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23件見つかりました
学生時代に先輩が読み聞かせをしてくれた忘れられない1冊です。私に絵本の面白さや奥深さを提示してくれた絵本で、以来私の絵本好きは続いています。何回も子どもたちや学生に読み聞かせをしました。八郎のぶきっちょで飾らない生き方は5〜6歳の子どもたちには充分理解できます。秋田弁が少々難しいけれど、力強くて迫力満点の絵本だと思います。『好きな絵本は何ですか?』と聞かれたら迷わず「八郎」です、と答えてしまうくらい好きです。
投稿日:2005/11/24
こちらの作者コンビの作品『花さき山』や『モチモチの木』に感動したので、こちらも読みました。前出2作を越える感動がありました。 秋田のくにに住む山男「八郎」のおはなし。その男の強さとやさしさが、黒一色の切り絵で壮大に綴られます。 どうして自分がこれまで大きくなりたいと願ってきたのか、その理由がわかったと荒れる海に叫ぶシーンには読みながら涙ぐんでしまいました。 語りの秋田弁が難しく、つたない私の語りでは、一緒に読んでいた息子はわからない言葉も多かったと思うのですが、その迫力と雰囲気で、最後までじっと聞いていました。
投稿日:2015/02/01
まさかこの本でそれらの観光地の成り立ちを知るとは思ってもいませんでした。しかし方言で書いてある本というのは読んでいてどうしても熱がこもってしまいますね。我が子にはまだ話の内容を理解するには難しかったと思いますが、ソメコとオニに次いで、読んでいる私は非常に楽しかったです。
投稿日:2014/10/27
息子に読もうと妻が買ってきました。 素朴で忍耐強く、それでいて苦難に対しては勇気を以て果敢に立ち向かうといった生き様は、自分のイメージではありますが、いかにも東北の人らしいと思いました。 私も、八郎が荒れ狂う海に挑んでついに呑み込まれんとする時に、子供に想いを遺す場面には心打たれました。 子供の前なのに不覚にも泣きそうになりました。 「八郎のようになれよ」と息子に言う事は出来ません。 やはり親としては、いつまでも元気で生きていて欲しいと思いますから。 けれども、命と引き換えにしてでも守りたいと思えるものを持つ事は尊い事、という事は伝られたらとは思います。 挿絵も話の世界観に合っていて、久々に綺麗な気持ちになれる、良い本でした。
投稿日:2020/06/18
八郎が大きくなりたかった意味がわかったと納得した八郎ですが 親の立場からは、なんとも切ない結末でした。 男らしい上にとても優しい八郎です。村の為に、一人の男の子が 喜ぶ為に、みんなのために役にたつことがやりたかったんだと 海に入っていった八郎の自己犠牲に、切なくなるばかりの私でし た。白黒の絵が、逞しい男の八郎と、私にとっては、悲しくもして います。
投稿日:2019/07/12
八郎潟についての民話絵本。 秋田弁でとつとつと語られる物語は、八郎という大男の雄々しさと心優しさとを粗削りに語り続けます。 黒一色で描かれた絵も、八郎の力強さと、村人たちの苦難をみごとに表現していると思います。 癖が強いので、読み聞かせにはハードルが高いですが、男として読み応えのある絵本です。
投稿日:2015/02/09
方言で書かれた絵本はたくさんありますが、 八郎ほどありのままの方言で書かれている絵本も珍しいかも知れません。 斎藤隆介さん・滝平二郎さんのコンビですが、ほかの作品に比べて語尾や話し言葉に方言が余すことなく使われています。 だからと言って読みにくいという訳ではなく、 東北に馴染みのない私でもきちんと意味はわかるし、 秋田の八郎潟を語ったこの物語の世界にどっぷりとつかることができます。 全ページモノクロの画調も、この作品の良さです。 モノクロであるからこそ、八郎の心優しさ、力強さ、 そして東北の空気感が表れているのだと思います。
投稿日:2013/07/14
とっても大きい山男、八郎のお話。 すでに大きい体なのに、もっともっと大きくなりたくて仕方がなかった八郎。 後半、八郎自身がいつも思っていた、「どうして自分が今まで大きくなりたかったか」 という疑問に自らの答えを出すのですが、そのシーンは本当に壮絶な、 頼もしくも悲しい、複雑な思いに駆られました。 なぜ八郎でなければならなかったのでしょう? けれど、きっと八郎にしかできなかったこと。 それが、これだったのでしょう。 自己犠牲。優しさ。そして八郎から感じる、大きな悠久の愛。 たくさんの小鳥たちが、八郎の頭(髪の毛)に巣を作って住んでいる のですが、「ぴちぴち、ちいちい、ちゅくちゅく、かっこー」という 鳴き声が何度も出てきて、同じ鳴き声のはずなのに、シーンによって 嬉しそうに聞こえたり、悲しそうに聞こえたり・・・ 「八郎」よりも先に「三コ」を読んでいたこともあり、もしかして、 あの男わらしこは、三コのこと!?と、息子と二人で大騒ぎしてしまいました。 三コが八郎を尊敬して真似たということを考えると、きっとそうですよね? ここのところ、斎藤隆介さんの作品をたくさん読んでいますが、 絵本離れしていた息子が、斎藤隆介さんの作品をきっかけにまた 少しずつ絵本を手に取るようになり、嬉しく思っています。 良い作品というものは、今も昔も人を惹き付けるのでしょうね。 いろんな意味で、心に残る作品となりました。
投稿日:2011/01/26
方言の語りが、八郎の素朴さや力強さを表現するのに一役かっています。 何のために大きくなりたいのか最初は分かりませんでしたが、子供のために自分を犠牲にして海に立ち向かっていく姿に、男らしさが出ていました。 滝平さんの切り絵が昔話風ですごく味があります。 大人が読んで楽しめる絵本でした。
投稿日:2010/02/17
人のために自らの命を投げ打った大きな男八郎の、せつなくも心温まるお話です。 ぐんぐんと体が大きくなっていく八郎。 力強さを感じる滝平二郎さんの絵は大迫力です。 村の人たちのためになることに喜びを感じ、力の限り戦う姿。 体だけでなく、心の大きさもしみじみと感じることができました。
投稿日:2009/06/04
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