね。
    スノー爺さんがどうしてしまったのかが、子供達はすごく気になるようでした。

    投稿日:2010/05/03

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  • 待ちわびた春

    ピンクシリーズ第二弾。
    少し成長したピンクにとって、初めての冬を向かえるわけですが、自然界に住む生き物にとって、冬というものが厳しいものなんだなということを、改めて思い知らされました。
    怖いけれど、優しいスノーじいさんに助けられ、なんとか春を迎えたピンクにとって、春は本当に嬉しいものだったのでしょうね。
    スノーじいさんは、亡くなったのかもしれないけれど、文章には、きっとどこかに・・とだけ書かれています。
    娘は、きっとどこかで生きてるねと信じているようです。
    私もそれを祈ります。

    また、文章では触れられていませんが、春を迎えたときには、周りにたくさんの小さいヤマメたちが泳いでいます。
    春が来て、また新しい命たちが誕生したことが描かれているのですね。

    そんなことを子どもと話しながら、厳しく、そして輝かしい自然に触れられる本だと思います。

    投稿日:2006/03/09

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  • 自然の厳しさを教えてくれる物語。

    月並みな言葉ですが、すごくいい話でした。
    前に姉妹編の作品「ピンク」を読んでいたんですが、それよりずっと印象的。
    ボローニャ国際児童図書展グラッフィック賞受章作品です。
    何かの賞をとったから、お薦めなのではなく、ほんとにしみじみくる良さがあるから賞もとったんだ。と、いいたい。
    春に生まれたアヤメの「ピンク」が、寒い冬の川で、春を待てずにウロウロしていると、イタチに襲われてしまう。その時大イワナのスノーじいさんはイタチに飛びかかり、ピンクを助けてくれる。ピンクはおかげで一命をとりとめ、春を迎えることが出来た。でも、スノーじいさんは・・・。
    助けてくれたスノーじいさんの死にも気付かず、春を喜ぶ脳天きなピンク。そんなのあり〜?って、人間感情では思うけど、他の生物の感覚ではこういうものなのかな、って気もします。
    自然界の厳しさや儚いなさが伝わってくる物語です。

    投稿日:2003/03/14

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  • 初めての冬

    春にうまれたヤマメのピンクの経験する初めての冬。
    スノーじいさんとの対比に、自然界のスケールを見ました。
    生きるということは、とても大変なことだと実感します。
    敵もいます、食べ物のない冬はじっとしているしかありません。
    それだけに春の訪れは素晴らしいと感じました。
    新しくうまれたヤマメたちとピンクの対比も素晴らしいです。
    自然界と釣りの好きな村上康成さんならではの絵本。
    言葉は少ないけれど、奥行きを感じる絵本です

    投稿日:2017/06/14

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  • いろいろ感じるところも多かった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    冬の厳しさを乗り越えたから
    春がより喜びに満ち、楽しく過ごせるんでしょうね。

    それでも、その背後には誰かの命や悲しさもあったりして、
    私達人間も案外その背後の悲しみを気付かずに
    感謝もせずにのほほんと過ごしているのかもと感じました。

    もしかしたら、ピンクも何か感じているけれど、
    それよりも喜びや生きるってことの方が大きく強いのかもしれないし、
    そうじゃなきゃ厳しい生存競争の中で生きていけないのかもしれないですね。

    親はいろいろ感じるところも多かったのですが、
    子どもは静かに聞いていました。
    何か感じるところがあったのかもしれませんし、
    何か心に残っていたらいいなと思います。

    投稿日:2016/05/08

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  • 冬の川もまた美しい

    前作『ピンク、ぺっこん』を読んで、すっかりヤマメの子ピンクとその周りの美しい世界に魅了され、シリーズの他の絵本も続けて読みました。
    季節は巡って冬が来て、ますます厳しくなる自然の世界。冬の川もまた美しかったです。迫力のシーンもあって、ドキドキしながら読み進めました。
    「つらいぞピンク、まつしかないんじゃ、はるまでな」というセリフを聞いて、春のありがたみを改めて感じました。

    投稿日:2014/03/27

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  • 魚にとっての冬

    魚にとって冬を越すことは、本当に大変なことだと伝わってきました。
    とにかく、冬の冷たさが痛いくらいでした。
    自然は、こんなにも厳しいものですね。
    春の場面は、ほんの少しなのですが、ほっとできるぬくもりを感じました。

    投稿日:2012/06/13

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  • 50人の学童さんでよみました。本が小さくても躍動感のある絵なので、さびしさはありませんでした。スノーじいさんの迫力ある登場シーンに子供たちが息のむ姿がヒシヒシと感じ取れました。

    投稿日:2012/02/17

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  • 命の春

     厳しい自然と弱肉強食の世界、生きるってほんとうに大変です。冬の中で、じっと耐える動物たちの様子に、気持ちがひきしまります。
     スノーじいさんの教えと愛は、いつまでもピンクの中で生き続けるんだなと思いました。

     季節が変わるたび、たんたんと世代交代をくりかえしていく、、、。命の不思議さを改めて感じます。春の喜びは、冬のきびしさがあるからこそなんですね。

    投稿日:2011/12/27

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