うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話」 みんなの声

うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話 作・絵:北川民次
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1962年
ISBN:9784834000078
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,202
みんなの声 総数 25
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  • 知恵があれば必要以上の力はいらない

    メキシコの民話なのですね。黄色と骨太の版画が印象的な表紙です。小さな身体のうさぎが、神様にもっと大きな身体にしてほしいと頼みにいきます。そこで神様はうさぎに危険なミッションを与えます。知恵でそれをクリアしたうだぎ。しかし神様は賢いうえに身体も大きくなると、いばって横暴になると心配して、身体の一部分だけを大きくしました。どこか分かりますね。

    投稿日:2024/09/22

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  • うさぎの意外な一面?!

    いつも仲間のけものにいじめられているうさぎが、神様に、もっと大きくて強い体をくださいとお願いします。
    神様はとらとわにとさるを殺して皮を持ってきたら、願いを叶えてやろうと答えます。
    メキシコ民話のなぜなぜ話を元にした絵本です。
    色合いは地味なのに、とても印象的な絵。
    うさぎの意外な一面?が見れて、面白かったです。

    投稿日:2021/02/18

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  • うさぎが神様に体を大きくしてもらいたいとお願いし、神様から、トラ、ワニ、猿の皮を剥いで持ってくれば願いを叶えてやると言われ、棒で殴って皮を剥いだというのは結構衝撃だなと思ったのですが、子どもは意外とそういう感情はなく、お話を楽しんでいました。願いを叶えてもらえると思ったうさぎが、体の一部だけを大きくしてもらうことになり、ウサギの耳だけが大きくなったものの、最後に神様に投げられたところは納得できなったようです。

    投稿日:2020/11/09

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  • ちょっと怖い話

    違う国の文化や民謡を知れるのは絵本ならではの楽しみですね。
    今回はメキシコの民話です。かみさまにお願いをしてうさぎは自分の姿を大きくしようとします。その願いを叶える方法は動物たちを殺して皮をはぎとってくるということ。うさぎは強い動物なんですね。

    投稿日:2020/10/06

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  • うさぎの知恵

    小さなうさぎが、大きくなりたいためにと、とらとワニとさるの皮を手に入れるために、悪知恵を働かせます。
    その悪知恵が神様には気に入らなかったのでしょうか。
    可愛いうさぎの耳がこんな理由で長くなったとは、意外感たっぷりのお話です。
    メキシコの昔話のようですが、日本人が作った絵本です。

    投稿日:2019/10/07

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  • 絵が素晴らしい

    表紙の絵がすごく気になったのと
    タイトルが興味をそそり、手に取りました。

    なんと・・
    かわいいウサギさんが
    身体を大きくしてもらうために神様に交渉して
    結果、
    トラとワニとサルを殺して皮をはぐというグロ展開!!!
    なのに・・
    絵と、おだやかな文のせいか
    ちっともグロくない。
    娘はただ「ふーん」という感じで
    昔話に浸っていました。
    なんだかすごーく、独特の雰囲気がある本です。

    投稿日:2017/01/15

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  • 神様、正しい!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    9歳の息子と読みました。

    可愛らしい小さいウサギが、神様に大きいからだにしてもらうために、
    神様の言いつけどおり、
    トラ・ワニ・サルを自力で殺して皮をはいでくる物語。

    最初のか弱さはどこへやら、
    うまーくこれらの動物を騙し、ガンガン棒で殴り殺し、
    皮をはいでくるウサギの姿は、もはや惨忍そのもの。

    「もう、大きくならんくて、いいんじゃない・・・?」と
    ちょっと引きつつもつぶやいてしまった私と息子でした。

    と、そこはさすが神様!
    正しい!

    神様がうさぎに計らった対応の絶妙さに、
    「ほー」とため息がでた私たちでした。

    メキシコのお話のようですが、作者さんは日本人。
    絵もなかなか素敵ですよ!

    投稿日:2016/05/25

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  • 結構理不尽な話

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    6歳の長男に読みました。

    メキシコの民話だそうです。いつも他の動物にいじめられていた小さなうさぎが、神様にもっと大きくして欲しいと頼みます。神様はトラとワニとサルの皮を持ってきたら願いを叶えてやると言いますが、そのためにはこれらの動物を殺さなければなりません。

    うさぎは持ち前の賢さでそれをやってのけますが、神様は、賢いうさぎを体まで大きくしては他の動物たちに危害がおよびかねないと言って耳だけを大きくしてくれます。

    結構残酷な場面もありますし、神様も、自分から条件を出しておきながら、約束を守らないなんて、と思えますが、こんな理不尽さも民話ならではでしょうか。

    投稿日:2014/11/20

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  • そうだったのか!

    うさぎは、自分が小さくていつも森の動物にいじめられていたので、神様に、もっと大きくしてほしいと頼む。神様は、とらとわにとさるの皮を持ってきたら、かなえてやると言います。
    うさぎは、知恵を使い3匹の皮をとり、神様のもとへ。神様は、こんなに頭のいいうさぎを大きくすれば他の動物をいじめるだろうと、耳だけを長くした。というメキシコの昔話です。

    小さいうさぎが、知恵と自分の得意なことを生かして大きな動物をつぎつぎ打ち負かしていくところが痛快です。
    でも、神様はうさぎとの約束をちゃんとは、守っていないな?と思ったり、うさぎは耳だけ長くしてもらって、納得がいったのか?疑問も残ります。
    3回繰り返すところ、ちょっと残酷な所も淡々と事実だけを語るところは、昔話共通でしょうか?興味深いです。

    投稿日:2014/01/21

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  • とても良いお話だと思います

    図書館でなんとなく目に留まり借りてきました。
    結構な文字数ですが5歳の息子もしっかり聞いてくれました。

    絵本ですが、うさぎと神様のやり取りの言葉遣いが
    しっかり敬語や丁寧語で訳されているのがいいですね!
    主婦の日常会話の中ではなかなか敬語などが出てこないので
    TPOや相手に合わせてお話するお手本になると思います。

    また、うさぎの賢いこと!
    小さくても知恵を働かせれば無理だと思うこともできるんだと
    読んでいる方にも思わせてくれました。
    とっても良い昔話だと思います。

    投稿日:2013/11/28

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