たった ひとつの ひかりでも(評論社)
どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。
やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)
アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。
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10件見つかりました
絵本ナビのポイントでゲットしました! 春に高校生になった次男が興味津津に読んでいましたが、感想は・・・ 地球温暖化で氷河が融けて、水面が上昇してしまう、エコ的な絵本かと思っていたけど、ちがうね! このおじいさんの生きてきた歴史を水深が深くなるほどさかのぼって、行くんだ・・・・ これは大人の読み物だ!と 加藤さんの優しい色彩とイラストが読む人の心を、すんなりと引き込んでしまいます 購入して良かったぁ〜
投稿日:2009/05/12
海の水が上がってくるたびに、上へ上へ増築されてできた、つみきのいえ。 思い出を積み重ねてできたその家に、おじいさんはひとりぼっちで暮らしていました。 ある日、おじいさんは大切な大工道具を海に落としてしまいます。 下へ下へ…おじいさんは潜ります。 まるで昔の思い出に導かれるように。 ひとつひとつ思い出に触れるたび、寂しさと愛しさがおじいさんを包みます。 おじいさんには、つみきのいえが全てなのです。 けれども過去は過去。 二度と戻ることはできないけれど、思い出にはいつでも会いにいけます。 読んだあとは切ない幸せで胸がいっぱいになり、泣いてしまいました。 ゆっくり、じっくり、大切に読みたくなる絵本です。
投稿日:2013/11/24
表紙の、窓から顔をのぞかせているおじいさん。 このおじいさんは、水が上がってくる街に住んでいます。 水が上がってくるから、上に上に、どんどん新しい家を建ててゆきます。 いま暮らしている家の、その下の家には、どんな思い出が詰まっているのでしょう。 その下の家には?そのまた下の家には・・・・? 下へ下へ 思い出を探しにゆくおじいさんを見ていて、胸がギュッとなりました。 けれども、おじいさんは ずっと幸せだったのだと思いました。 私も、以前暮らしていた家のことを思い出しました。幸せが沢山詰まった家です。 おじいさんが、色んなことを思い出せてよかった。 幸せな思い出は、未来への力になります。
投稿日:2013/11/02
この「つみきのいえ」の絵本を手にとったとき、まず最初に絵が透明感があってすごく惹かれました。それで手にとって読んでみると、おじいさんのおばあさんを愛する気持ちがゆっくり、じんわりと伝わってきました。水中ということですごく透明感があり、内容もシンプルですが、読んだ後、すごく心が温かくなりました。是非、子どもだけでなく、大人の方にもお勧めの一冊です。
投稿日:2010/06/06
この作品は、米国アカデミー賞を受賞し、さらには、第二回MOE絵本屋さん大賞の1位になった加藤久仁生監督(絵)・平田研也脚本(文)作品です。 内容としては、ある日、おじいさんが、つみきのように重なった海の家に住んでいます。とある冬、水が上がってきてしまい、家を沈みそうな家の上に新しく建てようとしたとき、大工道具を海の中に落としてしまい、海に潜って探しに行くのです。そこには、色々な思い出があります。果たして、どのような物語が待っているのでしょうか? この本を読んで、思ったのは、つみきのいえは色々な思い出がある作品であり、私は、この作品を読んで、とても感動しました。また、この作品に出てくる積み木の家みたいなおじいさんの家は、とても素敵な家です。 このような感動するしみじみとした絵本とであえてとても良かったと思います。 ぜひ、読んでみてください。
投稿日:2010/05/20
アニメーションが話題になりそこで初めてみましたが、 絵本になってやはり動画とは異なる味があるなと思いました。 1ページ1ページずっと眺めていたい絵でとても気に入っています。 家族への愛だけでなく、環境問題も考えさせられた絵本でした。 まず、一番に旦那に勧めました。 やっぱりご夫婦に読んでもらいたい1冊です。
投稿日:2010/02/17
母が読みたくて買ってきた絵本ですが、アカデミー賞を受賞したことで話題の本だったので思わずページをめくって読んでしまいました。 この絵本はどのページも絵にとても温かみがあり、読んでいると気持ちがほっこりと和らぐのを感じました。 私がとくにお気に入りなのは、一番最後のページです。 そのおじいさんのやわらかでおだやかな表情からは、これまでの豊かな人生の営みがひしひしと伝わってきます。 読み終わったあとは心にジーンときて、どこか優しい気持ちになれました。 大人の方にもお子さんにもおすすめしたい1冊です!
投稿日:2010/01/17
やさしいタッチの絵とゆったりとした文章が、 すーっと染み込んでくる感じ。 ひとつ下の家に潜る度に美しく楽しい思い出がよみがえる。 だけど今、共に過ごしたおばあさんはいない。 激しい悲しみの内容ではなく、むしろ淡々と進んでいく所に なぜか涙がホロリ。 こんなに優しく思いだしてもらえるなんて おばあさんは幸せだなぁ、なんて思ったり。
投稿日:2009/12/01
読み進めていくごとに、おじいさんの背景が見えてきて、温かく語りかけてくるような感じです。 おじいさんとおばあさん、そして周りの家族との優しい時間が、おじいさんの幸せを感じさせてくれます。 ひとりでも優しく生きられるのは、そんな大切な時間があるから…。 将来を温かく生きるために、今を思いを込めて生きる大切さを実感しました。 大切な人に贈りたくなる絵本でした。
アカデミー賞の受賞がなければ普通の絵本として読まれるだけで注目されなかった作品。 この話好きですね。胸にじーんときます。水が上に上にあがってきて、その都度家を建てていく。ある日また家を建てようとして大工道具を水の中に落としてしまいます。人生をある程度生きた人なら共感できる話ですね。心理学的にいうと、水の上にあるのが現実で、水の下にあるのが無意識とか思い出のいっぱいつまったもの。家族と一緒に楽しかったときや苦しかったときのことを思い出してぜんぶ宝物。優しくてちょっと哀しい物語です。
投稿日:2009/05/02
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