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すみ鬼にげた自信を持っておすすめしたい みんなの声

すみ鬼にげた 作:岩城範枝
絵:松村公嗣
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:2009年11月
ISBN:9784834024715
評価スコア 4.79
評価ランキング 483
みんなの声 総数 13
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 唐招提寺・金堂の「すみ鬼」は…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    作者が唐招提寺・金堂を見たとき、その屋根の4角を支えている「すみ鬼」の姿に轢かれたそうです。
    しかも、そのうちの一体だけ、他の鬼たちとは表情が違う。これは、創作意欲が咲きそうです。

    時代物ですが、決して古臭くなく、大陸から来た鬼と日本の化け物たちとの力比べのシーンは面白かったです。
    そして、この「すみ鬼」の性格がとてもさわやかでいいんですよ〜。仁義に熱い「すみ鬼」カッコ良かったです。

    小学校の高学年くらいから、中学生・高校生くらいのお子さんたちにお薦めします。
    そして、もし唐招提寺に行くことがあったら、この「すみ鬼」を見てきたいです!

    投稿日:2012/09/10

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  • すみ鬼とは 奈良の唐招提寺の金堂の西の炭にいる木彫りの邪鬼だそうです

    作者は 屋根の下にいて人目につかない邪鬼をテーマに「すみ鬼にげた」なかなかおもしろいおはなしです
    すみ鬼の気持ちをヤスという宮大工の見習いの男の子とが結ばれて一緒に吉野の山奥まで逃げていくのですが・・・・

    山奥で出会った いろんな鬼達
    そこで すみ鬼は勝負して勝つのです

    しかし 山奥の 妖怪の世界 鬼達はヤスを食べようとするのですが・・すみ鬼が友達だと言うのです

    「ただでは返さぬ」   そこで ヤスは持っていた コマを回すのです
    お話に引き込まれました  すみ鬼の腹の上で回るコマ  くすぐったくて笑い出すところ なかなか おもしろい展開です

    迫力もあり ハラハラする展開が興味深いお話です

    山の中の鬼達は朝になるとみんな姿を消してしまいます

    ヤスとすみ鬼もまた元に戻るのですが・・・・

    ヤスと二人だけの秘密のお話   唐招提寺の金堂で是非あってみたいです  すみ鬼と!
    奈良は近いですから是非訪れます

    投稿日:2015/07/12

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  • 「うぉーん うぉーん」

    宮大工の見習い小僧のヤスが体験した、不思議な物語。

    「うぉー うぉー」「うぉーん うぉーん」

    奈良の古いお寺でヤスが出会ったのは、一尺ばかりの小さな鬼。
    タイトルは「すみ鬼にげた」ですが、鬼は決して逃げたわけではなく、
    またお寺に戻ってきます。いや、もしかしてその時、逃げようと
    していたのかな?

    1体だけ表情が違うこの鬼は、唐招提寺の金堂の四隅にいる、
    木彫りの邪鬼がモデルとのこと。

    実際には動くはずのない鬼ですが、もしこの鬼に過去があったとしたら?
    苦しそうなこの鬼の姿。「この鬼をここから逃がしたい」という気持ちから、
    このお話を作り出した作者の気持ちが、わかるような気がします。

    ヤスの手助けがあって、長年の願いを叶えることができた鬼。
    いや、願い、というよりは、野望かな?
    それは、どんなものだったのかは、是非読んで確かめてくださいね。

    実は、この本を私に教えてくれたのは、小5の息子。
    学校の図書室で見つけて、お気に入りとなり、一時期、正座をしては
    「うぉーん うぉーん」と鬼の真似をしたりしていました(笑)

    ちなみに、木彫りの小さな鬼が大きな鬼へ変貌する瞬間の絵は、
    結構インパクトがあります。
    機会があれば、モデルになった邪鬼を是非見に行きたいですね。

    投稿日:2013/02/21

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  • 想像力

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    奈良の唐招提寺の金堂の四隅にいる「すみ鬼」。
    すみ鬼は、お堂の隅で屋根をささえ、疫病や魔ものからお堂を守っています。
    その一体の鬼だけ、表情が違っていて、
    泣いているのか?笑っているのか?いったいこれはなんだろう?
    と、作者がこのすみ鬼に惹きつけられたのがきっかけで、
    この物語が生まれたそうです。

    たしかに、こんなちっぽけなすみ鬼が、
    すごい形相で屋根をささえているのをみると、
    なぜこんなところにいるのだろうと、
    いろんな想像がふくらんできます。

    鬼は、夢を叶えるために、宮大工の少年ヤスの力をかります。

    すみ鬼が、青鬼に変身していく様に、どきどきしました。
    これから、どうなるんだろう?

    鬼の世界も、なんとも奇妙で、怖いけど気になるので、
    先を読み進めていきたくなりました。

    ヤスが、鬼たちに見つかった時は、もう、どうなるかと
    ハラハラしました。

    鬼たちの姿は、ちょっと怖い。
    でも、ヤスがコマをまわすと、驚いたり喜んだりする
    鬼たちの姿を見て、親しみが湧いてきたりして・・・

    すみ鬼が逃げて、お堂はどうなるんだろう。
    このまま、逃げていなくなるのか?
    ちょっと心配でした。
    逃げたすみ鬼は、ちゃんとお堂にもどってきました。
    そして、その顔つきは、前と違って、
    どこか嬉しげで、今にも笑い出しそうな、
    満足した鬼の顔になっていたのをみて、
    これでよかったんだろうな〜と思いました。

    歴史や仏像などにうとい私には、ちょっと読むのは大変だったけど、
    次から次へと想像が膨らんで楽しめました。

    2010年の高学年向け全国課題図書になっていました。
    文字がかなりあることや内容も専門的な言葉なども出てくるので、
    小学生高学年のこどもたちにおススメします。

    投稿日:2012/01/23

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  • 少年と鬼

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    不安と期待を抱いた見習いの宮大工の少年と
    夢がかなわず鬱積した気分を抱いたまま守り神とされていた鬼の
    出会いと体験を通して幸せを感じるお話です

    少年の不安ながら無邪気に鬼を助ける気持ちと
    鬼の少年を思う気持ちの触れ合いが終わった後一種の清涼感を味合わせてくれるお話です

    投稿日:2011/08/14

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  • 神秘的でいい

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    節分の季節で、図書館の鬼を題材にした本コーナーにありました。

    300年前の唐招提寺を舞台に、宮大工見習の少年とすみ鬼の交流を描いた作品です。
    すみ鬼がひょっと鬼の姿に戻る場面、鬼の世界に行く場面など
    迫力ある絵とドキドキするストーリー展開に引き込まれました。。

    鬼がかなえたかった夢もかない、宮大工の少年のその後もいい感じで、良い絵本に出会えたと思いました。

    私は歴史やお寺が好きなのでよく訪れますが
    お寺にはなんとなく何かが居ついてるような神秘的な雰囲気がありますよね
    この本を読んだら、お寺に行くとすみ鬼に出会えそうです。


    毘沙門天など、仏像もたくさん出てきます。
    ストーリーの良さだけでなく歴史好きの私が語りたくなる場面がいっぱいの一冊でした。

    投稿日:2011/02/01

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  • こんな感じの終わり方好きです

    • ちいニャさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子9歳、男の子4歳

     最初の方はちょっと取っつきにくい気がしますが、読み進めるうちにどんどん引き込まれていきます。ヤスと鬼との関係が何ともいい感じです。読み終えるとおだやかな心地よさが残りました。
     4歳と9歳の子に読んであげました。4歳の子は途中で寝てしまいましたが、9歳の子はとても真剣に聞いていました。
     文字数もあるので小学生以上におすすめしたいと思います。

    投稿日:2010/12/07

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  • 憧れの宮大工!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    課題図書なんですね!?
    びっくり

    それにしても、内容がしっかりしてますし
    絵がすごくいいです
    水彩画のような
    日本画のような

    表紙が出てくる感じ
    裏表紙は、その後姿?

    色使いも素敵です

    四天王と、「すみ鬼」の関係
    唐招提寺と鑑真について・・・
    「独楽」それも父の作った物を介しての・・・
    う〜ん、いいですねぇ

    すみ鬼の表情がなんともいえません

    投稿日:2010/09/02

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  • 邪鬼の表情

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    2010年読書感想文コンクール高学年の部課題図書。
    ページ数は少ないですが、時空を超えるかのような歴史ロマンを感じる作品です。
    300年ほど前の唐招提寺金堂が舞台。
    見習い大工の少年ヤスは、軒下のあたりで異変を感じます。
    すみ鬼と呼ばれる木彫りの鬼が泣いているのです。
    その訳を聞き、身の上を知ったヤスは、その鬼の願いを聞き届け、
    一緒に鬼の世界を垣間見るのです。
    平成の大修理で解体された金堂の部品が展示された際、
    柱を支える四隅の木彫りの鬼、「すみ鬼」の表情に興味を持ち、
    ストーリーが膨らんだそうです。
    なるほど、とても説得力のある説です。
    ヤスの姿を通して、宮大工の様子もうかがえ、木の香りまで体感するようでした。
    鬼の様子も、喜怒哀楽があり、親しみがわきます。
    鬼たちの世界もスリリングでいて、愉快で。
    様々な仏像にも興味がわきます。
    唐招提寺金堂を訪れたくなりました。
    歴史好きならたまらない読後感でしょうね。

    投稿日:2010/06/28

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  • 迫力!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    課題図書ということで読みました。
    大人でも引き込まれて、予測のできないでも懐かしさもあるおはなしで止まりませんでした。

    すみ鬼がころがり落ちて、大きな鬼になるところや、化け物との対決のところは迫力があってどきどきしました。

    絵が素晴らしいと思いました。
    落ち着いた色合いで、300年前の雰囲気が出ています。
    ぜひ高学年の子どもたちに読んでもらいたいです。

    投稿日:2010/05/22

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