「よるになると」 ママの声

この頃、虫に興味津々な4歳息子。描かれている虫や生き物たち全部を読み上げるまで次のページにはいかせてくれませんでした。生き物たちが夜どうしているのが、ちょっと私も興味があったので、へぇ?と思いながら読み聞かせをしました。

同じ池や原っぱでも、昼と夜ではそこで活動している生き物の種類が異なることが、わかりやすく描かれた絵本でした。特定の場所の様子を昼と夜とで対比してくれていたところが、とても良かったと思います。子どもと一緒に興味深く読ませていただきました。

お薦めされていて読んだのですが、
松岡達英さんの名前を見て
虫の本かと思いきや、
魚や両生類、ほ乳類や鳥も出てきて、
自然の昼と夜の様子が
よくわかります。

虫好きの息子も
知っている虫があり、
知識の再確認で安心しながら
自然の中のその他の生き物の様子も学べ、
集中して見つめていました。

理科的要素たっぷりで子供に読ませたい絵本だと思いました。
私達が寝静まる夜に活動する生き物達について描かれています。
イラストもとっても現実味があって，まるで図鑑のよう！
「よるになると」，私は晩夏〜秋に夜に鳴く虫たちを思い出しますね。
地球には人間以外のたくさんの生き物達がいることを改めて思い知らせてくれる絵本に思いました。
自然の絵本，いいですね！

主に昆虫たちを中心に、昼の姿と夜の姿が描かれています。
この作者にしてはめずらしく（？）最後までまじめなトーンです。
絵もかなりリアルな感じ。

夜の森や夜の池って、静まり返ってこわ〜いと思っていましたが、意外と賑やかなんですね。
夜に魚を捕る鳥がいることも初めて知りました。

昆虫に興味を持ち始めたら、こんな絵本でさらに視野が広がりそうです。

自分が寝ている時って虫たちは何してるんだろう
どんな虫がいるんだろうっていう
素朴な疑問を解消してくれる本です。
よるになっても動いて活動している虫たち
こんなにいるんですね。
絵が綺麗なので虫嫌いの私にも見れます。。。
勉強になります。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

月刊かがくのともを毎月購読していました。
この『よるになると』も、虫やらが苦手な息子の反応は、残念ながらあまりありませんでした。
ですが、とても素敵な絵本だと思います。
まるで写真のように繊細に描かれている昆虫や植物。
昼の様子のページに続いて、同じ構図で夜の様子が描かれていて、一目でその時々の様子が理解できます。
他の生き物は昼も夜も忙しいんだなと関心しました。
また、表紙がとても美しく好きです。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

かがくのともが好きなのと松岡達英さんの作品だったのでこの絵本を選びました。昼と夜の世界を対照的に描く事で比較し易く夜になるとどのような生物が活発的に行動するのかを分かり易く描かれている所が良かったです。普段なかなか観察出来ない細かな所もしっかりと描かれている所はさすが松岡さんだなと感動しました。実際に自然の中に出て観察してみたくなる絵本です。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

我が家の息子はとても虫が好きで虫を見つけているとなかなか家に入ろうとしません。
そんなとき、いつも｢虫さんも寝る時間だからおうちに帰ろう」なんて言葉で家へ連れて帰っていたのですが・・
この絵本を読んで夜の虫の様子を知ることが出来てとっても勉強になりました。
大人の勝手な一存で｢虫さんも寝る時間だから・・」なんて言っていた自分が恥ずかしくなりました。
夜になれば活動的になる虫もいますし、葉っぱの陰で身を潜めている虫もいます。
それぞれの過ごし方があることをもっと息子にも教えてあげなくては！
そう思わせてくれました。

昼の様子・・次のページには同じ図で夜の様子。
と対比が小さな子どもにでもわかりやすく視覚に訴えてくれるのでより頭に残るようで何度もページをめくったり戻ったりを楽しんでいました。

私自身も虫たちの夜の様子を垣間見ることが出来とても面白かったです！

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

松岡達英さんの本ということで早速購入しました。

ちょうど生活科で、水の中の生き物を採るという息子にとってはタイムリーな本でした。

絵にはすべて名前があるので、名前を知らなくても大丈夫でした。

昼間と夜の様子を交互に比べられるし、昼と夜の虫や生き物が違うことも視覚的によくわかりました。

静かな雰囲気の本ですが、食べる側食べられる側の関係もわかってちょっとドキリもしました。

科学の入口ともいえる本が豊富な「かがくのとも」、小学生になってもというか小学生になってからの方が見る頻度が高くなっている気がします。

息子だけでなく、私も勉強になっています。

すべて揃えることはできませんが、図書館で気に入ったバックナンバーは取り寄せすることにしています。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】