どうぞのいす」 その他の方の声

どうぞのいす 作:香山 美子
絵:柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1981年11月
ISBN:9784893252500
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 412
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  • 納得!

    昔からある人気の絵本ということは知っていましたが、今回初めて読みました。
    心温まる、優しい絵本ですね。

    ウサギさんが作ったイスを、見ず知らずのみんなのために使わせてあげること。
    「どうぞ」の意味を取り違えたクマさんやキツネさんたちも、見ず知らずの「あとの人」のことを考えて、お礼を置いていくこと。
    ドングリが栗に変わってしまっても、怒らないロバさんの性格も、すべてが優しい絵本だなと感じました。

    息子と一緒に読みたいと思います!

    投稿日:2023/01/05

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  • どうぞのいすを読ませて頂いて、感動しました。これはとても面白くて、ホットな気持ちにさせてくれます。これは椅子をめぐってのお話ですが、私はこの本を読みながら、ひじょうに心地よいと思いました。こんなイスはまさにナイスというべきでしょう。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2022/07/14

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  • 読む側も温かい気持ちになります

     ほのぼのとした絵とほのぼのとした文章で話が進みます。文字もそれほど多くなく、色々なキャラクターが出てきて子どもも飽きずに楽しみます。
     どうして椅子においてあるものが変わったのか、などを一緒に考えながら読むのも楽しいです。今では、お昼寝の前に、自宅の「どうぞのいす」に何かをおいて、目が覚めたら何に変わっているのか見るのが楽しいようです。ろばさんと一緒ですね。分量的にも内容的にもおすすめです。

    投稿日:2017/11/14

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  • 「どうぞ」は素敵なこと。 受賞レビュー

    ちいさな頃から大好きな絵本「どうぞのいす」。
    かわいい動物さんたちと、おいしそうな食べ物に夢中になったりして。

    柿本先生の描く動物さんたちは、可愛く擬人化された中にも
    動物さんらしさものこる素晴らしいものです。
    どんぐりを豪快に食べるくまさん。
    どこかキョロキョロ周りを気にしているような顔もしながら、はちみつをなめるきつねさん。やきたてのぱんを1本持ち帰るのも、なんだかきつねさんらしい?
    みんなあつまって賑やかにやきたてぱんを分けるりすさんたち。
    ここで、青い小鳥さんもはじめて一緒に食べている姿がなんともかわいいです。
    もしかしたら、くまさんやきつねさんが食べているところに
    なかなか近付いていなかった理由が?
    そこに動物さんらしさがあったりして・・・そんな想像も巡らせます。

    「どうぞのいす」を作ったうさぎさんから始まり、
    自分のことだけではなく相手のことを想う優しさがつながっていく「どうぞのいす」には、相手の想いも一緒にいただくから、なおおいしい。

    「どうぞ」をしたほうも、「どうぞ」をしてもらったほうも、
    なんだか気持ちよくて嬉しくて。
    「どうぞ」は、こころあったかく笑顔になる素敵なこと。

    香山先生の紡ぐ、優しくリズミカルな楽しい言葉と、
    柿本先生の描く、可愛くあたたかな絵が、
    こころ豊かにしてくれる素敵な絵本です。

    投稿日:2015/12/09

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  • それでいい

    うさぎさんが作った、どうぞのいす。
    次々と色んな動物がやって来て、次の誰かに思いやりを残していくんですが…

    「結末が納得いかない。なんでうさぎさんには思いやりが返ってこないの?」という人がいました。
    その時、“見返りを求めてはいけない”という、母の言葉を思い出しました。

    私はこの結末、いいと思います。
    自分の知らないところで、誰かがうれしかったり喜んでくれたら、それで満足。
    自分がそうしてあげたいと思うなら、それでいいじゃない。

    それって色んな場面で、とても重要な事だと思います。

    「どうぞ」という言葉に込められているこの気持ちを、ずっと大切にしていきたいなと思いました。

    周りを思いやる事の心地よさを描いた、素晴らしい絵本でした。

    投稿日:2015/12/08

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  • 終わり良ければすべてよし!

    うさぎさんがとってもかわいいイスを作ったので、「どうぞのいす」という札と一緒に大きな木の近くに置きました。

    すると、ロバさんがどんぐりをたくさんかついでやってきて、疲れていたのでありがたいといってどんぐりが入ったかごをいすに置いて、木の下でお昼寝してしまいます。

    すると。。。次にやってきた動物が「どうぞのいす」ということで、どんぐりをもらっていいのかと勘違いしてしまいます。
    ありゃーロバさん、起きて!!と思ったら、とてもやさしいその動物は代わりのものを置いていきます。

    そのような調子で、次から次に動物たちがやってきては、イスにのっているものを頂くのですが、もらうだけでは悪いといって、律儀に持っているものを代わりに置いていくのです。

    そうして、お昼寝から起きたロバさんは、どんぐりが栗に変わっているのをみて、ちょっとびっくりしますが、栗もいいかと納得して帰っていきます。

    途中で、ひとりでも「もらうだけでは申し訳ない」と思ってくれなかったら、連鎖が途切れるところでした。

    みんなの優しさや思いやりのお陰で、ロバさんが泣かずに済みました。

    本当によかった、よかった!!

    投稿日:2015/12/02

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  •  日本語の素晴らしさ、日本人の優しさが出た作品ではないかと感じます。
     「どうぞ」という言葉は他の言葉にはない、他の言葉では上手く表現することができない、素晴らしい日本語だと感じます。言われて凄く嬉しく感じる魔法の様な言葉ではないかと感じます。
     そうして、「うさぎさん」の行動は、日本人の優しさを凄く表しており、こういう優しさこそが日本が世界に誇れることではないかと感じます。
     だからこそ、この本は、面白さや楽しさだけでなく、日本人としてのあり方を示している様な感じがします。是非とも多くの方が読み、日本人としての優しさを再認識して欲しいものです。
     キャラクターの絵も可愛らしく、凄くお勧めです。

    投稿日:2015/11/24

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  • 優しい絵本です

    思いやり、日本人には忘れないでいて欲しいこの感情をしっかりと分かりやすく表現してくれている素晴らしい絵本だと思います。とても優しい絵と、優しい内容で表現されていますが、内容はしっかりと思いやる気持ちを大切に書かれていてとても素晴らしいです。ちょっとした絵本のプレゼントを考えている時にはこの絵本なら絶対に喜んでもらえること間違いなしです。

    投稿日:2015/11/22

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  • やさしい勘違い

    要は、勘違いなのですが、後の人を思う気持ちとつながって、お話はすすんでいきます。そして、最後は、なんとも素敵なおちにたどりつきます。
    それと、魅力的なのは、なんといっても言葉です。
    今の時代からすると、ちょっと礼儀正しいと思えるくらいの動物たちのセリフが、読んでいて、心地がよかったです。
    かわいらしくて、ユーモラスななかに、とっても大事なことが描かれているので、小さな子どもから読める絵本ですが、幅広い年齢の人にオススメしたい絵本だと思いました。

    投稿日:2015/06/03

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  • 優しい心

    うさぎさんが作ったいすの横に、「どうぞのいす」の札を立て、
    道行く人に座ってもらうことに決めました。
    まずロバさんがやってきて……。

    うさぎさんの作ったいすのシッポの部分がとても良いです。
    うさぎさんが、いすを「皆のために」どうぞのいすと名付けたのは
    優しい気持ちがあるからです。

    「どうぞならば遠慮なく」と、たくさんの動物がいすに座ります。
    そしてお礼に、食べ物を置いていくのも優しい心。

    最後にお昼寝中のロバさんが目覚めたときのセリフが癒されました。

    絵が可愛く優しい絵本、子供にも大人にもおすすめです。

    投稿日:2013/08/25

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