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おかあさん どこいったの?」 みんなの声

おかあさん どこいったの? 文・絵:レベッカ・コッブ
訳:おーなり 由子
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年07月28日
ISBN:9784591140499
評価スコア 4.5
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  • 喪失と再生のストーリー

    タイトルに惹かれて読んでみると、おかあさんが亡くなることのお話でした。
    子どもの目線で描かれていて、お母さんが亡くなったことがわからず、あちこち探し回ったり、自分のせいでいなくなったのではと責める子どもに胸が痛みました。
    残された家族で生きてゆく過程で成長していく男の子。でもやっぱり時々お母さんのこと思いだして悲しくなっちゃう。それでも支えてくれる周りの人に感謝し、お母さんの思い出を胸に家族で生きてゆく…というストーリーでした。
    おかあさんの死と向き合う男の子と家族を描いていて、せつないけれど大切なことを教えてくれるとてもあたたかい物語でした。
    訳者であるおーなり由子さんのあとがきも素敵でした。

    投稿日:2015/12/12

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  • 辛い絵本です

    小さな子どもにとって、母親の死って理解出来ない事なのでしょうね。
    本人がそれを受け入れるには幼すぎる残酷さに、とても辛さを感じました。
    誰にでも訪れる事だけれど、まずは人は死ぬものだと教える必要性はどこにあるのか、チョッとわからなくなりました。

    投稿日:2014/11/11

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  • みんなが幸せであってほしい。

    幼くしてお母さんを亡くした子供のお話です。
    死を理解できる年齢はいくつからでしょうか。
    私の実母は、母親(私にとっては祖母)を1歳半で亡くしています。
    実母はもちろん当時4歳だった叔母も、母親を亡くした当時の記憶はほぼないようです。
    当時小学1年生だった叔父は、精神的悲しみが強かったとか。
    どの子も両親健在で愛情に恵まれ育ってほしい、本当にそう思わずにはいられません。

    投稿日:2019/05/12

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  • 子供の心の揺れ動きが繊細

    お母さんが何故自分の前からいなくなったのか。
    言葉としては分かっているけれど、それが本当はどんなことなのかは、分かっているような分かっていないような、そんな気持ち。
    「分かって」しまうと、現実のこととして受け入れなくてはいけなくなるから、分かりたくない・・・そんな気持ちもあるのかも、と子供の中で揺れ動く悲しみが伝わってきます。

    シンプルな絵、シンプルな文章だからこそ、その余白から、いろいろな気持ちが読み取れるように感じられました。

    投稿日:2018/11/19

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  • ママのいない世界

    このお話は、お母さんが死んでしまった家庭の子供に焦点を当てたお話でした。苦悩するお父さんやお姉さん、家の中のお母さんの形跡を探したりお母さんの物を見て懐かしくなっり・・・残された家族で頑張っている姿が感動的なお話でした。

    投稿日:2015/10/02

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  • 悲しみを抱きしめて

     愛する人を喪うのはつらい。
     そういう人にどう声をかければいいのか、そばにいてもわからない。
     それが小さい子どもであれば、余計につらい。
     この絵本は、愛する人を喪う悲しみ、それを克服していく過程を描いている。

     雨の告別式が最初の場面。たくさんの参列者の傘の列。父親に抱かれて小さな男の子。そしてそのお姉さん。
     「おかあさん、どこに いっちゃったんだろう?」
     男の子はお母さんの死が理解できない。
     家の中をさがしても、お母さんはいない。お墓の花を替えにいっても、枯れている花を見て、お母さんは取りに来ないと、思うほど幼い。
     男の子はもしかしてお母さんが戻ってこないのは、自分のいたずらのせいかと心配する。
     ある日、お父さんにお母さんはいつ帰ってくるのってたずねてみた。
     お父さんは、男の子にお母さんは死んで天国に行ったのだと教えてくれたが、男の子は天国がどこにあるのかわからない。
     でも、しだいに男の子はお母さんがいなくても、お父さんやお姉さんとやっていかないといけないのだとわかるようになっていく。

     男の子の大好きだったお母さんはもどってくることはない。
     悲しみを小さくしていくことだけ。
     男の子は少しずつお母さんの不在を受け止め、残された家族との暮らしを受けいれていく。
     イギリスの絵本作家レベッカ・コッブは色あざやかな色彩を使いながら、しかもハデにはならないようにして、愛する人を喪ったものがどのようにして立ち直っていくかを見事に描いた。
     日本語訳を担当したおーなり由子はこの絵本の最後にこう記している。
     「のこされたひとは、生きていかなくてはならない。(中略)わたしは、くりかえす毎日の、なんでもない時間にたすけられました」。

     もちろん、何年経っても何十年経っても、悲しみは消えないだろう。それでも少しずつ残された人は前に向かうしかない。
     子どもたちにこの絵本が伝えたいことを教えるのは難しいかもしれないが、きっと子どもたちにもわかるだろう。絵本は心に届くはずだから。

    投稿日:2015/08/23

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  • 悲しすぎて・・・・・

    私には、この絵本は、まだまだ孫たちには、読みたくないと思いました。
    幼い子に、母親の死を理解するのはまだ早いと思ったからです。ちょっと切なくて、胸が締め付けられて涙が止まりませんでした。悲しすぎて、読む前に泣いてしまうと思いました。

    投稿日:2014/11/29

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  • 実は今日、娘の誕生日なんですけれども、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    この本を読んで、より一層「死んでたまるか」という思いが強まりました。涙が止まりません。訳をされているおーなり由先生は私が小学生くらいの頃に、少女漫画雑誌で漫画を描いておられた漫画家さんではありませんか…!何と…!

    投稿日:2014/11/14

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  • 大人の方に・・・

    この絵本は、はじめ、内容を知らずに読み聞かせしたのですが、
    とっても深い内容の絵本でした。
    おかあさんがなくなってしまった男の子のお話。
    はじめそのことを理解できず、おかあさんを探すのですが・・・。
    涙がでてきてしまう、とてもせつないお話でした。
    でも強く生きる子どもの生命力を感じたり。
    3歳の娘には難しかったかもしれませんが、何かが胸の奥に
    伝わってくれているのかもしれないなと思いました。

    投稿日:2014/11/04

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