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けんちゃんのもみの木」 みんなの声

けんちゃんのもみの木 作:美谷島 邦子
絵:いせひでこ
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2020年10月01日
ISBN:9784776409762
評価スコア 4.5
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  • 切なすぎますね。

    この事故は私も覚えています。
    小学校低学年だった私は、家族でこの事故をテレビのニュースで見ていました。
    群馬県出身ではありませんが、比較的近い地域だったので、親もこの大惨事のニュースを凝視していた風景が、今も走馬灯のように蘇ります。
    今親になり、子供を失った方もいたのだと思うと、本当に改めて心が痛みます。
    今年はコロナの影響で登山を諦めた方もいるでしょう。
    どうか想いは届きますように。
    届いていますね、きっと。
    そしてもう二度とこのような事故が起こりませんように。

    投稿日:2020/09/15

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  • 胸にせまる・・

    こんなに悲しみが生々しい本を
    私は読んだことがない・・。

    日航機墜落事故で息子を亡くされた方の絵本です。

    一粒一粒を何度も吟味されたであろう言葉が
    穏やかに物語るものは
    言い尽くせない悲しみのように感じました。

    逆縁は、
    それがどんな場合であれ
    癒えることはないものだと思います。

    この絵本は
    そんな誰かに寄り添える一冊だと思います。

    投稿日:2022/03/25

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  • 御巣鷹山の祈り

    1985年8月12日、日航ジャンボ機墜落事故で、9歳の次男健ちゃんを亡くした遺族による作品です。
    遺族に寄り添ってきたいせひでこさんが、一緒に祈りを紡ぎます。
    突然消えたわが子を探し求める母の気持ちに胸が痛みます。
    それでも、もみの木を植え、月日を積み重ね、少しずつ前へ進むのです。
    いのちの重み、遺族の気持ちを包み込む祈り。
    小学生くらいから、この現実をそっと受け取ってほしいです。

    投稿日:2021/03/29

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  • いのちをつなぐ

     1985年8月12日に起こった日航ジャンボ機墜落事故から2020年で35年になりました。
     520人という多くの尊い命が犠牲となったこの事故で、この絵本の作者である美谷島邦子さんも当時9歳だった次男の健ちゃんを亡くしています。
     月日が経つとともにどんなに大きな事故であっても風化していきます。
     まして35年という長い時間は、あの事故を知らない人が増えていることでもあります。

     この絵本を手にするお父さんもお母さんも、もしかしたらあの事故を知らない世代かもしれません。
     絵本の中には飛行機の残骸も描かれていないので、飛行機事故の犠牲になった幼い命とそのお母さんのお話だとはわからないかもしれません。
     けれど、どうか忘れないでください。
     あの日、多くの命とさようならをしたもっと多くの人たちがいたことを。

     そして、それはあの事故だけではありません。
     2011年春に起こった東日本大地震でもそうだし、近年たびたび発生する水害でもそうです。
     突然さようならをしなければならない悲しみ。
     あるいは、現在のコロナ禍ではさようならさえ言えないままお別れしないといけないといわれています。
     この本はジャンボ機が墜落した御巣鷹山に植えられて一本のもみの木の話ですが、その木はずっとたくさんの悲しみも見守っている「THE FIR TREE(もみの木)」です。
     いせひでこさんの優しい絵がそっと寄り添ってくれます。

    投稿日:2020/12/13

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  • 追い求める命

    いせひでこさんの絵にひかれて手にした絵本で、言葉を失ってしまいました。
    御巣鷹山の日航ジャンボ機事故で亡くなった9歳の健ちゃんに寄せる、母親の焦燥感と35年間に辿った心を回顧する、祈りにも近い絵本でした。
    一瞬にして亡くなった520名の命、突然に断ち切られた人生を追悼して止みません。
    それから様々な事件、事故、災害があって、多くの悲しみがありました。
    人々の心から離れてしまった35年前の出来事ですが、家族にとっては、現在に繋がる、もみの木の成長のように心に根付いた忘れられない思いであることを痛感しました。

    投稿日:2020/12/02

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  • 子どもを思う母の気持ち

    「もみの木」なので
    時期的にも
    クリスマス?関連かと思ったら・・・
    大外れ

    表紙を開いて

    群青の空からの流れ星に
    「おすたか山」という言葉に
    あ・・・
    520人が亡くなった35年前の
    御巣鷹の飛行機事故
    のおはなしでした

    こんなにも多くの人が
    一瞬の間に、亡くなるという事実
    山一面に飛行機の残骸
    毎年行われる登山を伴った慰霊のニュースを
    毎年TVのニュースで見て
    手を合わせ、祈ることしかできません
    高齢化でーというおはなしも
    どんな話題でも出てきますが
    事故、災害について
    風化しないように
    大事なことを伝えていく
    大切なグッズに絵本はなっているな・・・とも
    思うのです

    今までの、いせさんのモチーフの
    樹、ひまわり、群青・・・全部出てきます
    その絵で、辛くなる、悲しい気持ちを
    なんとか、浄化?昇華?させられるというか
    伊勢さんの思い
    絵の力を感じます

    投稿日:2020/11/04

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  • なかなか癒せない哀しみ

    日航ジャンボ機墜落事故で、9歳の次男を突然亡くされた著者の、どこにも持っていきようのない喪失感や悲しみを、断片的な言葉を紡いで描かれた絵本。大切な人を亡くした哀しみの本だということは、あとがきを読む前から伝わってくるけど、あとがきを読んで、より深く感じた。

    投稿日:2021/10/01

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