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はこ 作:小野 不由美
絵:nakaban
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年05月22日
ISBN:9784265079605
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 11
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  • 怖い

    9歳長女は怪談絵本が大好き。そんな長女に借りてきました。

    「はこ」というタイトル通り、はこのお話。開かないはこから音がする、雨の日にはこが開いていたけど中身がない・・・。そんな繰り返しです。

    静かに怖い・・・。背筋がゾゾっとしました。大人の方が怖さを感じるかもしれません。

    投稿日:2017/05/24

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    1
  • 究極の箱

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子20歳

    怪談えほん10。
    少女が接する箱が、開かないのです。
    ところが、天候によってなぜか開く箱は、音がしていたはずなのに中身が消えているのですね。
    開かない箱の出現と、消えていく物たち。
    その唐突な展開に、不安が増幅します。
    そして、究極の箱が登場します。
    普段は箱という認識がないのですけれどね。
    読者の心の感情を土足で引き出してくるような印象を受けました。
    静かにホラーな作品だと思います。

    投稿日:2016/02/02

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    1
  • ある日突然、箱が空かなくなり、何かが消えていく。最初は小さな生き物だったが、だんだん消える存在が大きくなっていき…同じパターンで繰り返される「消失」が、ゆっくりと人の心を狂わせていく怪談絵本。

    この話は、私は現代社会では「よく起きる」出来事だと感じました。「はこ」というのは、ありふれている入れ物ですが、そこに入るものや関連するものがいなくなっていく様子は、例えば、アパートで孤独死していく人や、会社などでいつの間にかいなくなっていく人、時代の変化で突然使えなくなっていく機会など、いろいろなものを連想させました。タイトルに「よくある話」と書いたのは、そういうイメージからです。人が死んだり、いなくなったりする時に、虫の知らせというものがあるのです。突然消えてしまっても、日常生活はそのまま続いていくのです。残された人たちは、ないなりに過ごせてしまうのです。母親のセリフ「それよりも、犬をさがしてちょうだい」が、現実生活の無情さと、残酷さを明確に表している気がします。なくなったものは、仕方がないとして、私たちは先に進むしかないのでしょう。

    いろんな意味で哲学的な絵本だと思う。むしろ大人の方が深く味わえるかもしれないと思います。

    投稿日:2019/01/09

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