たなばた」 みんなの声

たなばた 再話:君島 久子
画:初山 滋
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1976年04月01日
ISBN:9784834005127
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • 知っていたのと違ったよ

    おぉぉ、子どもを成している。それも二人も。
    織姫がご祭神の神社のすぐ近くで育った私ですが、織姫彦星伝説といえば若い二人の恋愛物しか知りませんでした。天女の羽衣伝説と合体していますね。

    絵が幻想的できれいでしたが、娘には抽象的すぎました。でも天の川もわからない娘ですから仕方ないのかもしれません。やっぱり滴る星のもとで聞かせてあげたいお話ですね。
    今夏は天の川がわかる所へ出かけようと思います。

    投稿日:2007/06/25

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  • とても悲しい・・・。

    わが子たちには悲しすぎた内容のようで、1度きり読んだらもう見たくないと言っていました。
    私としては、幻想的な絵と内容がマッチしてるところがとてもいいと思いました。
    もう、2〜3年してから読んだら理解できるかもしれないなあと思いました。

    投稿日:2007/02/15

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  • 家族の愛

    画家さんの本気は、こどもには通じます。初山さんが描かれたこの絵の美しさは、理屈抜きでこどもらに伝わります。

    お話は、天女のはごろもを隠して嫁取りをした男と、それがきっかけで出来た家族の愛の物語。天に連れ戻された妻を求め、男はこどもらと飼っていた牛に導かれて空へ上がります。そこに立ちはだかる天の川。絶望に陥る父親をこどもらが励まして、天の川から水をくみ出すのです。

    私はこの本を泣かないで読んだことがありません。
    天女と男の愛、お母さんを求め父を励ますこどもらの愛、その子らを思う天女と男の親の愛、天女の身を思うあまり娘を悲しませる王母の愛。この本は、七夕のいわれだけでなく、家族の愛を知る本でもあります。

    投稿日:2006/10/26

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  • 夜空に思いを馳せて・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    七夕の織姫と彦星のおはなし。
    悲しいお話ですが、たなばたの由来を知ることも大事だと思い、読み聞かせました。
    絵本によると、いろんな説があって内容も若干違ってきたりします。
    いろいろ借りてみて驚きでした。
    自分にあったものを読んであげればいいと思いますが・・・
    この絵本は、子供の好きそうな絵ではないように思いましたが、それでも真剣に絵を見ながら聞いているので、(あぁ、こういう絵でも受け入れられるんだなぁ。)と感じた絵本の一つです。
    内容的には、他の読んだなかでは一番自分にあっているかなと思います。
    二人の悲しい愛の物語。
    おうぼさまのやさしさ。
    そして、七夕の日に雨が多いわけ。
    この本を読んで、夜空を見上げて親子で思いを馳せてみたくなりました。
    感想を書いている人が少ないのは、驚きました。
    もっと、いろんな人に読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2006/07/14

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  • 透明感のある美しい絵

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    子どもの頃には、良さが分からなかったかもしれない、淡い色彩の絵に惹かれました。

    牛に言われたとおり、織姫の着物を隠し、お嫁さんにもらって、しあわせだったのに、引き裂かれてしまう悲しさ。

    天の川を、親子で懸命にくみだそうとするところでは、涙が出そうでした。

    いまでは、天の川を見ることがなかなか出来ません。
    子どもたちに、本物の天の川を見せてやりたいです。

    昔から、語り継がれてきた物語を、今の子どもたちは、以外と知らないので、大切に伝えていきたいです。

    投稿日:2006/07/05

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  • か、感動・・・!

    • 沙織さん
    • 20代
    • その他の方
    • 福岡県

    たなばたのお話しは織り姫と彦星が一年に一度、7月7日にだけ会えるというところしか知りませんでした。こんなに感動的なお話しだったなんて。
    アジアンチックでなんとも趣のある絵と、美しい色彩の画風が魅力的です。水彩の柔らかなタッチがこのお話しにぴったりです。おりひめがおうぼさまに天に連れられて行き、悲しみに耐えかねたうしかいと子供達が追いかけて行くシーンに胸が熱くなりました。夫よ、私が誰かに連れ去られた時も頼むよ!おりひめの着物を隠してしまうなんて無理矢理な手段でお嫁さんにしてしまったけど、おりひめの事をとっても愛してしまったんですね。年に一度しか会えないなんて寂しいけれど、それでも待ち続ける二人、そして子供達は純愛という感じでとってもロマンチックです。

    投稿日:2006/07/03

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  • 美しい絵に惹かれて

    初山滋さんの絵を見たくて手にしました。

    私の知っている七夕のお話は
    『牽牛と織姫が恋をし、仕事をしなくなって引き離され、年に一度だけ会うことが許されている』というものでしたが、この絵本には、2人の間にできた子供が登場しています。
    中国の七夕のお話だそうです。
    家庭まで築いた二人が引き離されるこのお話はとても切なく感じました。お母さんを連れて行かれてしまうなんて、子供はどう感じたのか…
    子供は幼稚園で聞く話と違うのでちょっと戸惑ってしまうかとも思いましたが、しっかり聞き入っていました。
    かささぎが天の川に橋をかけ、会うことができるページでは自分の知っているお話と同じ結果になったことに安心したようでした。

    絵は期待通りとても美しく幻想的です。
    お話の世界に娘と一緒に引き込まれました。

    投稿日:2006/07/02

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  • 幻想的な挿絵

    淡い色で書かれている挿絵がとっても印象的。
    これまで何度もたなばたの絵本を読んでいますが、このお話ではうしつかいと織姫の間に子供まで産まれていて・・・
    これが中国に伝わっている説話なのかあ・・・などと感心してしまいました。

    挿絵がとても素敵な作品でした。

    投稿日:2006/07/02

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  • なんとも悲しい物語;;

    • 茶ジロウさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子5歳、女の子3歳

     うしかいと天女の切ない物語。大人が読んでも、そうだったのか・・・と神秘的な絵とお話に引き込まれてしまいます。子どもたちには少し難しいのかなとも思いましたが、不思議できれいで静かで、なんだか悲しい感じのお話であることは伝わっていたようです。
     七夕まえに一度読んで遠い星空に願いを。。今年は7日が晴れますように。。。

    投稿日:2006/06/29

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  • 幻想の世界

    私自身が子どもの頃に好きだった本です。
    少しずるい方法で乙姫様と一緒になるわけですが、その後は一心に愛を貫く姿と幻想的な絵があいまって、子供の私にも印象的でした。

    投稿日:2006/06/28

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