はじめての哲学 愛すること」 みんなの声

はじめての哲学 愛すること 文:オスカー・ブルニフィエ
イラスト:ジャック・デプレ
訳:藤田 尊潮
出版社:世界文化社 世界文化社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年12月
ISBN:9784418115044
評価スコア 4.5
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  • 【再投稿】愛と友情

    原題を直訳すれば「愛と友情」ということにはなるのですが、「愛すること」と言ったときに妙に甘酸っぱい、特定の相手を対象にした思いのこもった感情を想定してしまいます。
    だから、この絵本の中に入った時に、自分が自分を映し出す鏡の迷路に入ったような心持ちになりました。
    自分が他者とどの様に関わるか、自分が自分自身とどの様に向き合うか、そんな観念的な問いかけの中に入りこんだように思いました。
    愛とか友情とかという言葉は、肯定感のある言葉です。
    憎しみとか敵対心という言葉と置き換えると、その差異に気づかされます。
    受容とか共感とか、人を認め合う時に「愛とか友情」は存在するのでしょう。
    それは自分自身に対しても同じに思えました。
    この絵本は、読者に対する問いかけで終わります。
    存在感のある人形で作られたイラストが絶妙です。
    最後にスッキリした気持ちになれたら、この絵本は救いとなるでしょう。

    投稿日:2025/06/27

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  • 一人ディスカッション

     「イデーを愛することができるか」「イデーに意味はない」、、、
     まるで一人ディスカッションのよう。
     恋愛や、親子の情愛よりもっと広い意味の「愛」を哲学しています。
     哲学は、考えるほど正解がわからなくなります。だから、永遠のテーマなんだなと思いました。

     全身タイツの立体キャラがかわいいです。ポーズが絶妙で、動き出しそう。カラフルながら、シックな色使いもフランスぽくて、おしゃれだなと思いました。

    投稿日:2012/05/08

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  • 思春期をむかえる

    好きや嫌いの世界ではなく。
    あっさりした関係ではなく、異性に対して心悩ませる時はやってきます。
    そんなとき、人は悩み、苦しみ、自問自答します。
    そして、異性への思いを深めていくのです。
    青臭くて甘酸っぱい思い出の世界。
    それでも、当人は真剣なのです。
    人形劇のような絵がとてもハイグレード。
    初めての心の戸惑いを、とてもシンフォニックに描いています。
    アニメーションにしたらキャラクターの心臓音まで聞こえてきそうな絵本です。

    投稿日:2012/05/11

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  • 私は哲学が大好きです。この本を読ませて頂いて、感動しました。これはとてもわかりやすい哲学の本です。哲学というものはひじょうに難しいイメージがあります。そして哲学の本はわかりにくいものが多いと思います。けれどもこの本は楽しく、哲学の世界に導いてくれます。この本を読んだら、きっと哲学が好きになると思います。

    投稿日:2022/07/09

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  • 愛について考える

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子20歳

    「はじめての哲学」シリーズ。
    愛すること、ある意味、興味深く考えられるテーマだと思います。
    いろいろな愛が登場します。
    友だち、兄弟、両親、カップルなど、そのシチュエーションで愛を考察します。
    いづれも、相対する考え方が提示され、答えはありません。
    つまり、自分で考えることが必要になるのですね。
    そう、これこそが哲学。
    ほら、添えられたキュートな人形写真が、インスピレーションをくれるでしょう?
    大人向けでしょうが、思春期の子どもたちにも、考えるきっかけとして読んでほしいですね。

    投稿日:2016/02/28

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  • おもしろい試み

    大人にもすすめられる絵本を探していて、哲学の絵本があることを知りました。まず、アニメのような写真のような人形が、どこか見慣れないようでいて、どこか懐かしいようでもある。まさにいろいろな提案をする本文のようでもあります。短い文を読みながら、気がついたら色々考えはじめていました。まさに哲学ですね。

    投稿日:2015/03/16

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  • こういうことを考えてみるのも!

    深く難しい絵本ですが,読む価値はあります。
    私はどういう考えだろうかと自問自答しながら読みました。
    他の考えにもなるほど!と思ったり,自分は違うけどそう考える人もいるだろうなと客観的に考えてみたり。
    自分の気持ちを見つめるよい機会にもなる絵本だと思います。
    哲学って難しいけど面白いと思わせてくれる絵本でした。
    そして,それ以上に,人間って難しすぎる!と思ってしまいました(笑)。

    投稿日:2014/09/06

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  • どう考えるかな

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    絵本でも問いかけられますがいろいろと考えさせられる内容でした。
    どちらの意見もたしかに、と頷くところがあります。
    普段、哲学の本は滅多に読まないので新鮮でした。
    子どもに読ませてみるとどんな反応なのか楽しみです。ある程度大きくならないと難しいでしょうが。

    投稿日:2014/01/30

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  • 身近なテーマ

    「はじめての哲学」シリーズの中では
    一番身近で、一番考えやすいテーマだと思いました。

    共感出来るものから出来ないものまで、
    様々な考え方が書かれています。

    どの考え方も合っているようで間違っているようで、
    哲学に答えはないのだなと思いました。

    投稿日:2014/01/20

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  • 愛する事

    「愛すること」のテーマだから、きっと理解できて共感することも多いだろうなあって思ったのですが、結構考えさせられたことがありました。人形のキャラクターも重要な意味がある気になってきました。カラフルな洋服を着たお人形があるようにいろいろな考えがあるなあって思いました。「愛するということは、見返りを期待せずに自分の愛を与えることだ」の後の言葉、「与えることが幸せだからです」に、同感しました。結構相手の迷惑を考えていないかなあって、子離れしてないかなあって考えてしまいました。

    投稿日:2013/03/30

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