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森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし」 ママの声

森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし 作:レベッカ・ボンド
訳:もりうち すみこ
出版社:ゴブリン書房 ゴブリン書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2017年09月
ISBN:9784902257342
評価スコア 4.86
評価ランキング 75
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  • 始めの方は、少年の境遇とホテルの日常が、淡々と綴られています。
    それはそれで、古き良き時代の北米の様子が窺えるので、面白いです。

    後半にさしかかり、山火事の話が出て、日常の光景が急変します。
    山火事により、人間が湖に避難していたら、森の動物達もやってきて・・・という件では、息子は「ホントかなー」と不思議そうでしたが、シートン動物記や、昔のアメリカ・カナダを舞台にした物語などを読んでいると、こういうシーンは本当にありそうだというのが、想像出来るのですよね。
    不思議な光景ではありますが、人間も動物も、同じ地に共存するものとして、最後にたどり着く場所は同じなのだろうと思いました。

    投稿日:2020/07/13

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  • 動物と人間が

    カナダの森で起こった火事。人間も動物も逃げる場所は一緒。湖だ。そこでは、人間も動物もなすすべもなく、ただ水に浸かっていることしかできない。同じ湖のなかで近くにいる動物たちの息づかいが聞こえてくるようだ。これは実話とのこと。

    投稿日:2023/01/17

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  • 忘れられない光景

    タイトルにある「むかし、カナダであったほんとうのはなし」というのに惹かれて手に取りました。
    カナダの森の奥にある、森で働く人のためのホテルが舞台です。
    山火事によって湖へ逃げる人々。そして、普段は姿を見せない動物たちもまた、山を追われてやってきます。
    一堂に会す様子がとても印象的でした。
    実話というところがまたすごいいなぁと思います。

    投稿日:2019/11/21

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  • 実話の絵本です。

    今から100年ほど前にカナダで本当にあった実話の絵本です。
    絵本って作り話しであるゆえのユーモアさや醍醐味がまた面白くて楽しいのですが、こちらの絵本は本当にあった話ということで、真実味があってドキドキ怖くなります。
    子供にとってはこれは衝撃的でずっと忘れられぬ出来事だったでしょうね。
    そういう意味では戦争体験とかも同じなのかも知れませんね。

    投稿日:2019/10/10

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  • 奇跡のような出来事

    タイトルからはまったく内容が想像できませんでしたが、
    素晴らしい絵本に出会えて、
    感謝したいくらいの気持ちになりました。
    おじいさんが子どもだったころの、
    100年前のカナダの山奥の暮らし。
    ここの描写もワクワクするのですが、
    山火事が起こってから湖に避難する過程、
    そしてラストシーンで息をのみました。
    通学路にイノシシが出ると
    学校からメールが来るような田舎に住んでいますが、
    動物と人間がまったく同じような気持ちで
    共存した時間は、ほんとに奇跡です。
    なんだかすごい本に出会いました。

    投稿日:2019/11/17

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  • 出会えることができて幸せ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    本当の話だからこそ、よりゾワッと鳥肌が立つぐらい、
    最後の場面が面白かったです。

    最後の場面までの
    子どもの日常も淡々としていながらも
    丁寧に書かれていて面白いのですが、
    最後の場面は当分イメージが心に残りそうです。

    今の生活の中でなかなか生き物との共存を
    実感することは少ないですが、
    子どもたちにも折に触れ、伝えていきたいので、
    また読んでいきたくなる絵本
    に出会えることができて幸せです。

    投稿日:2019/10/01

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  • 事実は小説よりも奇なり

    本当にあった話と題されているので、初めからそのつもりで読むからなのか、物凄い迫力があります。
    人間も動物も、いざとなったら、本能に従って、こうなるのか、と。いつもは食うか食われるかの関係が、その時だけは…。
    対象年齢は4年生くらいがベストですが、大人(先生)も面白いと思います。

    投稿日:2018/11/12

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  • この文体、物語にいざなわれていきます。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子18歳

    いやいやいや…。すごい絵本でした。
    良かったです。
    この淡々とした語り口調は邦訳の際考えられたのでしょうか。それとも、原文自体、そういう雰囲気をまとっていたのでしょうか。
    この文体での世界観が何より素敵で、こういう語り口調だからこそ、いつのまにか読み手や聞き手は物語のなかへいざなわれていくのではないでしょうか。

    高学年くらいの読み聞かせにお薦めですが、1ページ内のテキスト(文字)の量がやや多めなので、持ち手が震えてくるし、
    文字が絵に同化して読みにくいところもあるので、事前準備をしっかりしておかないと大変なことになりそうです。

    アントニオが2階の個室部屋が気になって覗いているシーンは、出来るだけゆっくり子どもたちに見せてあげたいです。
    (すごくこだわって色々描かれています)

    普段は人間たちのそばへやってこない森の動物たちが、肉食動物も、草食動物も、果ては人間という垣根を越えて、
    みんなが湖に避難してきたシーンは、なんともいえない静かな迫力がありました。

    投稿日:2018/08/04

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  • 五歳の記憶

    むかし、カナダであった ほんとうのはなし、と副題にある通り、
    作者の祖父から聞き取った実話だそうですね。
    1914年、カナダのゴーカンダ湖のほとりのホテルに、
    五歳のアントニオ少年は家族と暮らしていたのですね。
    そこで、泊まる人々を興味深く観察していたアントニオ。
    ある日、山火事が起こり、避難した湖で、不思議な体験をするのですね。
    動物たちと共存する森の生活が伝わってきます。
    何より、五歳の記憶の鮮明さに驚かされます。
    まさに、五感で生きていたのでしょうね。
    さらには、その記憶を語り継いだこと。
    その体験の奥深さを物語っていると思います。
    小学生くらいから、五感を澄ませて、感じてほしいです。

    投稿日:2018/03/30

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