王さまと九人のきょうだい」 みんなの声

王さまと九人のきょうだい 訳:君島 久子
絵:赤羽 末吉
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年11月25日
ISBN:9784001105575
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 80
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  • 特殊な体質!

    おばあさんから生まれてきた9人の赤ん坊は、それぞれがスゴイ体質の持ち主でした。この兄弟たちが王様に悪用されるのでは?と思っていましたが、悪用されるどころか、恐れられて罰を受けることに。意地悪な王様の難題を無事に切り抜けられたのも、この体質と兄弟でそっくりな見た目のおかげですね。ラストは意地悪な王様を追い出し、平和な国になって良かったです。

    投稿日:2017/09/11

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  • 大人気!

    読み聞かせしてはずしたことのない絵本です。
    子どもたちが、なぜ、ここまで好きなのか?

    まずは、悪い王さまを、ユニークな名前の兄弟が次々に登場して、小気味よくやっつける爽快さでしょうか。昔話の持つ独特の力でしょう。

    その話に、味のある赤羽末吉さんの絵がピッタリです。
    赤羽末吉さんは本当に昔話を絵本にする名手だなと、唸らされます。

    またその絵は、君島久子さんの歯切れのよい文章とも相性もバッチリです。

    3拍子も4拍子もそろった昔話絵本の傑作です。

    投稿日:2017/08/31

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  • 痛快なお話

    面白いと何かの本で載っていて、興味を持って読んでみました。
    王さまが9つ子と知らずに彼らを同一人物だと思って、恐れるのが痛快です。どんな難題もそれぞれの得意分野で見事クリアしていってしまうのが清々しく、最後は王さまに買ってしまうから面白いです。
    子どもがもう少し大きくなったら楽しめそうな絵本です。

    投稿日:2017/06/29

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  • お話がおもしろい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    池からでてきた仙人のおかげで、子どもを授かったおばあさん。産まれてきた9人の赤ん坊に仙人がつけた名前はかなり不思議なものばかり。
    でもそれが、悪い王さまの悪だくみを次々とひっくり返すキーポイントになっていて、名前とストーリーがぴたっと当てはまっていく感じが気持ちいい。
    長いお話しだけど、お話しとしておもしろいからか、集中して聞いていました。

    投稿日:2017/04/17

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  • 夢中になりました!

    娘は、この手の絵はすこし苦手。最初は乗り気でなかったのですが、、読み始めたら夢中になりました!

    九人の人間離れした様子に、おもしろがってクスクス笑い通しでした。読み終わったら、すぐにもう一度読みたいとのことで二回続けて読み、大満足でした。

    笑いころげそうになって読める時に間に合って読めたこと、嬉しく思いました。

    投稿日:2016/12/21

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  • まあまあ

    6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    『読書日記』指定の1冊でした。
    良く似てはいますが、よく見るとどこかが違う兄弟が次々とでてきて、王さまをぎゃふんといわせてくれる展開が面白いです。
    ただ絵が単調な感じがするのか、話に大きな山が感じられず間延びした感じがあるのか、長男坊には珍しく長く感じた一冊のようです。
    そんなに長い話ではないんですがね。。。

    投稿日:2016/10/26

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  • 中国イ族の異能をもった兄弟のはなし

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    同系のおはなしは中国だけでなくグリムやヨーロッパの昔話にもありますが、この話は中国のイ族に伝えられている物語を中国の昔話の翻訳家としては有名な君島さんがまとめたもので、異能力を持った九人兄弟のおはなしです。
    兄弟の活躍のなかでは、私は“ながすね”のシーンが好きですね〜。この、孫悟空の「にょい棒」みたいな足の伸び方はウケましたし、このポーズがなんともいいと思いませんか。
    このほかのシーンも、赤羽さんの絵なので、見応えよ見応えは言うまでもありません。

    ところで、この本の見返しの部分に描かれている挿し絵は「版画」ですかね〜?
    姿かたちから見ると、毎回この兄弟のところへ行かされていた悪い王さまの直属の兵士たち三人組のようです。
    本編の方では嫌な兵士にしか見えませんでしたが、この挿絵ではややかっこよく描かれているように感じました。
    赤羽さんのおなさけ(?)なんて、一人でくすくす笑ってしまいました。

    良質の作品で読みやすいので、読み聞かせなどにもお薦めできます。
    小学校高学年くらいからいかがでしょうか?

    投稿日:2016/07/20

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  • 子どもには面白いんでしょうね

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    お勧めされていたので読んでみました。

    ちょっと3歳児には早かったのか、
    息子は「なんで」を連発して聞いていました。
    話も少し長かったようです。
    でも、最後までよく聞いていたのはやはり面白いからかしら。

    最初はなんだこの名づけのセンスはと思っていましたが、なるほど。

    兄弟助け合ういい話ではあるけれど、
    「きってくれ」とかサドな感じが、
    私はちょっと引いてしまいましたが、
    子どもには面白いんでしょうね。

    投稿日:2016/04/20

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  • ちょっと早かったかな。

    4歳幼稚園年少さんの娘に読み聞かせました。
    我が家の娘にはまだちょっと早かったかな〜最後まで聞いていましたがどこまで理解してくれたかは微妙です(笑)。
    殺してしまえ〜という王さま,そのような表現が出てくる絵本なので,善し悪しや色々なことが理解ができる年頃になってから読む方がいいかも知れません。
    そういう意味では小学生向きでしょうか。

    投稿日:2015/02/26

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  • 軽々とこなして

     表紙の、9人の顔が印象的な絵本。どんなお話か、楽しくページをめくりました。

     王様のめいれい、最初は苦笑いしながら見ていましたが、どんどんエスカレートしてびっくりしてしまいました。でも、9人の兄弟たちが、軽々とこなしてしまうのが、おもしろかったです。

     読みやすい文章と、いきいきした絵がよかったです。
     王様と9人の兄弟たちの戦い?が、痛快なお話でした

    投稿日:2014/08/25

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