「ゆめみるひつじの おくりもの」 みんなの声

刀根里衣さんの優しくて温かな絵とストーリーが好きで、よく読んでいます。
今回の絵本は、一番末っ子のひつじが、子どもたちに初めて夢をプレゼントするお話でした。

どうやったら、このようなお話が出来上がるのでしょう？
やっぱり、刀根里衣さんは常日頃から心を磨いて、良いことばかりを考えるようにしているのでしょうか？

その心がけを、見習いたいと思います。

タイトルとファンタジックな素敵な色彩の絵に惹かれて図書館から借りてきました。ちびっこひつじは、今夜が初めて眠っているこどもたちに夢をプレゼントするのです。おにいちゃんたちの夢は、とてもプレゼントされたい夢でした。「大事なことは、自分の一番大好きなことをかんがえること！」末っ子ひつじのプレゼントは、「家族」でした。おかあさんひつじに甘える末っ子ひつじの嬉しい顔がよかったです。

ひつじがゆめをみるのかと思っていたら、ゆめをみる子供たちにひつじがプレゼントをするのですね。
とても新鮮に感じました。

ひつじたちが大好きなものを、子供たちにプレゼント。
末っ子のひつじは一体なにをプレゼント・・・？というのがメインのお話。

「家族」は2歳にはちょっとむずかしかったかなぁ。
「お母さん」とかでもよかった気がします。

羊の兄弟は、想像したことを夢にみせることができます。お兄ちゃん羊たちは、お花畑のベッドの夢や、大きなお城の王様になる夢や、甘いお菓子をたくさん食べている夢や、キラキラ星の光る夜の遊園地で遊ぶ夢など、誰もが安心して楽しめるやさしい夢を見せました。一番下の弟ひつじはお兄ちゃんたちのようにできるかな〜？と心配していましたが・・・最後は心温まる展開でした。

刀根里衣さんの優しく温かいイラストに癒されます。
こちらの絵本は，ひつじが子供達に夢をプレゼントするお話なので，おやすみ前の１冊にもぴったりだと思いました。
私だったらこんな夢が見れたら嬉しいな〜と思わず想像したくなってしまうような絵本で，楽しかったです。
ファンタジックなお話にイラストがとても合っていますね！

ひつじの兄弟たちが、眠っている子どもたちに夢をプレゼントするですって。
ちびっこひつじが、初めてのプレゼントにチャレンジするストーリー。
なるほど、お兄さんたちを参考にするのですね。
ポイントは、「一番大好きなこと」を考えるということ。
読者もつい、一緒に考えてしまいそうですね。
まあ、その例が色彩豊かでうっとりです。
ちびっこひつじの結論に、うんうん、ほっこりです。
この感性、やはりうれしいです。
幼稚園児くらいから共感できそうですね。