おじいちゃんがおばけになったわけ」 その他の方の声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 149
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  • この本を読ませて頂いて、ひじょうに感動しました。これはとても優しい気持ちにさせてくれるからです。この本は死をテーマにしていますが、おじいちゃんがおばけになるという発想が素晴らしいと思いました。私の祖父はもう何十年前に亡くなりました。この本を読んでいると、なぜか祖父のことが甦ってきます。そして優しい気持ちになります。

    投稿日:2022/06/23

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  • おじいちゃんは 死んでしまいまし・・・・
    エリックは悲しくていっぱい泣きました

    人が死んだら土にかえる  天国に行くなどと言われますが・・・

    おじいちゃんが 夜おばけになって現れたのです
    壁も通り抜けられます 
    ですから・・・ エリックはおじいちゃんとお話しするのが嬉しくて
    思い出話がいっぱいあります
    でも・・・毎晩現れるので 眠れないエリックは学校もお休み

    なぜ?おじいちゃんが おばけになって現れるのか?
     
    「この世に忘れ物をした人は おばけになる」  おばけの本を読みました
    どんな忘れ物おじいちゃんとの たくさんの思い出話をして・・・
    やっと その 忘れ物がわかったのです

    大好きなエリックに「さよなら」を言うのを忘れていたと・・・・

    そして やっとおじいちゃんは おばけから解放されて おばあちゃんのところに行けるのです(よかったね おじいちゃん)

    コミカルなお話しでしたが 大切な人の死は悲しくて 涙がいっぱい出ます
    誰もが死を迎えるのですが・・・・ 思い出がいっぱいで 楽しいこと嬉しいことなど・・・・   
    その想い出を 時々思い出してなつかしみたいですね!

    良いお話しでした  有り難うございました!

    投稿日:2022/05/08

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  • 「死」に関する絵本の中で読み聞かせたい絵本No1

    • ゆななさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    「死ぬ」という事がまだ理解できない子供に読み聞かせてあげたい絵本No1だと思いました。
    大切な人が亡くなる事は経験してほしくないけど、いつかは経験していく事なので
    その時はこの絵本で読んだことを思い出してもらえたらなと思います。

    お化けになっても前と変わらず楽しそうなじいじとエリックがすごく可愛い。
    「死ぬ」という話なのに、重くないので楽しんで読めます。

    子供に読み聞かせるのも良いですが、大人になったからこそ読みたい一冊でもあると思います。

    投稿日:2017/08/23

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  • 忘れないよ、おじいちゃん

     心臓発作で急に亡くなったおじいちゃんが、おばけになって出てきました。でも、いつまでも このままではいけないと、この世の忘れ物を探すために、孫のエリックと一緒に夜の街を彷徨います。

     そして、二人で たくさんの楽しかったことを思い出しているうちに、「忘れ物」が わかりました。それは、「さよなら」をきちんと言うこと。二人でしっかりとお別れを言いあうことで、おじいちゃんは納得して、あちらの世界へと向かったのでした。そして、エリックも日常に戻っていきます。

     小さな男の子、エリックが大好きなおじいちゃんの死を受け入れることを描いた絵本です。同じような経験をして悲しんでいる子どもさんがいたら、ぜひ読んであげたい絵本だと思います。

     元気な時には、楽しく一緒に過ごす、そして、別れの時にはきちんとお別れをして納得する。そうすれば、「死」によって隔てられても、心は繋がっているし忘れることはありません。一緒に過ごした楽しい思い出は、消えることはないのです。

    投稿日:2017/08/19

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  • やっぱり切ない

    おじいさんやおばあさんが、ある程度、天寿をまっとうしたと思える年齢で死んでしまうのは、仕方のないことですが、やっぱり寂しいですね。

    特に、この絵本の男の子は、じいじとの思い出がたくさんある子供だったので、本当の意味で死を受け入れるには時間がかかるかもしれません。

    でも、こうして、じいじがきちんとお別れを言いに、おばけになって出てきてくれたお陰で、少しはさよならすることの心の準備ができたのではないでしょうか。

    学校に行って友達と遊んだり勉強したりして忙しく過ごしていれば、なおさら、乗り換えられるでしょう。

    子供に読んで聞かせたわけではないので子供の反応は分かりませんが、誰にでも訪れる「死」について、抵抗のないかたちで子供に読んで聞かせることのできる絵本の1つなのではないでしょうか。

    投稿日:2017/08/09

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  • 死を受け入れられる考え方

    「おばけ」関連で絵本を探していて
    気になったのがこの作品

    じいじとぼくの関係が強かったんだね
    病気でーだったら
    弱っていくとか、その過程が見れるから
    子どもなりの理解が出来ると思うのですが
    突然の死は
    子どもでなくても受け入れる事は
    なかなか難しいと思います

    じいじと逢えているのは
    ぼくだけ
    でも、パパママもなんとなく
    気付いている?

    ぼくの言動・・・
    心配ですよね

    ぼくとじいじの関係が強いから
    尚更なのかもしれませんよね
    って、勝手にいろいろ想像してしまいます

    「死」というお別れの辛さは
    こういう風に考えると
    ぼくとじいじ のように
    きちんと、ふりかえって
    その結果納得して
    日常に戻っていくような
    そんな気になりました

    おばけ関連というより
    「命」とか「絆」?のテーマで
    紹介したい絵本です

    投稿日:2016/05/15

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  • 何度読んでも涙が溢れます

    • はーこさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    本屋さんで、なんとなく手に取った本。
    周りで子ども達が絵本を選ぶなか、涙を抑えられませんでした。

    絵本を購入し、家でも読みますが、何度読んでも、毎回涙が溢れます。

    亡くなったはずのおじいちゃん。
    そのおじいちゃんが語る、たくさんの思い出。
    嬉しいこと、楽しいこと、ちょっぴりいたずらしたこと。
    くすっと笑える思い出ばかり。
    このシーンでは、誰もがおじいちゃんとの思い出を思い出さずにはいられないと思います。

    そして、おじいちゃんの忘れ物を思い出す瞬間。
    心がほっと温かくなり、涙が溢れます。

    子ども達には、どううつるのかな?
    わたしがママになって子どもが、大切な人とのおわかれを経験したとき、読んであげたいと思います。
    それまで、大事に大事にとっておきたいです。

    投稿日:2014/05/25

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  • 心の中を探せば…

    死んだはずのおじいちゃんが、おばけになって孫のエリックの前に現れました。
    どうやら、忘れものをしたからおばけになって出てきたというのです。
    エリックとおじいちゃんの忘れもの探しが始まります。
    それは夢のような時間で、ふたりの本当の最後の時間…

    おじいちゃんが優しい顔で昔の思い出を話すところは涙が止まりませんでした。
    おばけになってまでおじいちゃんが探していたもの…エリックはとても愛されていたんですね。
    大切なものほど、見つけにくいのだと思いました。

    読み終えたあとは静かな余韻が残り、おじいちゃんのことを思い出したりしました。

    投稿日:2013/11/21

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  • あたたかい涙

    • 14日さん
    • 20代
    • その他の方
    • 兵庫県

    「この世にわすれものがあると、人はおばけになる」
    「わすれものって?」
    「そいつがわかればなあ」

    ある夜、死んでしまったじいじが部屋へやってきます。
    わすれものを見つけるためエリックとじいじはふたりの思い出を語り合います。
    そして最後に見つけたものは…。

    死と向き合う絵本ですが、じいじの思い出話は笑いがいっぱいです。
    エリックとじいじの思い出に共感できたり、自分にはこんな思い出があったな…なんて読み終わってからもいろいろ考えてしまいます。

    やはり最後は涙がこぼれてしまいますが、
    悲しい気持より、なんだか嬉しくなるそんな絵本です。

    投稿日:2009/04/21

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  • 残せるものは・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    とても気になっていた絵本でしたので、図書館で借りてきました
    おじいちゃんとエリックの夜毎の語り合いが、ゆっくりと時間をかけて運ばれていく意味が、最後にやんわりと伝わってくる感動的な内容でした
    家族の「死」は経験したものでなければわからない寂しさがあります
    ぽっかりと心に穴が開いた状態というのが、私の考えですが・・・・
    それを乗り越えるには、ある程度の時間は必要だし、楽しく過ごした日々の思い出が、後押しをしてくれるのも確かでした
    この絵本はそうした残された者たちへの、癒しのメッセージがたくさん込められている、やさしい、しかも子どもにもわかりやすく描いているので、素晴らしいと思います
    読みながら涙があふれてきました・・・・
    読み聞かせするには、泣かない練習が必要ですね!

    投稿日:2009/01/14

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