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100まんびきのねこ」 その他の方の声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,181
みんなの声 総数 74
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  • こどもの、リズム。

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     ものすごーく大胆シリアスなおはなし展開は、
    まるで子どもが突拍子もない空想話を聞かせているようだ。

     一匹のねこをさがしにいくおじいさんと
    一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこをみつけたおじいさん。
    そのギャップの可笑しさに子どもはゲラゲラ笑う。

     一匹を選べなくて、一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこを
    連れ帰ってしまう無茶をゲラゲラ笑う。
    一匹のねこを待っていたおばあさんに叱られるおじいさんを
    またまた笑う笑う…。

     一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこが一気にいなくなる。
    互いに食べっこしちゃったと聞くや、どっと笑う。
    子どもって、シリアスだなぁ。

     最後の薄汚い一匹が褒められると
    しーんとして聞いていた…、初めて逆の反応だ。
    子どもって、ふしぎだなぁ。

     昔々の、こどものリズムの、不思議な躾け絵本かなぁ。
    感謝です。

    投稿日:2015/08/24

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    1
  • 幸せとか、一番大切なものはなかなか見つけられない。
    それは、世の中にモノがたくさんありすぎるから。
    ちょうど、この100まんびきのねこの丘のように。

    飼い猫を探して、おじいさんはねこのあふれる丘へいきます。
    たくさんのなかで、「いちばんきれいなねこ」を見つけるのは、とても大変なこと。
    おじいさんも目移りして、丘じゅうにいる100万匹の猫を全部連れて帰ってしまう始末。
    見落としていたやせっぽちのねこ。それがおじいさんとおばあさんにとって、「いちばんきれいなねこ」になりました。

    何が一番かなんて、誰にも分からないけれど、たくさんのなかからしっかりと自分にとっての「いちばんきれいなねこ」を選べるように、そして大事なものを見落とさないようにしたいですね。。

    投稿日:2007/07/18

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    1
  • むかしあるところに・・・
    昔話のはじまりにひきこまれました
    石井ももこさんの訳もいいですね

    絵が白黒でレトロなところもねこがひゃくまんびきの描き方もすごいな〜

    おじいいさんとおばあさんの人柄がいいんです
    おじいいさんのおひとよしさ おばあさんのいさぎよさ 現実をしっかり考えているところ すきですね〜
     
    おじいいさんが 百万びきのねこを連れて帰ったときのおばあさんのいった言葉
    なるほど  賢いおばあさんですね

    百万匹のねこたちは みんな自分がいちばんきれいと主張するところ
    そして争ってみんな食べ合うなんて このおろかさ
    人間の愚かさを比喩しているのかも

    争いの嫌いな おじいさん、おばあさん

    オチが良いですね
       
    一匹のほねとかわばかりに やせこけた ねこが草に隠れていたんです
    このネコがなぜ 食べ合わなかったのか?
       
    作者のいいたかったことをこのネコが話してくれているようです

    おじいさんとおばあさんの幸せそうなラスト 好きです。
     ホッこりします

    そこに おばあさんの 編み物の毛糸玉で戯れるねこ おじいいさん
    なんとしあわせな平和な光景でしょう

    表紙と見開きの絵、なんて ステキなんでしょう!

    読み聞かせてあげたいお話しです

    投稿日:2013/03/14

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    0
  • ブ…ブラック!

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    ちょっとブラックです。
    100万匹の猫達が、家の周りでたべっこ(おばあさん談)してるんですよ。
    たべっこなんて可愛らしいもんじゃないですよ!
    もしもその描写がされていたらどうしようかと思いました。
    それじゃグロすぎて、絵本にならないですよね。

    100万匹の中で、争いに参加せず草の間に残っていた1匹のやせた猫が助かって、この子を飼うことに決めたおじいさんとおばあさん。
    これは謙虚に生きろってことなんでしょうか。
    まさにシンデレラ・キャットです、この子。

    個人的には猫大好きなので、100万匹もいたら嬉しすぎて発狂しちゃいそうです!
    でもその前にアレルギー出ちゃって、それどころじゃないかも…笑

    大人でも黒いな、と思ってしまうので、子どもは…どうなんでしょうか。
    たくさんの猫に喜ぶか、結末の悲しさが嫌っていう子に分かれてしまいそうです。

    投稿日:2006/08/03

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    0
  • かなりお気に入り

    • 見習いさん
    • 30代
    • その他の方
    • 愛知県

    最初に自分で読んだ時には、あまり深く感動しませんでした。
    読み聞かせに使うには気分がのらないと思っていたのですが、友人に読んでもらったら、絵の広大さに圧倒されました。

    ホントに目からうろこが落ちるとはこの事。
    全身の毛が立ち、身震いするほどでした。
    自分のいた部屋の空間全てが山になり谷になり、猫の数も「何と凄い数の猫でしょう!」と思えるのです。

    近くで読んであげるより、少し離れて読み聞かせてあげる事をお勧め致します。

    投稿日:2003/05/16

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