すばこ」 みんなの声

すばこ 文:キム・ファン
絵:イ・スンウォン
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年04月25日
ISBN:9784593505821
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 44
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  • 巣箱作りたい

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    以前息子が父親と巣箱を作りました。
    息子はどんな鳥がくるのかな〜とすごくワクワクした表情で、のこぎりで板を切り、くぎを打ち、とても楽しそうに作っていました。
    完成した巣箱は、祖父の家の庭の、梅の木の幹にしばりました。みかんを枝に刺しておくと、いつも鳥が食べにくる木なので、家族みんなきっとすぐに鳥が入ってくれることだと思っていました。
    しかし、一向に鳥の巣になる気配はなく、しばらくたつと巣箱をのぞいてみることもなくなってしまいました。

    この本を親子で読んだら、あの時の巣箱は鳥にとって魅力が足りなかったのかもねという話になりました。人からすぐにのぞかれるような高さだったし、入口の穴も小さすぎたのかもしれないねとか、いろいろな意見が出ました。

    もう一度、今度は鳥が入ってみたくなる、住んでみたくなる快適な巣箱を作りたいねと、この本を読んで、息子がまたやる気になりました。次はすてきなおうちができるかな。

    投稿日:2017/08/09

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  • 豊かな時間

    巣箱を作って木に取り付けていた小学生のころを、久しぶりに思い出しました。自然豊かで野山を駆け巡っていた豊かな時代。懐かしいなー。もちろん、巣箱にこんな歴史があったなんて知る由もなく・・。
    綺麗で可愛らしい絵と、素敵な歴史に触れ、小学生のころのような豊かな時間を過ごせました。
    ほんとうに素敵な絵本です。おすすめです!

    投稿日:2017/08/08

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  • 巣箱が森を救う

    まず、巣箱がもともと鳥を捕まえるワナだったことに驚きました。
    そして、どうやって巣箱が世界中に広まっていったのかも初めて知りました。

    ベルレプシュ男爵の、鳥たちへの愛情が数千の巣箱となり、それらの巣箱が鳥たちを守り、やがては森を救うことになります。

    今では、コウモリやモモンガ、ペンギンの巣箱もあると知ってビックリ!
    その巣箱も、色んな材質、形、色もカラフルでとても素敵ですね。

    今年、私の家の隣のガレージに、スズメが巣を作りました。
    ピィピィと賑やかなヒナの鳴き声と、せっせとエサを運んでくる親鳥の姿を見ると、何とも幸せな気持ちになりました。
    そんな鳥たちが安心して暮らせる巣箱が、もっと身近に増えますように!

    木々の美しい緑、鳥たちの可愛らしい姿、色とりどりの綺麗な巣箱など、挿絵もとても素晴らしく、眺めているだけでも楽しめる絵本です。

    投稿日:2017/08/07

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  • 親子で楽しめる

    課題図書なのですね。てっきり小学校低学年向けの絵本だとばかり思っていましたが、いやいや、まったくそんなことはなく、大人でも楽しめる絵本でした。
    娘は、ブーツの巣箱が気に入ったようで、そのページになると声をあげて喜んでいました。
    私も知らないことだらけで、さらに巻末には写真も載っていて本当に勉強になりました。
    親子で楽しめる絵本ですね。

    投稿日:2017/07/31

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  • 素敵な1冊!

    とても素敵な1冊だと思いました。鳥の住む巣箱がどのようにして作られるようになったのか、もともとどういった物だったのか、初めて知りました。

    我が家は主人が外国人なのですが、ヨーロッパの家にも巣箱が置いてあります。なので子供も巣箱のことは知っているのですが、このお話を読んで、「また今度パパの国に行ったら巣箱をもっと置いてあげようね」、と言っていました。そしてまた、「今度自分でかわいい巣箱を鳥さんのために作ってみたい」、とも言っていました。

    巣箱ってこんなに自由な発想でいろいろな物で作っても良いんですね。なんだかワクワクしてきました。子供も自分だけの巣箱を作ってあげたいみたいで、日本の家にも巣箱を置いてみても良いかななんて思いました。本当に鳥さんたちが来て住んでくれると素敵だな、そう思いました。

    でも確かにこの本を見ていると気を切ってしまって鳥さんたちの住む場所ってなくなってしまっているのかもしれません。なんだかすごく考えさせられました。子供にとってもちょっと驚きだったみたいです。でも、普段何気なく使っている木の製品についても、子供に少し考えてもらえれば、と思いました。物を大切に使い、そして自然を大切に思う気持ちが子供に育ってくれたら良いな、そう思いました。

    とても素敵な1冊だと思うので大人が読んでも、お子さんと一緒に読んであげてもお子さんと色々と話をしたりするきっかけになる、そんな1冊だと思いました。オリジナルの巣箱が作ってみたくなる、そんな1冊でも有ると思いました。オススメです。

    投稿日:2017/07/31

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  • 美しい。

    • まおずままさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子10歳、女の子6歳

    鳥の巣箱の誕生の由来を初めてしりました。
    森や鳥の色彩が綺麗で、眺めているだけでも楽しめます。

    鳥の巣箱は、小鳥が大好きな男爵が考え出したものだったんですね。
    男爵の地道な努力が実り、巣箱が世界中に広まっていったとは。

    大人でも楽しめる絵本だと思います。

    投稿日:2017/07/30

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  • 鳥を保護し、木々を守る 受賞レビュー

    鳥のヒナを捕まえるための道具が巣箱になったこと、
    そしてそれはまだ100年ほど前の出来事だったことを知りました。
    道具から巣箱へと用途が変わったいきさつもこの絵本で初めて知りました。
    (大人になってもこういう学びがあるから科学絵本は面白いです。)

    人間が動物たちの住む場所を奪っていることは多くの人が知っています。
    知ってはいますが、そんな動物達の為に何か出来ることはないか…
    とまで考えることは少ないと思います。
    巣箱をかけることは鳥を保護するだけでなく、木々を守ることにもつながるそうです。
    自分にもできる環境保護活動について考えるきっかけをもらいました。

    絵は小さな子どもでも興味を持ち理解しやすいように、
    丁寧に描かれ、また場面割されているように感じました。
    木の実やリンゴをついばむ小鳥は本当に可愛くて、
    うちもどこかに巣箱をかけられないかな、そんな気持ちになりました。

    投稿日:2017/07/28

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  • 久しぶりに!!

    学校の図書でおすすめになっていたこの絵本。
    娘が借りてきましたが、私がはまりました♪
    そういえば、昔はすばこをよく見かけたのに、
    最近は全然見ていない。
    娘にきいてみても、すばこの存在はわかっていても、
    見たことがないとの返事。
    でも、この絵本を読んだら、すばこの大切さがよく
    わかります!!
    そして、すばこの奥深さも、すばこの利点も。
    たくさん描かれているすばこを、ひとつひとつ想像を
    ふくらませながら見るのが、私と娘の楽しみです♪
    絶対みんなに読んでほしいって思える絵本でした。

    投稿日:2017/07/28

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  • 知らなかった!めからうろこ

    機会があれば、必ず子供に紹介したい絵本になりました。
    そういえば、巣箱ってなんのために置くのか考えたこともありませんでした。

    鳥が好きな人が単なる趣味で置いてみてるのかしら?そんな程度でした。

    数千も置けば森を救うほどの力になったのですね〜
    それが日本にも紹介されたようなので、その名残で、自然を守ろう、鳥たちを守ろうという目標をもって置いている方も多いのではないでしょうか。

    森が失われているというテーマの絵本はたくさんありますが、こちらの絵本も大変勉強になりました。


    投稿日:2017/07/27

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  • そうだったんだ〜

    すばこがどのように広まっていったのか、ほのぼのとした雰囲気の絵とわかりやすい文章でかかれていました。鳥たちのおかげで守られた森を見ると、「数は力」だなと感じます。今ある自然を守って、のちの子どもたちに残そうとする人がもっと増えるといいなと思います。ラストに巣箱の材料や置き方のアドバイスなどがあって、作ってみたくなります。

    投稿日:2017/07/27

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