都会のワニ(小学館集英社プロダクション)
都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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20年以上前だが、息子が2〜3歳のときに、何度も何度も読んでと持ってきた絵本。結局何回読んだのだろうか?今となっては分からないが… なぜ、それほど息子をひきつけたのか、20年、さまざまな昔話を子どもたちに語る経験をつんで、やっと分かってきた気がする。 人生への肯定感、困難を乗り越える勇気、力強く生きることへの憧れ、など、この昔話の根底にあるメッセージが、日々成長しようとしている子どもの心にマッチしていたのだということが。 それも、作者、訳者の、昔話の持つ力への理解、高い芸術性、なにより、子どもたちへの深い愛情があったからこそ、できたことだろう。 息子は、昔話の励ましのメッセージを、ちゃんと受け取っていたのだと思う。
投稿日:2017/08/31
読む私も聞く子供もわくわくというかゾクゾクするお話です。 ヤギがいっぴき通過、またいっぴき通過、最後のいっぴきが 獣のトロルと戦います。このヤギのいっぴき毎に 聞いてる子供にも段々と恐怖が忍び寄ります。 そして、なんといってもこのトロルが本当に恐ろしい。 トロルがしゃべるたびに子供たちは恐怖におびえます。 戦いの場面も気色悪い表現なのに ヤギがトロルをやっつけるとなぜかスカッとします。 なんと完璧な絵本なんだろうと感心しました。
投稿日:2010/12/26
一番下の子が1歳数ヶ月でまだろくに話もできない頃、私の顔をみつめて「がっぐぉ〜ん」と話したのです。一体何を言いたいのかわからなかったので無視しようかとも思ったのですが、話しかけてきたときの顔を思い出すと、無視するのは良くないなと思いました。最初に「が」がつくようなものがあったかななどと考えていたら、2週間ぐらい前に読んであげた「三びきのやぎのがらがらどん」を思い出し、この本を読んでもらいたいのかと話しかけると、子どもはにっこりするのでまた読んであげました。 一番大きながらがらどんがトロルをやっつけるとキャッキャッと笑い、もう一度読めとせがまれました。 こうしてしばらくの間は何度もこの本を読まされました。絵もストーリーも小さい子によくわかるものだと思います。
投稿日:2008/07/05
次々に橋を渡り終える様子に目を潤ませて見ていました。 無事、渡り終えると、ほっとした顔で「よかったね・・・」とつぶやいて。 「これ読んだ!また読みたい!」「大きくなったから自分で読めるよ!」そう言ってくれるようになりました。 絵本好きになったきっかけの一冊です。
投稿日:2011/06/04
「がらがらどん」という三匹のやぎ。山へ草を食べに行こうと、トロルのいるつり橋を渡ります。トロルは、ヤギを食べようとしますが・・・ 北欧民話とのこと。 昔話や民話は、少し怖い話がありますが、こちらもトロルが出てきたり、絵も迫力があり、子供には怖いのでは?と思いましたが、うちの子供はお気に入りの本です。 よく自分で読んでいるのですが、小さいヤギの台詞は小さい声、大きいヤギのときは大きな声を出しているので、すごいなぁと思っています。
投稿日:2011/03/27
おはなし会でも人気の絵本のようで、よく読まれているところに出くわします。 マーシャ・ブラウンの力強く大胆な挿絵は、とても迫力があります。息子がまだ1歳か2歳の頃に読んでもらった時、トロルを怖がって泣いてしまったのを思い出しました。でも今ではすっかり大好きなおはなしです。 おはなし会では、表紙をめくったあと、お話がはじまるまでの挿絵だけの何ページかも1ページ1ページゆっくりとめくられていました。中表紙などは、ついさっとめくってしまいがちですが、読み手も聞き手も、ゆっくりと絵を見ながらお話に入っていくと、よりこの不思議な世界を楽しめると思います。
投稿日:2013/02/12
3歳になったばかりの息子に読んであげました。 『ひかきぼう』等の聞きなれない単語を理解しているのかは分りませんが、寝る前に『3冊だけ絵本を読んであげる』と言うとこれを選んで持ってきます。絵が好きなのか物語が好きなのか…とにかく『好き』みたいです。 自分で読めるようになるまでは毎日でも読んであげたい作品です。
投稿日:2011/04/11
マーシャ・ブラウンの絵は,本当に素晴らしい。 絵心は全然ない私ですが,木版画で描かれている「ちいさなヒッポ」では,水や空の色の美しさ,かばのお母さんの優しさと力強さが,本当によく表現されていると思いました。 そして,この絵本では,北欧民話の三匹のやぎとトロル(怪物)が迫力のある絵で描かれています。 三匹のやぎとそれを食べようとするトロル。特に最後のやぎがトロルに立ち向かう場面は,どんな困難をもはね返す力強さを感じさせます。 最初は,トロルが粉々にされる場面が少し残酷かなと思いましたが,子供は大喜びでした。 トロルのギョロリとした目。それに立ち向かうやぎの迫力。是非,お父さんが子供さんに読み聞かせてください。
投稿日:2011/03/21
「がらがらどん がらがらどん がらがらどんど〜ん ぼくらはやまに、、、♪」と歌からはじめています。子どもたちも一緒に歌ってわくわく☆がらがらどんが橋を渡っていくときは、子どもたちも一緒に渡っている気分で体を揺らしながら見ています。 散歩先で橋があると「トロルがいるかも」「○○がやつけてあげる!!」などこどもたちの世界がひろがっています。とても好きな絵本です。
投稿日:2010/12/27
もうレビュー書くことがないくらい、沢山のレビューがありますが、このお話が名作と言われる所以に「子どもの自立心を刺激する絵本」という興味深い話を聞きました。 実はトロルはお母さん、三匹のやぎは子ども自身の成長の過程、という見方があるそうです。 なるほど、この絵本に興味を持つ年頃は、自立心が芽生え始めているころ。 そんな子どもたちに勇気や未来を与えてくれているのではないかと思います。
投稿日:2006/08/30
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